2020年3月22日 (日曜日)
光源氏の弟

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デンマンさん。。。 今日は珍しいことに あたくしのためにタイトルを選んでくださったのですわねぇ~?

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。。。ん? 卑弥子さんのためぇ~。。。?
だってぇ~、あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している身なのでござ~ますわァ~。。。
うん。。。、うん。。。、うん。。。 確かに。。。
なんだか、風船から空気が抜けてゆくようなお返事ですわねぇ~。。。 お腹の具合でも悪いのでござ~ますかァ~?
いや。。。 ちょっと風邪気味だけれど、特に異常があるわけではありません。。。
では、いったい、どういうわけで上のようなタイトルを選んだのでござ~ますかァ~?
実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

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梅枝巻の薫物合(たきものあわせ)
(「源氏物語図色紙貼交屏風」 三重県立斎宮博物館)
薫物を入れた紺瑠璃と白瑠璃の壺を持つ
光源氏の弟・蛍宮(中央の人物)
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
口絵9 『唐物の文化史 舶来品からみた日本』
著者: 河添房江
2014年3月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 岩波書店

あらっ。。。 梅枝巻の薫物合ですわねぇ~。。。

そうです。。。
でも。。。、でも。。。、なぜ、この部分がデンマンさんの お目に留まったのでござ~ますかァ~?
光源氏に弟がいたのォ~? という疑問がパッと思い浮かんだのですよ。。。 僕は光源氏の弟を特に意識したことがなかったのです。。。
光源氏に弟がいたのは常識ではござ~ませんかァ!
その弟が蛍宮と言われれば、確かに“蛍宮”という人物がいたと思い出しましたよ。。。 でも、僕にはピンと来なかった!
それは、デンマンさんが源氏物語を表面的にしか理解してないからでござ~ますわァ~。。。
はっきり言って、僕にとって『源氏物語』は表面的に理解していればそれで十分なのですよ!
それは、言わば、「開き直り」ですわよう! 日本男児の教養として『源氏物語』をもっと深く理解して欲しいものですわァ~。。。
分かりました。。。 じゃあ、とりあえず、ここで卑弥子さんの薀蓄(うんちく)を聞かせてください。。。
薫物合というのは、各自が持ち寄った薫物をたき、判者が香りと銘とを総合して優劣を判定する遊びのことですわァ~。。。 「香合わせ」とも呼ばれます。。。
早い話が、香料を焚(た)いて、その香料の名を当てる遊びですねぇ~。。。

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こういう時に、オナラをしたらまずいですよねぇ~。。。?

笑ってもらおうとして、そういう非常識な事は言わないでくださいなァ~。。。
分かりましたァ~。。。、 で薫物合というのは、それほど意味のあることだったのですか?
当時は、衣装に香りをつけるために様々な香料を調合したもので、欠かすことのできない「おしゃれ」だったのですわァ~。。。

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装束に自分の好みに調合した香りを焚き染める時に使う。
火取香炉で薫物を燻らせた上に大きな竹籠を伏せて
衣服をかけ、香りを焚き染める。
香を焚き染める工夫は平安時代の人々にとって日常的な習慣であった。
自らの所作の後にどのような香りを残すか、それぞれが心配りしていたのだ。

香料の種類には「沈香(じんこう)」「丁子(ちょうじ)」「白檀(はくだん)」などがあって、これらを蜜や梅肉で練り合わせて作られるのでござ~ます。。。 そうして出来たので代表的なものとして梅花(ばいか)・荷葉(かよう)・菊花・侍従・落葉・黒方(くろぼう)がありました。。。

。。。で、梅枝巻では、なぜ重要なのですか?
源氏の弟・蛍宮が皆の作った薫物をかいで優劣の判定をしてゆくのでござ~ますわァ~。。。 これが面白いのは、蛍宮の判定から、光源氏や六条院の女君たち、朝顔の斎院などの性格が伝わってくるのです。。。 また、このような薫物合わせを催す光源氏の栄華を表現した箇所としてしみじみと味わえるのですわァ~。。。、さらに、この記述によって、紫式部の生きていた時代に、香りはどのように扱われていたのかを知ることが出来るのです。。。
なるほどォ~。。。 さすが「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・教授の薀蓄はすごいですねぇ~。。。
このようなところで、とってつけたように褒めなくてもよろしいのですわァ~。。。
。。。で、そもそも光源氏の弟・蛍宮という人物は、どういう人なのですか?
デンマンさんは、全く知らないのでござ~ますか?
だから、名前だけは聞いた覚えがあります。。。 でも、どういう人物なのか? その事については全く記憶から抜け落ちているのですよ。。。
もともとデンマンさんは記憶にとどめようとしなかったからですわよう。。。 蛍宮と略称されておりますが、蛍兵部卿宮(ほたるひょうぶきょうのみや)というのがフルネームですわァ~。。。

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紫式部が著した小説『源氏物語』に登場する架空の人物である。
藤壺の兄の兵部卿宮とは別人。
「蛍」の主要人物であることからこの名で呼ばれる。
桐壺帝の皇子で、朱雀帝、光源氏の異母弟(恐らく第三皇子か)。
「花宴」で帥宮として登場、「少女」で藤壺の兄宮が式部卿宮となった後を襲い兵部卿宮となる。
当代きっての風流人として知られ、「絵合」「梅枝」などで判者をつとめた他、管弦の場面でもたびたび登場する。

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兄弟の中でも源氏とは特に仲がよく、源氏の不遇な時代にも交流を断たなかったこともあって(「須磨」)、その後も親しく交際を続けた。
最初の正妻は桐壺帝の右大臣の娘(弘徽殿大后・朧月夜の姉妹。つまり頭中将とは相婿である)で、早くに死別。
しばらく独身を通した後、「胡蝶」で源氏の養女玉鬘に求婚する。
「蛍」で源氏の悪戯により玉鬘の艶やかな姿を目の当たりにした逸話は有名で、その後も文を取り交わしていたが、髭黒に奪われ思いは叶わなかった。
その後女三宮の婿候補にも挙がったが果たせず、結局真木柱(髭黒の娘、式部卿宮の孫)を後妻としたものの、夫婦仲は芳しくなかった(「若菜下」)。
「幻」で紫の上を失い傷心の源氏を見舞ったのが最後の登場で、「紅梅」で既に死去していたことが知られる。
子女は息子二人(「若菜下」に登場、母は不明)と娘(宮の御方、母は真木柱。「紅梅」に登場)がいる。
最初の正妻を愛して死後も懐かしんだが、他にも通う女性や召人なども多かったらしい(「胡蝶」)。

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出典: 「蛍兵部卿宮」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これで蛍宮の人物がお分かりになるでしょう?

うん。。。、うん。。。、うん。。。、なんとなく分かります。。。 でも、僕の記憶の中には、イマイチ入ってこないのですよ。。。
分かりましたわァ~。。。 じゃあ、ここで25帖の「蛍」をデンマンさんのために読みますから、じっくりと聴いてみてくださいなァ~。。。

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あなたも25帖の「蛍」をじっくりと聴いて蛍宮の人物がよ~♪~く分かったでしょう?
ええっ。。。 「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」
あなたは、そのように あたくしにご命令なさるのでござ~ますか?
いけすかないお方ァ~。。。
分かりましたわ。
じゃあ、話題を変えて 天の川の不思議に迫るクリップを お目にかけますわ。。。

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どうでした?
ええっ。。。 「夜眠れなくなるから、そういう動画は見せるな! 気分直しに何か他に もっと面白いことを話せ!」
あなたは、あたくしに向かって、更にご命令なさるのでござ~ますか?
いけすかないお方ァ~。。。!
分かりましたわァ。。。 あなたが、そうおっしゃるのだったら、まずジューンさんの次の写真をご覧になってくださいまし。。。

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千夜一夜物語の衣装を着たジューンさんに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!
ええっ。。。 信じられないのですかァ?
じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。

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いかがでござ~ますかァ~?
男性が女装していると思いますかァ?
あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。
どうですかァ~? けっこうなものでしょう!?
いつまでも見とれていても仕方がありませんわよゥ。
あなたのために古代史の面白い記事を用意しました。
ぜひ お読みください。
では。。。
同腹の兄弟ではなかった。
どうして残っていないの?
日本人でないの?
藤原氏のバイブルとは?
とにかく、次回も興味深い記事が続きます。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。
じゃあ、またねぇ~。。。

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下着・ランジェリーを見つけませんか?』

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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

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