サン・ラザールの裏路

 

サン・ラザールの裏路

 


(lazare03.jpg)


(lazare01b.jpg)


(sylvie500.jpg)


(sylviex.jpg)

ケイトー。。。、最近、パリへ行ってサン・ラザールの裏路を散策したのォ〜?


(kato3.gif)

いや。。。 コロナウィルスで世界中が騒いでいるので、とてもパリへ旅行することなど考えられませんよ。。。

それなのに、どういうわけでサン・ラザールの裏路を取りあげたの?

実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んだら次の箇所に出くわしたのですよ。

 

サン・ラザールの裏路

 


(endo01.jpeg)

 

その時、ぼくは、辻の陰に、二つの別の影を見ました。
ぼくはたちどまりました。
それは、白衣を着た二人の修道女だったのです。(略)

「何をしているんだろう」
(略)十時をすぎた、このパリ、サン・ラザールの裏路、おそらく、そうした修道女たちには罪と、穢れに満ちた夜の辻を、彼女たちが歩かねばならぬ理由がわかりませぬ

 


(lazare02b.png)


『拡大する』

 

何か仕事で帰りが遅れたというなら、まだ灯光のきらめく、平凡な表通りが一町先にあるはずです。
しかも、雨が少しずつ、あたりをぬらし始めたというのに。

ぼくは好奇心にかられてそっと、この二人の修道女のあとをつけ始めました。(略)

 


(nuns02b.jpg)

 

突然、彼女たちはたちどまり、角灯の陰で誰かと話し始めました。
ぼくは、とある壁の陰から、ジッとそれを見つめていました。
聞きとれぬ小声の後に、修道女は一枚の紙を相手に渡して、それから去っていきました。

雨が、少しひどくなり始めたので、修道女を追うことをやめました。
身近な家の入り口の中にはいり(フランスの市では、各家庭はアパート生活ですから入り口は、誰でもはいれるのです)、ぼくは雨の降りやむのをまちました。
その時、角灯の陰から、先ほど、紙を渡された相手が小走りに、ぼくと同じ入り口の中にはいってきました。

「いやになっちゃう」
戸口の陰にもたれているぼくの姿に気づかず、女は、誰ともなしに呟きました。
ほの暗い電灯の光に彼女の、厚い化粧、真っ赤なルージュが、能面のように不気味に浮かび上がっていました。

 


(hooker72b.jpg)

 

ただ、眼の隈(くま)だけが、疲労のためか、小ジワが寄り黒くふちどられているのをぼくはぼんやり見つめました。

「おや……」
女はぼくを見つけて,何か呟き、口をまげて笑いました。
立っているのがつらいのでぼくは、地面に腰をおろして膝をかかえました。(略)

女は黒いハンドバッグから、煙草を出し、口にくわえてマッチをくしゃくしゃに探し始めました。
どうしても見つからぬらしいから、ぼくは、自分のを出して火をつけてやりました。
「あんた、寝る所ないの」
と彼女は訊きました。
この女は、ぼくがパリによくいる、外人浮浪者の一人と思ったのかしらん。(略)

「さっき、尼さんが渡したの、あれ何だい」
「ちょっ、捨てちゃったよ。自分たちの所に来いって言ってんのさ」
「あの尼さんたち、時々来んのかい」
「らしいね」(略)
「行く人あるの」
「時にはね」
それから彼女は舌をちょっと出して嗤(わら)いました。

ぼくは、君、なぜ行かないのかと聞きたかったけれど黙っていました。
雨はまだ振りつづけていましたが、汽車に乗り遅れそうなので、ぼくは、上衣の襟をたてて外へ出ました。(略)

一町ほど行った時、うしろから、走り音がきこえてきました。
それは彼女でした。
雨でその顔や服はぬれていました。
「あんた、マッチ、忘れたよ」
と彼女は言いました。
「とっときなよ」
ぼくは急に嬉しくなり、マッチを彼女のぬれた掌(てのひら)に渡しました。
「有難う」
と彼女は言いました。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


(94−98ページ)『ルーアンの丘』
著者: 遠藤周作
2017年8月3日 第1刷発行
発行所:株式会 PHP研究所

 

つまり、サン・ラザールの裏路、おそらく、そうした修道女たちには罪と、穢れに満ちた夜の辻を、二人の尼さんが歩いていたので、ケイトーも不思議に思ったと言うわけねぇ~。。。

そういうことですよ。。。当時、サン・ラザールの裏路は赤線地帯だと思うのです。。。

 


(redlite2b.jpg)

 

つまり、赤線地帯に尼さんがいるのは不自然だというわけねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。

でも、それは尼さんたちが娼婦を更生させようとパンフレットを配ったりして運動していたでしょう。。。

結局、著者の遠藤さんも後を付けて行って、当の娼婦から話を聞き、そういう結論に達したと思うのですよ。

。。。で、その事がケイトーの興味を引いたわけなのォ〜?

そうです。。。読んだ後で、ふと、かつてのバンクーバーの事が思い出されたのですよ。。。シルヴィーは、1980年代はトロントで暮らしていたと思うので、当時のバンクーバーの様子を知らないと思うけれど、いわゆる娼婦、当時はセックスワーカーと言われていたのだけれど、バンクーバーはすごかったのですよ。。。彼女たちがバンクーバーの繁華街は、もちろん、ウェスト・エンドの住宅地にまで出没して、うるさくて住民が安眠を妨げられた。。。

どうしてうるさくなるわけ?

彼女たちを目当てに、冷やかし半分の野次馬や客たちが住宅街にまで車で入ってくる。。。セックスワーカーとの言い合いや、クラクションを鳴らしたりで、まるでお祭りの夜のような騒ぎが出現した。。。毎日、それが続くと住民はたまったものではない。

 


(hooker71.jpg)


(hookerdavie.jpg)

“Hookers on Davie” 1984 documentary

 

。。。で、ケイトーもウェストエンドに住んでいたので、そのお祭り騒ぎに参加したというわけぇ〜?

あのねぇ〜、僕が住んでいた地区はスタンレー公園に近いところだったので、セックスワーカーは来なかった。。。デイヴィー・ストリート、ジャーヴィス・ストリート、ブロートン・ストリートのような、ウェストエンドの中心部をなす通りにセックスワーカーが屯(たむろ)していたのですよ。。。

結局、ケイトーとセックスワーカーの出会いはなかったわけぇ〜?

ところが品行方正な僕でも、セックスワーカーとの出会いがあったのですよ。

ぜひ、その時のことを聞きたいわァ〜。。。

確か1982年か、1983年頃だと思うのですよ。。。僕はクウィーン・エリザベス・シアターへ「インド民族音楽の夕べ」を楽しむためにルンルン気分ででかけたのですよ。

一人で。。。?

ジューンさんと一緒に聴きにゆく予定だったのだけれど、彼女が急にパリに出張することになった。。。だから、僕一人で行ったのです。

ケイトーは、インドの民族音楽にも興味があるのォ〜?

興味があります。。。あのマンドリンの親分のようなでかい楽器でビヤ〜ン、ビヤ〜ンと共鳴するようなエキゾチックなメロディ〜を奏(かな)でると、僕の心も共鳴するように反応するのですよ。。。しかも、ジャズをインド楽器で演奏するという余興まであった。

 


(sitar01.jpg)

 

。。。で、隣に坐ていたのがハイクラスのセックスワーカーだったというわけぇ〜?

まさかァ〜。。。、セックスワーカーがインド楽器が奏でる音楽を聴きに来るわけがいでしょう! 稼ぎに忙しくって、そんな暇はないはずですよ。。。

。。。で、どこにセックスワーカーが出現するわけよ?

公演が終わってマンションに帰ろうとしたけれど、腹が減ったので近くのチャイナタウンまで歩いていって、安くて美味いラーメンに似た中華ヌードルを夜食として食べたのですよ。。。 それから、歩いてジョージアホテルの前を通りかかった。。。たぶん、11時を過ぎていたと思うのだけれど、それと分かる派手でセクシーな服装を身にまとった女たちにワッと取り囲まれてしまったのですよ。。。

 


(hotelgeorgia.jpg)


(hooker73.jpg)

 

あらっ。。。ウエストエンドじゃなくて、バンクーバーでも有名な老舗ホテルと言われているホテルジョージアの前でつかまったのォ〜?

そうなのですよ。。。 少なくとも5人のセックススワーカーに囲まれて「あたしを買ってよ、あたしを買ってよ。。。」と、すごいセールスピッチが飛び交った。。。 その内の一人が、他の女を退けて僕に食い下がった。

ついに、ケイトーは餌食(えじき)になったわけねぇ〜!?

いや、残念ながら僕は十分な現金を持ち合わせてなかった。。。 聞けばシアトルから出稼ぎに来たというのですよ。。。警察の取締が厳しくなったので、バンクーバーは当時、フッカー天国だというのを聞いて流れて来たと言うのです。

つまり、バンクーバーのフッカー市場がよく分からなかったのでウエストエンドからちょっとばかり離れたホテルジョージアの前で客引きしていたわけなのねぇ〜。。。

たぶん、ウエストエンドのめぼしいスポットは地元のセックスワーカーの縄張りになっていたと思うのですよ。。。しかたないので、出稼ぎの女たちは金のある旅行者を目当てにホテルジョージアの前に陣取っていたようです。

つまり、ケイトーを日本からやって来た金持ちの旅行者だと思ったわけねぇ〜?

そうなのですよ。。。 だから、僕は地元に住んでいる貧乏な日系カナダ人だと、英語でベラベラと言い訳を並べたのです。 それで彼女は、やっと納得して僕を解き放してくれました。

「あんた、いい仕事を見つけて、金を稼ぎなさいよ! 所持金が9ドルなんて、みっともないわよ。。。いくら出稼ぎだと言っても、9ドルじゃあ、とても相手にする気がないわ。」

彼女とすれば、すでに午後11時を過ぎていたので、ホテル滞在のお客をゲットして一晩ホテルジョージアで過ごそうと予定したようですよ。。。だから、他のシアトルからの出稼ぎセックスワーカーも、どうやってホテル代をうかせるか必死だったわけです。

つまり、この事を言うために、わざわざ私を呼び出したのォ〜?

もちろん、そればかりじゃありません。。。 まだ、バンクーバーが「フッカー天国」だと言われる数年前、トロント大学の学生だった僕は愛車ピントでトロントからバンクーバーまで国道1号線を東から西の端まで、大陸横断したのですよ。。。帰りはアメリカを横断してニューヨークに立ち寄りトロントへ戻ったのです。

 


(pinto2.jpg)

『ニューヨークの混浴露天風呂』

 

その時初めてバンクーバーを訪れたの?

そうです。。。1週間ほど滞在するつもりでグランヴィル・ストリートの安宿に落ちついたのですよ。。。
確かシャワーとトイレが共同で、1泊7ドルほどでしたよ。

 


(samesun2.jpg)

 

そういう所ってぇ、安全なのォ〜?

確かに、金持ちが泊まるところじゃない。。。 あのねぇ〜、僕は、それまでにもニューヨークのブルックリンだとか、比較的治安の悪い所で数週間ほど滞在していた経験があるから、どのような服装をして、どのように振る舞えば、現地の貧乏人と見られて、犯罪に巻き込まれずに済むのか? そういう事を意識的に学習したのですよ。

それで、その安宿で何があったわけなのォ〜?

バンクーバーの観光名所をほぼ全て見て回ったあとで、することがないから僕はスタンレー公園のテニスコートで、知り合いになった人とテニスを楽しんでから宿に戻ったのですよ。。。すると、安宿の入り口に30歳代のごく普通の女性が編み物をしてながら立っている。

 


(knit02.jpeg)

 

なんで、安宿の入り口で立ったまま編み物をしていたの?

だから、僕も不思議な人を見る思いで、その女性の服装とか表情をマジマジと見ながら、安宿に入ろうとしたのですよ。。。と、二人の眼が合った。。。 “Do you need company by any chance? (ひょっとして、お話し相手でも欲しいんじゃないの?)”と、その女は、取ってつけたような笑みを浮かべて僕に話しかけてきたのですよ。

あらっ。。。 それってセックスワーカーがお客をゲットするときの呼びかけじゃないのォ〜?

そうなのですよ。。。 でも、ごく普通の膝下まである長めの花模様のプリーツスカートを身につけた女は、とてもセックスワーカーには見えなかった。。。外は、そろそろ暮れかかってくる頃だった。。。

「あなたは、ここに泊まってるの?」

「うん。。。そうだよ。。。」

「どこからやってきたの?」

「トロントから。。。」

「あらっ。。。ずいぶん遠いところからやってきたのねぇ〜。。。」

そう言うと、彼女は僕を値踏みするようにマジマジと頭からつま先までじっと眺め回して溜息をついている。。。若いからムンムン、ムレムレしているようだけれど、この貧乏くさい服装から考えてみて、とても上客とは言えない。。。そんな風に考えていることが、彼女の表情から読み取れるようだった。

でも、そもそも1泊7ドルの安宿の前で客引きをしているんでしょう? 上客などハナから望めないじゃないの!? 上客をゲットすならホテル・ジョージアの前で客引きすればいいじゃないの。。。

そうなのですよ。。。でも、その女自身が、その安宿に滞在していたのです。。。おそらく編み物をしていたほどだから、小さな子供がいるシングル・マザーかもしれない。。。子供がいる自分の部屋では商売ができないから、その安宿に泊まっている比較的お金を持っていそうな客を物色していたに違いない。

つまり、ケイトーの服装や、いでたちを見て、これは商売にならないと決めたのねぇ〜? うふふふふふ。。。

そうなのですよ。。。 「トロントから車で大陸横断してきたので、とにかく一番安そうな宿を探して、ここに決めたのですよ」薄ら笑いを浮かべて、そう言ったものだから、「これはダメだ!」と思ったに違いない。。。 それ以上は突っ込んでこなかったのですよ。

あらっ。。。ホテルジョージアの前でケイトーを客にしようと必死の思いで勧誘したセックスワーカーとはだいぶ違うわね。。。。 うふふふふふ。。。

そうです。。。ノースウエスト準州政府でコンピュータの仕事についてから、バンクーバーに再度、出てきた時には、「インド民族音楽の夕べ」を楽しむほどになっていたから、彼女たちの目に、ホテルジョージアに滞在している金持ちの日本人青年に見られたのですよ。。。(微笑)

 


(yellowk2.jpg)

ノースウエスト準州の首都・イエローナイフ

『猫カフェと癒し』

 

セックスワーカーとはいえ、5人の女性に囲まれてケイトーは鼻の下を伸ばしきったわけねぇ〜。。。 うふふふふふふ。。。

長い人生には、そういうことも、たまにはあるものですよ。。。


(laugh16.gif)

【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも、デンマンさんのような経験がりますか?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私に命令するのですか?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。


(sylvie500.jpg)

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『やっぱり、セックス』

『セックス風呂具村』

『CIAの黒い手再び』


(banana82e.jpg)

『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


(cleopara2.jpg)

『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』


(sunwind2.gif)

『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


(superm3.jpg)

『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』


(mh370a.jpg)

『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』


(jump009.jpg)

『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

『三島由紀夫の謎』

『ヒラリートランプ現象』

『ノーパン@CIA』

『未開人と文明人』

『オセロの失敗』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


(hand.gif)


(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事


平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

■ “JAGEL – Soft Japanese Bagel”


(linger65.gif)

■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 – 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』


(rengfire.jpg)


(byebye.gif)

プリキュアとヒトラー

 

プリキュアとヒトラー

 


(precure01.jpg)


(question8.png)


(precure02.jpg)


(himiko92.jpg)

 


(himiko22b.gif)

デンマンさん。。。 どういうわけでプリキュアとヒトラーというようなタイトルをつけて あたくしをお呼びになったのでござ~♪~ますか?


(kato3.gif)

卑弥子さんはプリキュアに心当たりがありませんか?

もちろん、心当たりがありますわよう。。。 日本の腐女子の中にはプリキュアにハマッているミーハーがたくさんいますわァ~。。。

つまり、卑弥子さんはプリキュアが、どういうものなのか知っているのですねぇ~?

当然でござ~ますわァ! 日本ではメチャ人気があるアニメでござ~ますゥ! デンマンさんはご存じなかったのでござ~ますかァ?

あのねぇ~、僕は、この件に関しては完全な浦島太郎でしたよ。。。 実は、卑弥子さんと語り合った次の記事の中で僕は初めてプリキュアに出くわしたのですよ。。。


(hitler009.jpg)


(niku02b.jpg)

『ヒトラーはベジタリアン』

それで あたくしをお呼びになったのでござ~ますかァ?

そういうことです。。。


(precure01.jpg)

上の記事の中にヒトラーが出てくるYouTubeのクリップを貼り付けたのですよ。。。

このクリップを再生すると、ヒトラーがベジタリアンである様子が映されるのでござ~ますかァ?

いや。。。 ヒトラーが食事をしている場面は出てこないのです。。。 ただ、日本語の字幕が出てきて、面白そうだったので貼り付けたまでです。。。

つまり、上のクリップにプリキュアが登場するのですか?

いや。。。 別にプリキュアは登場しません。。。 ただ字幕にプリキュアという文字が出てくる。

。。。で、クリップを初めて見た時には、デンマンさんはプリキュアとは いったい何なのか? 全く分からなかったのでござ~ますかァ?

そうなのですよ。。。 たぶん、ヒトラーと関係する団体だと思ったのです。。。 それで、もう一度クリップを観て確かめようとした。 それで クリックしたら以前は観れたのに、次のようなエラーメッセージが出てきたわけです。


(precure01b.jpg)

要するに、著作権の関係でカナダでは観ることができないのですわねぇ~。。。

そういうことです。。。 それで、同じようなクリップがないかと探してみたら次のビデオを見つけました。。。 これならカナダで観ることができる。。。

あらっ。。。 探せばあるものなのですわねぇ~。。。

ところが、このクリップでは、ヒトラー総統がプリキュアに宣戦布告しているのですよ。。。 つまり、最初に観たクリップではヒトラー総統は プリヲタ、つまり、プリキュアにハマッていたにもかかわらず、すぐ上のクリップではプリキュアを目の敵(かたき)にしているのですよ!

でも。。。、でも。。。、実際に、ヒトラー総統はドイツ語で日本語の字幕のようにしゃべっているのでござ~ますか?

いや。。。 もちろん、ヒトラーが生きていた時代にはプリキュアは存在していませんからねぇ~。。。 ヒトラー総統が知るはずがないのですよ。。。 日本語の字幕は、デタラメです。。。 このクリップの制作者が勝手に字幕をデッチ上げたのです。

でも、どういうわけでデンマンさんは、急にプリキュアを取り上げて記事を書こうとしたわけですのォ~?

あのねぇ~、たまたまバンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

オタクカルチャーの源流と多様な性


(precure03.jpg)

 

1970年代にはアニメーション作品は「テレビまんが」であり「マンガ映画」であり、つまるところ特撮ヒーローものなどとあわせてあくまでも子ども向けのコンテンツにすぎないという考えが主流だった。 (略)

今日の私たちが知るような「アニメ」をめぐる社会環境が、最初から相応に整った状態で始まったディケイドは1980年代からなのである。
その意味で、1980年代はまさに現在の起点であり、まさに時代の転換点だったと言える。 (略)

多くの社会人は政治や経済の論理にかかわるなかで「カネや権力」といったものにもコミットせざるをえないが、そうした場での支配的な基準とは立脚点が異なると思われるこうした価値(夢、希望、未来、仲間、慕情、慈愛、配慮、恢復、平穏、幸福……)を、臆することなくこれでもかと描くのがアニメである。
それが1980年代以降、大人も楽しめるコンテンツとして連綿と続いていることの意義ははかりしれない。

そして、その真骨頂はジェンダーやセクシュアリティにかかわるテーマだろう。
アニメに描かれる作品世界では世の中以上に「男女共同参画」は進んでいる。
地球を守る政府特務機関などには女性管理職や女性科学者も多数存在する。

『プリキュア』シリーズ(2004~)に代表されるように、女の子も自分で変身してヒーローになるのが珍しくない昨今は、全般的に性別役割分業の攪乱もいちじるしい。
現実のジェンダー秩序の一歩先がシミュレーションされていると言ってもいいだろう。

セクシュアリティについても先進的だ。
女性どうし、あるいは男性どうしでの、性的とされる要素も含めた深い親密性描写や、異性装・性転換など、トランスジェンダー要素をもつ登場人物がごく自然に登場して活躍する様子も、今どきのアニメには一般的に登場し、それぞれ「百合」「BL(ボーイズラブ)」「男の娘(おとこのこ)」といった言葉は、ジャンル名としても機能している。

 (by 佐倉智美)

 


(1980s.jpg)

赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)


305-307ページ 『1980年代』
編著者: 斎藤美奈子・成田龍一
2016年2月28日 初版発行
発行所: 株式会社 河出書房新社

僕は1980年代には日本へ帰省したことがなかったのですよ。。。

でも。。。、でも。。。、『プリキュア』シリーズ(2004~)が始まった21世紀には、デンマンさんは毎年日本へ帰ってきてましたよねぇ~。。。

でもねぇ~、僕はプリキュアというのを見たり聞いたりしたことがなかった。。。 もともと、アニメや漫画には関心がなかったのです。

けれど、1980年代以降、アニメや漫画は大人も見る時代になったのでござ~ますわァ~。。。

そうらしいのだよねぇ~。。。 で、上の本を読んで、プリキュアが人気が出たのが なんとなく理解できましたよ。。。

。。。と言うとォ~?

あのねぇ~、日本へ帰省すると、あの太ったデブデブのマツコとかいう“おばさん”がよくCMに出てきたのですよ。。。 


(matsuko2.jpg)

最初、僕は本物の“おばさん”だと思ったのだけれど、何度か見るうちに、どうも“オカマ”らしいと思った。。。 要するに、1980年代から、女性どうし、あるいは男性どうしでの、性的とされる要素も含めた深い親密性描写や、異性装・性転換など、トランスジェンダー要素をもつ登場人物がごく自然に登場するような社会環境が日本にもたらされたのですよ。

マツコさんが登場するようになったのも、プリキュアの人気と関係あると思ったのでござ~ますか?

そうですよ。。。 

マツコのような女装タレントが登場するようになったのも、プリキュアの人気と関係あるわけですよ。。。

そうかしら?

だってぇ、異性装・性転換など、トランスジェンダー要素をもつ登場人物がごく自然に登場するような社会環境が日本にできたので、マツコのような人物もCMで普通に出てこれるようになったわけです。。。

つまり、上の本を読んで、デンマンさんは改めてプリキュアが日本の社会環境を変えたと思ったのでござ~ますか?

もちろん、そればかりが原因じゃないと思うけれど、とにかく、プリキュアの人気がすごいのが分かりました。。。 ヒトラーが生きていたら、確かに、プリキュアに宣戦布告するでしょう!。。。 それほどプリキュアの人気はすごい!

DANZEN! ふたりはプリキュア

映画 ハピネスチャ-ジプリキュア

人形の国のバレリーナ ちょい見せ

プリンセスプリキュア声優

「第28回東京国際映画祭」

でもねぇ~、こうして、YouTube にも たくさんのクリップがあるのだけれど、何度見ても僕には プリヲタの熱くなる萌える気持ちが分からない。。。

でも。。。、でも。。。、デンマンさんだってジューンさんの下着をくすねて 熱くなって萌え萌えになってぇ下着女装するではござ~ませんかア!


(june264.gif)


(joso110b.jpg)

あのねぇ~、卑弥子女さん! これは、僕が下着女装したのではなく、下着女装の記事を書くために、コラージュしてデッチあげた写真なのですよ。。。 ネット上にかなり出回っているので、ネット市民の皆様が誤解しないように、僕はここではっきりと申し上げますゥ。。。

別に、そのように取って付けたような弁解をなさらなくてもよいのでござ~ますわァ。。。 最近の日本人は下着女装しようが、性転換しようが、驚かなくなって、素直に受け入れるようになったのでござ~ますから。。。

いや。。。 あのねぇ~。。。 そうかもしれないけれど、僕はマジで下着女装には興味もないし、ジューンさんの下着をくすねたこともありません!

デンマンさん! そのようにムキにならなくても よろしいのですわよう。。。 うふふふふふふ。。。

卑弥子さんは。。。、卑弥子さんは、僕の言う事が信じられないのですかァ~?

信じてますわよう。。。 信じてますわよう。。。 うふふふふふふ。。。


(laugh16.gif)

【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif) 

実は、ジューンさんの美しさに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!

 


(june264.gif)

 

ええっ。。。 信じられないのですか?

じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。


(xdress02.jpg)

いかがでござ~ますかァ~?

男性が女装していると思いますかァ?

あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。

話は全く違うのでござ~ますけれど、

実は、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”も殿方の注目を集めているのでござァ~ますわよう。

うふふふふふふふ。。。

ええっ。。。 信じられないのでござ~ますかァ?

じゃあ、ここでお見せしますわねぇ~。。。


(buttdimp5.jpg)

どうでござ~ますかァ?

この魅力によって あたくしの人気が出てきたのだと思うのですわァ。

うふふふふふふ。。。

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

プリキュアにまつわるお話も、大変興味深いですけれど、

他にも いろいろな面白いお話がござ~ますわァ。

たまには、日本古代の面白いお話にも関心を示してくださいまし。

あなたのために古代史の記事を用意しましたわァ。

ぜひ お読みくださいねぇ。

では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


(hand.gif)

 

ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)


■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

『センスあるランジェリー』


(surfing9.gif)


(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


(annasalleh.jpg)

『オルフェと聖徳太子』

『源氏物語とおばさんパンツ』

『霊仙はなぜ毒殺されたの?』

『紫式部が地獄へ』

『破戒僧円載』

『アショーカ王の愛と苦悩』

『どら平太の世界』

『三四郎とデンマンさん』

『ヒトラーの姪』

『ゴヤと三島由紀夫』

『仏陀とキリストと娼婦』


(zurose2.jpg)

『ズロースと戦争』

『伊藤若冲ブーム?』

『ブッダと物理学』

『加藤清正ブーム?』

『愛憎と三輪山』

『松原智恵子 お尻ペンペン』

『坂本龍馬は流れ者か?』

『野ざらし』

『紫式部堕獄説』

『日本最古のポルノ?』

『源氏物語の性描写』

『寅さんの本棚と急行まつしま』

『ヒトラーは草食系?』

『ブッダとキリストと娼婦』

『顔文字とオナラ』


(hama10.jpg)

『宝暦の恨みを明治維新で』

『デウキと紅葉@行田』

『薄い陰毛と紅のボートピープル』

『江戸の閨房術』

『ずるがしこい現代人』

『春画@源氏物語』

『千早振る』

『あれっ、松本清張』

『キスと源信』

『伎楽は呉から…?』

『紺瑠璃杯に魅せられて』

『神聖娼婦 マリア』

『安徳帝は生きていた』

『白石川の桜』


(maria05.jpg)

『ブログ村のマリア様』

『萌える済子女王』

『ピンク桃色@徒然』

『富沢金山の桜』

『ピンク桃色村』

『紫式部@徒然』

『絵里香@ペルー』

『ペルシャ人の楊貴妃』

『ん?佐伯今毛人』

『文学と歴史とウソ』

『百人一首ミステリー』

『芭蕉と遊女再び』

『映画とロマン@仙台』

『源氏物语中的性描写』

『忘れられた歴史ロマン』


(costa04b.jpg)

『おばさんパンツ@サンホセ』

『聖徳太子のチューター』

『オナラの曲芸』

『死海』

『漱石とオナラ』

『絵里香さん』

『美女とオナラ』

『アンバパーリー』

『ゆっくりと愛し合う』

『見ちゃだめ!』

『二重マチ付きズロース』


(miya08.jpg)

『麻生元総理』

『ネットのバカ女を捜して』

『額田王の歌』

『聖女と娼婦』

『済子女王@萌える』

『ん?堀内亜里?』

『松平春嶽が黒幕?』

『旅行者的早餐』

『なぜ蝦夷なの?』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)


(byebye.gif)