三島由紀夫の謎

 

2020年1月29日 (水曜日)

 

三島由紀夫の謎

 


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ケイトー。。。、どうして急に三島由紀夫の謎を持ち出してきたわけぇ~?


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実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んだら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

 


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近代日本が生み出した最高の知性が、なぜこれ以上ないほど「愚か」な最期を選んだのか?

そして、「究極の小説」を目指して執筆した最後の長編『豊驍の海』のラストは、なぜ支離滅裂ともいうべきものになったのか?

1970年11月25日、三島は市ヶ谷駐屯地に向かう前に、編集者へ『豊驍の海』の最後の原稿を渡すよう準備を整えている。

つまりこのふたつの謎には何らかの繋がりがあると考えるべきなのだ。

だが、これまで誰もそれを「合理的」に説明できていない。

あの日、作家の内部でいったい何が起きていたのか?

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


『三島由紀夫 ふたつの謎』
著者: 大澤 真幸
2018年11月16日 発行
発行所: 株式会社 集英社

。。。で、上の箇所を読んで、ケイトーは何が気になったわけぇ~?

あのねぇ~、この本の著者は「このふたつの謎には何らかの繋がりがあると考えるべきなのだ。 だが、これまで誰もそれを「合理的」に説明できていない」と断定しているけれど、これまで誰も説明していないのは、ほとんどの人が、その関連を重要だとは思ってなかったからですよ。。。

つまり、ケイトーも、その関連は重要じゃないと思っているわけぇ~?

そうです。。。 だいたい、作家と作品というのは、別物ですよ。。。 一つの作品の中に、作家の人生観や価値観がすべて込められていると考えるのは、妄想か幻想ですよ。。。 司馬遼太郎さんが次のように言ってました。。。

 


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“作品は作者だけのものと違うんやでぇ~。。。

作者が50%で読者が50%。。。

そうして出来上がるモンが作品なんやでぇ~”

 

でも、作品の中には、作者の人生観、世界観や価値観が多少なりとも含まれているのじゃないのォ~?

いわゆる「私小説」と呼ばれるジャンルの作品には、シルヴィーが言うように確かに作者の人生観、世界観や価値観が含まれる可能性があるのは納得できますよ。。。 でもねぇ~、例えば、司馬さんが書いたような歴史小説の中では、作者の人生観、世界観や価値観が歴史的人物(主人公)と同じだったら、読者は納得しませんよ。。。

それも、そうねぇ~。。。

だから、原則として作者と作品は別物なのですよ。。。 だから、作品を精査して謎を解くなんて、無理な話です。。。 作品を理解するのに、50%の読者の主観や人生観、経験、感性、教養などが入り込むのだから。。。

上の本の著者は「『豊饒の海』のラストはあれでいいのか?」と問題を提起しているけれど、ケイトーは どう思うのォ~?

あのねぇ~、作者がそのようにラストシーンを書いたのだから、それでいいに決まってるでしょう! 不満ならば、読まなければいいし、読んで作者と意見が違ってムカついたら、その後、その作者の本を買わなければいいのだから。。。

著者は「なぜ切腹したか?」とも 問題を提起しているわねぇ~。。。

三島は切腹したかったから切腹したのですよ。。。 なぜなのか? そんなこと、本人に訊く以外に、誰もはっきりと理由は分からないですよゥ。。。 ただ、はっきり言える事は、どのような理由であれ、三島由紀夫は切腹したかったのですよ。。。 だから事実、三島由紀夫は切腹して自死を遂げたのです。。。

でも、それじゃあ、身も蓋もないじゃない。。。 上の本の著者は、そこを考えましょうということで、本を書いたのだから。。。

あのねぇ~、僕は上の本が図書館にあったから、読んだわけで、本屋でタイトルを見たら、ちょっとだけ立ち読みして買ってまで読みませんよ。。。

どうして。。。?

だってぇ~、死人に口なしですよ。。。 『豊饒の海』は書評を読んで、興味がわかなかったから読んでないし、それに、切腹なんて、時代錯誤も甚(はなは)だしいですよ。。。 僕は、その報道を初めて聞いた時 「馬鹿な事をしでかした!」としか思えなかったですよ。。。

そう言えば、そのことで、かつてケイトーと話したわよねぇ~。。。

 

慈椰 春香(じや はるか)さんは昭和45年当時、日本航空のスチュワーデスをしていたわけぇ~?

そういうことです。。。

 


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あらっ。。。 マジでスチュワーデスの制服を着ているわねぇ~。。。

あのねぇ~、春香さんが小学生の頃に『大空に乾杯』という映画を観たのですよ。。。

 


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つまり、この映画を観て春香さんは日本航空のスチュワーデスになろうと決めたわけなのォ~?

そうなのです。。。 その当時、日本ではスチュワーデスというのは少女の憧れの職業だったのですよ。。。

最近のカナダとはずいぶんと違うのねぇ~。。。 私は小学校の教師をしていたのだけれど、生徒の数が減ったのでレイオフになったのねぇ~。。。 つまり、人員カットで生徒が増えるまでの間、自宅待機というわけよ。。。 でも、食べるために何かしなければならないので、私は外国語をけっこう話せるから 手っ取り早くエア・カナダのキャビン・アテンダントになったのよ。。。

 


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シルヴィーがエア・カナダのキャビン・アテンダントをしていたという事は話には聞いていたけれど、こうして写真を見ると、“孫にも衣装”でシルヴィーはまるで人気女優のようにサマになってるねぇ~。。。

煽(おだ)てても何もでないわよ。。。 ケイトーは知っていると思うけど、カナダではキャビン・アテンダントというのは、少女があこがれるような職業じゃないのよ。。。

どうして。。。?

仕事がきつい割りに お給料がよくないからよ。。。

それで、シルヴィーは少し勤めて止めてしまったわけぇ~?

そうなのよ。。。 生徒が増えてきたので、教師に再雇用されたわけなの。。。 で、春香さんは、どういうわけで『ジャルパックと国際化』を読んだわけなのォ~?

検索結果に次の写真を見たからですよ。。。

 


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春香さんが生まれて 物心ついた頃の時代ですよ。。。 それが、この『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画なのですよ。。。

つまり、「1970年昭和45年日本航空スチュワーデス画像」と入れてGOOGLEで画像検索して、「もしかして自分の写真が出てるかなァ~。。。」と思って検索結果を見ていたら、懐かしい『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画のポスターが出てきたので、その写真をクリックしてケイトーのブログにやって来たというわけなのねぇ~。。。

ネットをサーフィンしていると、つい興味深い写真とかイラストに目が移って わき道へそれてしまうということがシルヴィーにもあるでしょう!?

言われてみれば、確かにそういうことってあるわよねぇ~。。。

昭和45年(1970年)には、いろいろな出来事があったのですよ。。。

たとえば。。。?

三島由紀夫が1970年11月25日に割腹自殺しているのですよ。

 


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つまり、この三島事件は多くの日本人にショックを与えたわけぇ~?

日本人だけじゃないでしょう! 今時、「ハラキリ」をするなんて海外では“野蛮”だとか“時代錯誤”だとか。。。、そう思ってショックを受けた人も大勢いたのですよ。。。 シルヴィーはどう思ったのォ~?

やっぱり、日本人は太平洋戦争の時代の“カミカゼ”の伝統がなんとなく受け継がれているのかなァ~、と思ったわねぇ~。。。

あのねぇ~、戦後生まれの僕らの世代では、「ハラキリ」をする人など まず居ませんよう。。。 そんなのは日本の伝統などではない!

要するに、三島由紀夫は例外だと言いたいわけぇ~?

そうですよ。。。 一般の日本人とはかけ離れていましたよう。。。 当時の日本人は、あの悲惨な戦争の事を忘れたように万博で浮かれていたのですからねぇ~。。。

 


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つまり、大阪で万国博覧会が開かれたことがきっかけで、古い日本からケイトーは世界に飛び出して行ったわけなのねぇ~。。。

そういうことです。。。 僕にとって、三島由紀夫は最後の古い日本人なのですよ。。。

つまり、慈椰 春香(じや はるか)さんも、ケイトーと同じように古い日本から飛び出した新しい日本人なのねぇ~。。。?

僕は、そう思います。。。


『日航スチュワーデス』より
(2017年7月8日)

 

つまり、三島由紀夫にとって、1970年代の日本は極めて住みにくかったわけなのねぇ~。。。?

そういうことですよ。。。 彼の理想とする世界は大義に生きて大義に死ぬことだった。。。。 上のクリップのNHKのインタビューで、そう語ってますよ。。。 しかも、その自分の想い描いた世界を『憂国』というタイトルで映画をつくった。。。 その映画の中で三島自身が主人公になって切腹もしている!

要するに、自分が思い描いた世界と現実があまりにも乖離していたので、そのまま生きることは「大義に反している!」それで、自分の理想の世界の大義のために切腹して果てた! ケイトーは、そう信じているわけぇ~?

上の2つのクリップを見たら、そうとしか考えられないでしょう!

要するに、1970年代の経済大国になろうとしている日本に絶望して、死に場所を求めていたということォ~?

そうです。。。 そして、切腹する場所を陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地と決めたわけですよ。。。

でも、近代日本が生み出した最高の知性が、なぜこれ以上ないほど「愚か」な最期を選んだのかしら?

あのねぇ~、確かに、素晴らしい作品も書いているけれど、さっきも言ったように作品と作者は、別物ですよ。。。 作者が亡くなっても作品は生きてゆくのだから。。。 僕も『金閣寺』は読んだけれど、実際の事件にインスピレーションを得て、素晴らしい作品に仕上げていると思いましたよ。。。 でもねぇ、三島由紀夫本人に対しては失望しました。。。 結局、時代錯誤に殉じて自殺した、その程度の知性しか持っていなかった。。。 哀れな人間だと、僕は個人的には考えていますよ。。。

厳しいのねぇ~。。。

“終わり良ければすべて良し!” という格言があるけれど、三島由紀夫の場合は、自分では最後に大義のために死んだつもりでも、少なくとも僕の目には、時代錯誤もはなはだしい切腹までして世の中を騒がし、人生の最後で汚点を付けまくったダメ人間という印象でした。。。 哀れとしか言いようがない! たぶん、多くの平凡な日本人は、当時 そう思ったと思いますよ。。。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、今でも三島由紀夫は近代日本が生み出した最高の知性だと思っていますかァ~?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私に命令するのですか?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


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『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』

『宮沢りえと床上手な女』


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『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』


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『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『やっぱり、セックス』

『セックス風呂具村』

『CIAの黒い手再び』


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『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


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『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』

『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


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『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』

『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』

『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

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