アフリカの女王

 
2021年1月21日 (木曜日)

 

アフリカの女王

 


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デンマンさん。。。、アフリカの女王 がバンクーバーにやって来たのですか?


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いや。。。バンクーバーにはそのような女王はやって来たことがありません。。。イギリスのエリザベス女王ならやって来たことがあるけれど。。。

アフリカの女王というのはアフリカのどこの国の女王ですか? エジプトは共和国だから王様も女王もいませんよね。。。考えてみれば、アフリカには王国はありませんよねぇ〜。。。エチオピアも共和国になったでしょう?

そうです。。。

いったいデンマンさんはアフリカのどこの国の女王を取り上げるのですか?

知りたい?

もちろんですわ。。。そのために私を呼びだしたのでしょう。。。

話し始めると長くなるのだけれど、最後まで話を聞いてくれますか?

デンマンさんの話は長いのですわ。。。なるべく余計なことは話さなくてけっこうですから、手短にお願いします。。。

実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのですよ。。。

 


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『実際のページ』

 

あらすじ


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世界的に知られた映画監督ジョン・ウィルソンは、友人で若手脚本家のピート・ヴェリルと共に新作映画の撮影のためにアフリカに向かおうとしていた。

しかし、ウィルソンは自分のやり方にこだわるあまり、プロデューサーのランダースや出資者たちから無事に映画を完成させられるのか不安視される。

また、自分が書いた脚本の「最後に主役とヒロインが死ぬ」という結末を巡り、ピートとも意見の対立が起きる。
最終的にピートが折れるが、当のウィルソンは撮影よりもアフリカでの狩猟に関心が向けられていた。

スタッフやキャストに先立ちアフリカ入りしたウィルソンとピートは、ホテルの従業員たちと交流して過ごす。
ある日の夜、ウィルソンはレストランで出会った女性マーガレットを口説いていたが、彼女はユダヤ人であるピートの前でユダヤ人を侮辱してしまう。

ウィルソンの制止を聞かずにユダヤ人を侮辱し続けるマーガレットに対し、ウィルソンは「あなたは最低の女性だ」と激怒して追い返してしまう。
ピートはウィルソンに感謝し、二人はレストランを出ようとするが、白人のホテルマンがミスをした黒人従業員を殴りつける場面を目撃し、激怒したウィルソンはそのホテルマンに決闘を挑む。

ウィルソンは袋叩きに遭って部屋に運び込まれるが、ピートに向かい「正しいと思ったことは行動に移すべきだ」と満足げに語りかける。

翌朝、ウィルソンはピートを連れて、地元ガイドのキブと共に狩猟に向かう。
狩猟を好まないピートは途中で同行を止めてしまうが、ウィルソンはキブと共に念願の象狩りに向かう。

白人ガイドと共に残ったピートは遠くから象を観察し、自然の雄大さに感動を覚える。
一方、ウィルソンは象の群れに遭遇して狩りを始めようとするが、ガイドに危険性を訴えられ、狩りを断念して引き返す。

ウィルソンは引き続き象狩りを行おうと計画するが、ランダースがスタッフ・キャストを連れて到着することを知ったピートは撮影に戻るように説得する。
しかし、ウィルソンは聞き入れようとしないため、怒ったピートはロンドンに戻ろうとする。

ランダース一行が到着し、ピートは彼から説得されてアフリカに留まることになる。
その夜、ウィルソンは仕留めた動物の肉料理で撮影隊を歓迎する。

ランダースは狩猟を止めて撮影に入るように説得するが、ウィルソンは狩猟を優先する考えを変えようとはしなかった。
翌朝、ウィルソンはようやく撮影を始めようとするが、雨が降り始めてしまい中止となる。

雨が数日間降り続けることを知ったウィルソンは、キブを連れて象狩りに出かける。
雨が止んで撮影が再開されようとしたが、そこに「近くで象が見つかった」と知らせが入り、ウィルソンは撮影を放り出して再び象狩りに向かってしまう。

ウィルソンは至近距離から象を撃とうとするが、象の気迫に圧されて射撃を止める。
しかし、子象を守ろうとした母象に襲われそうになり、ウィルソンを守ろうとしたキブが犠牲になってしまう。

ショックを受けたウィルソンは撮影現場に戻り、キブを失った家族が悲しむ姿を目の当たりにする。
ウィルソンは「君の言う通り、あの結末は暗すぎる」とピートに告げ、撮影を再開させる。

 


出典: 「ホワイトハンター ブラックハート」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デンマンさんは1月11日に観てコメントを書き込んだのですわねぇ〜。。。

そうです。。。

。。。で、この映画にアフリカの女王が出てくるのですか?

そうです。。。

でも、上の「あらすじ」には、アフリカの女王 について何も書いてないじゃありませんか!

書いてありません。。。でも出てくるのですよ。。。実は、ジョン・ウィルソンという主人公は映画監督のジョン・ヒューストンがモデルなのです。。。

 

ジョン・ヒューストン


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父親は俳優のウォルター・ヒューストン。ミズーリ州にて俳優一家に生まれ、3歳の時から舞台に立つ。
ティーンエイジャーの頃はボクシングに熱中し、その後各地を放浪して様々な職業に就いた。

後にハリウッドに落ち着いて脚本を書くようになり、『モルグ街の殺人』や『黒蘭の女』などの脚本を手がけて実績を積んだ後、1941年にハンフリー・ボガート主演の『マルタの鷹』で監督としてデビューした。

 

 

ボガートとは生涯親交が深く、多くの主演作品を撮っている。

男性的で骨太なタッチの作品が多く、また、目的を持って行動する主人公たちが徒労の果てに挫折していくというストーリーをしばしば取り上げることも特徴である。
その典型である1948年の作品『黄金』はアカデミー監督賞と脚色賞を受賞した。

赤狩りの時代にはアメリカを嫌ってメキシコに移住した。
このためアメリカ国外で企画・製作した作品も多い。

俳優としては壮年期以降、個性的なバイプレイヤーとしていくつかの作品に出演している。
1963年の『枢機卿』ではアカデミー助演男優賞にノミネートされ、自作の『天地創造』では自らノアを演じた。

1970年代にはイタリアのB級映画に多く出演したが、もっとも有名な助演作品は、ロサンゼルス政界の非情かつ外道な黒幕ノア・クロスを演じた1974年の『チャイナタウン』(ロマン・ポランスキー監督)であろう。

 

 

生涯で5回結婚している。そして1度の死別を除いた4回はすべて離婚した。
「人間、5回も結婚すべきでない」と晩年に反省の弁を残している。

2人目までは映画界と無縁の女性だが、3人目は女優イヴリン・キース(『風と共に去りぬ』でスカーレット・オハラの妹役を演じた。イヴリンの名は偶然にも『チャイナタウン』でフェイ・ダナウェイが演じたノア・クロスの娘イヴリン・モウレーと同じ)。

4人目がバレリーナ、リッキー・ソマ。リッキーの事故死後、5人目の妻はメキシコ人女性。
70歳を過ぎても、自分の子供のような年齢のメキシコ人女性と同棲していた。

その他の私生活も豪快で、エロール・フリンと骨折沙汰の殴り合いを起こし、アフリカでのロケーション中には狩猟に熱中して映画撮影を放り出してしまうなど、奇想天外なエピソードを多く残している。


出典: 「ジョン・ヒューストン」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

あらっ。。。随分とユニークな、破天荒な映画監督なのですわねぇ〜。。。

そうです。。。生涯に5回も結婚しているというのは かなり珍しいですよ。。。

エリザベス・テーラーは8回結婚してますけれど。。。

 


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そうですか。。。上には上が居るもんですねぇ〜。。。

。。。で、どこにアフリカの女王が出てくるのですか?

アフリカでのロケーション中には狩猟に熱中して映画撮影を放り出してしまうと書いてあるけれど、映画撮影を止めてしまったわけではないのですよ。。。

つまり、映画撮影を放り出して アフリカの女王と結婚したのですか?

いや。。。アフリカの女王と結婚したわけではありません。。。ロケーションの途中で象狩りに夢中になったけれど、「アフリカの女王」というタイトルの映画は完成させたのです。。。

アフリカの女王というのは、人間じゃなくて映画のタイトルなのですかァ〜?

そうです。。。ボガートとは生涯親交が深く、多くの主演作品を撮っていると書いてあるけれど、「アフリカの女王」でもボガードは無頼漢チャーリーとして主演を演じているのですよ。。。

 

アフリカの女王


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1914年。イギリス人のオールドミスであるローズ・セイヤー(ヘプバーン)は宣教師の兄サミュエルとともに、ドイツ領東アフリカの奥地で布教活動をしていた。
ある日、二人はおんぼろ小型貨物蒸気船「アフリカの女王号」で郵便を届けに来た粗野な無頼漢チャーリー(ボガート)から、第一次世界大戦が勃発したことを伝えられる。

チャーリーが去った直後にドイツ軍が現れ、村は焼き討ちにあい、現地民たちは拉致される。
サミュエルはドイツ軍を止めようとするが殴られ、壊滅した村の惨状を見てショックのあまり精神に異常をきたし、死んでしまう。

翌日、ひとり残されたローズは村に戻ってきたチャーリーに助けられ、アフリカの女王号に乗り込む。
しばらく船上でのらくら籠城しようかと考えていたチャーリーに対し、ローズははるか川下の湖で地域を支配するドイツ帝国海軍の砲艦ルイーゼ王妃(Königin Luise)号を、たまたま積んであった酸素ボンベと爆発性ゼラチンで手製の魚雷を作って撃沈することを提案する。

道程にはドイツ軍の砦や航行不能の激流に大瀑布もあり、チャーリーは反対したが、頑固なローズを前に渋々承諾させられる。
船はさっそくの激流に遭う。

チャーリーはこれでローズが怖気付いて諦めてくれると思ったが、彼女は初めての川下りにむしろ興奮し、ルイーゼ王妃号への攻撃を諦めようとしなかったため、チャーリーは彼女の無鉄砲さに呆れ、呑んだくれて一通り暴言を吐いてフテ寝する。
怒ったローズは仕返しに積んでいた酒を全て川に捨ててしまう。観念したチャーリーは彼女に謝り、約束通り川下りを再開する。

アフリカの女王号はドイツ軍の砦に差し掛かり、気付いた軍は攻撃を始める。
銃撃の雨あられの中、被弾したエンジンをチャーリーが必死で直し、また太陽の逆光でドイツ軍は正確な射撃が出来ず、船は辛くも砦の流域をくぐり抜けた。
窮地を脱した二人は喜びのあまり躍り上がってキスまでかわしてしまい、ついには結ばれる。

ワニ、蚊の大群、一難去ってまた一難、船は間もなく大瀑布に。
過酷な難所を切り抜けたものの、衝撃でスクリューと軸が破損してしまう。

二人は知恵を出し合い、岸で火を起こして軸の曲がりを直し、スクリューをなんとか溶接修理して出発するが、今度は途中で浅瀬に迷い込んでしまい、航行不能に陥ってしまう。

チャーリーは大嫌いなヒルに吸われながらも水に入って船を引っ張り、ローズも続く。
しかし船は沼の奥地へと絡め取られ、とうとう動けなくなってしまった。
チャーリーは倒れて熱を出し、二人は脱出を諦め、死を覚悟する。

ところが夜に降り始めた大雨によって浅瀬に水が流れ込み、船は押し流され無事に本流に戻る。
実は湖はすでに目の前だったのだ。

標的のルイーゼ王妃号が現れ、二人は魚雷の準備を整える。
木片と釘と銃弾で信管をこしらえ、出来上がった魚雷は船首に穴を開けてくくりつけた。
チャーリーはローズの身を案じて自分一人で攻撃に行こうとするが、離れ離れになるのを嫌がるローズと口論になり、二人で立ち向かうことにする。

嵐の夜、巡回から戻って来たルイーゼ王妃号に向けて、アフリカの女王号は誇り高き英国旗を掲げて突撃を敢行する。
しかし嵐で水面が荒れて船は転覆し、作戦は失敗。ローズは流されて行方不明、チャーリーはルイーゼ王妃号に捕まり、スパイ容疑により艦上で死刑を宣告される。
そこに捕まったローズが連行されてくる。

彼女はチャーリーの死刑判決を知って開き直り、二人でルイーゼ王妃号を攻撃するつもりだったことを暴露し、共に処刑されることを選択する。

二人は甲板で絞首刑のロープにかけられるが、チャーリーは艦長に最後の願いとして「ローズと結婚させて欲しい」と頼み込む。
艦長は頼みを聞き入れ、二人の結婚式を執り行い、そのまま処刑執行を命じた。

その瞬間、ルイーゼ王妃号は転覆していたアフリカの女王号に衝突し、手製の魚雷は見事爆発して軍艦は大破撃沈する。
湖に投げ出された二人は大成功を喜び、岸に向かって大声で歌を歌いながら泳ぎ去るのだった。

 


出典: 「アフリカの女王」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

つまり、映画のタイトルになった「アフリカの女王」というのは、おんぼろ小型貨物蒸気船の名前なのですわねぇ〜。。。

そうです。。。

だったら、余計なことを言わずに、初めに 「アフリカの女王は、船の名前です」と言えばいいではありませんか!

でも、それでは身も蓋(ふた)もないでしょう! こうして遠回りに話すから面白いのですよ。。。初めに「アフリカの女王」は船の名前ですと言ったら、ジュンコさんはすぐに帰ってしまうではありませんか!

確かに、そうかも知れませんわァ〜。。。で、この「アフリカの女王」は、映画「ホワイトハンター ブラックハート」にも出てくるのですか?

出てきます。。。次の写真とクリップを見てください。。。

 


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このクリップを最初に見せて、「この船がアフリカの女王という名前です」と言えば、それで済むではありませんか! こうして長々とデンマンさんの余計な話を聞く必要はないのですわァ〜。。。

でも、それでは、ジュンコさんも、この記事を読む人もちっとも面白くないでしょう!。。。遠回りして話すから面白いのですよ。。。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、ジュンコさんのように初めに「アメリカの女王」の船の写真を見せて欲しかったですか?

ええっ。。。 「今更、そんな事を言っても仕方がないだろう! さんざ余計なことを話したあとなんだから! そんな事はどうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。

天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

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渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が


どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?

マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?

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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
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ィ~ハァ~♪~!

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