アイ、アイ、ツーアイズ

 

2020年2月10日 (月曜日)

 

アイ、アイ、ツーアイズ

 


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デンマンさん。。。 今日はどういうわけでアイ、アイ、ツーアイズというタイトルにしたのですか?

真由美ちゃんは、アイ、アイ、ツーアイズというタイトルから何か思い当たりませんか?

そうですわねぇ~。。。 目が2つということですかァ~?

実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

 


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英語といえば、勝新太郎さん本人から聞いた面白い逸話があります。

海外のレストランで目玉焼きを注文しようとした時、英語でなんて言うかがわからない。

 

それで自分の目玉を指して「アイ! アイ! ツーアイズ!」

めちゃくちゃです。

それでもきちんと目玉焼きが2つ出てきたそうです。

 

5人の仲間で外国の喫茶店に行った話も秀逸でした。

些細なことで喧嘩になり、頭にきた勝新が、いつもなら奢るところを割り勘だと言い出したらしい。

 

そこで自分でウェーターを呼んで、日本語で「ここはここ! ここはここ! ここはここ……」と支払いは別々だということを懸命にアピールした。

ウェーターは「OK」と言って奥へ引っ込んで、しばらくしたらココアが5つ出てきたそうです。(略)

 

『ライスカレー』でバンクーバーの寿司屋の板前役をやったガッツ石松も面白かった。

 


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あの役にもモデルがいて、当時、カナダには『前略おふくろ様』を見て板前になった人が結構いたんです。

あまりに面白いキャラクターだったので、この役はガッツしかいない、とすぐにイメージしました。

 

実際、世話好きで賭博好きという役柄はガッツにぴったりでした。

彼は、僕がバンクーバーまで迎えに行くと、「バンクーバーってのは先生、ハンバーガーが生まれたところですか?」と真面目に聞いてきたんです。

この男にして良かったとあらためて思いました。

 

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


147-148ページ 『テレビの国から』
著者: 倉本聰
2019年8月1日 第1刷発行
発行所: 株式会社 産経新聞出版

 

あらっ。。。 「アイ! アイ! ツーアイズ!」というのは目玉焼きのことですか。。。 私も英語では苦労しましたけれど、目玉焼きぐらいの英語は知っていましたわァ~。。。

英語を意識して勉強している人なら、常識として知っているでしょうね。。。 ところで、真由美ちゃんは調理師の免許も持ってるし、コミュニティ・カレッジでパン職人・ベーグル職人の勉強・実習をしたから「卵焼きの種類 (Types of fried eggs)」は知ってますよねぇ~。。。

はい、一応勉強しました。。。 カナダやアメリカで卵を料理すると言ってもいろいろあるのですわァ~。。。

 


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1. ハードボイルド (Hard Boiled)

 

完全に火が通った固茹で卵です。

卵を注意深く落とし、10〜12分間放置するとできあがり。

簡単に皮をむくには、沸騰後すぐに卵を氷水に入れ、軽くたたいてカウンターの上で転がします。

殻をほぐすのを助けるために沸騰したお湯に小さじ1杯の重曹を加えることもあります。



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2. ソフトボイルド (Soft Boiled)

 

ゆでる時間の加減により、黄身に火が半分通った半熟卵です。

推奨される方法は「6分卵」です。

時々、半熟卵は小さな卵カップに立てて食べる人もいます。

スプーンで卵の上部を巧みにタップし、中をすくい出して食べます。

トーストには最高で、塩、コショウ、ホットソースを振りかけて食べます。



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3. ハードスクランブル (Hard Scrambled)

 

スクランブルとは、技術的には、白と卵黄が壊れて混合されることを意味します。

固いスクランブルエッグは火を十分に通して作ります。

ほとんどのレストランでのスクランブルエッグは、この固いスクランブルエッグです。



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4. ソフトスクランブル (Soft Scrambled)

 

時々「ぬれた(wet)」と呼ばれる柔らかいスクランブルエッグです。

スクランブルエッグとソフトスクランブルエッグの違いは、当然のことながら調理時間です。

柔らかいスクランブルエッグが必要な場合は、その場から離れずに、注意して調理する必要があります。



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5. パーフェクトスクランブルエッグ

   (Perfect Scrambled Eggs)

 

超クリーミーで柔らかいスクランブルエッグのことです。

卵を中強火で鍋に落とし、各卵に薄いバターを加えます。

その後、ヘラでかき混ぜ始めます。

卵黄を砕き、バターと白と混ぜます。

そして、攪拌し続けます。

フライパンが熱くなりすぎた場合は、軽く火から離します。

そして、攪拌し続けます。

卵が一緒に来るまで、約4〜5分間これを行います。

火を消す直前に、少量のミルク、サワークリーム、またはクリームフレッシュを加えます。

それをかき混ぜてから、トーストに卵をとり、ハーブ(ニラ、ディル、ネギ)または塩とコショウを振りかけます。

その結果、今まで味わった中で最もクリーミーで柔らかい卵ができあがります。



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6. オムレツとフリッタータ

   (Omelets & Frittatas)

 

オムレツまたはフリッタータは、スクランブルエッグを作る要領で、安定してトッピングができるようになるまで調理します。

チーズ、肉、野菜などをトッピングします。

フリッタータは通常、オープンフェイスで、折り畳みません。

一方、オムレツはトッピングの上に半分に折り畳みます。



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7. サニーサイドアップ (Sunny Side Up)

 

サニーサイドアップとは、卵黄が明るい朝の太陽のように見えることから名づけられました。

油を塗ったフライパンに卵を直接割る。

次に、端が茶色になるまで揚げます。



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8. オーバーイージー (Over Easy)

 

端が茶色になったら卵をひっくり返します。

卵黄の上にフィルムを作るのに十分な時間だけ調理します。

それで、できあがり。



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9. ミディアムオーバー (Over Medium)

 

ミディアムオーバーは中身が半熟になるように仕上げます。

そして端をわずかに茶色にしまう。



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10. オーバーハード (Over Hard)

 

オーバーイージーと同じように調理しますが、

中身に火が十分に通るようにします。



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11. ポーチドエッグ (Poached)

 

固まらせるために酢を入れた湯の中に卵の中身のみを落として加熱したもの。

ゆで卵に比べ、調理時間が圧倒的に短く、湯の量にもよるが、黄身が食べごろの半熟となるまで数十秒程度で済む。

マフィンの上に乗せて、エッグベネディクトにされることが多い。

また、トーストしたパンにのせたり、サラダやスープに入れたりもする。



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12. ベイクドまたはシャーリング

    (Baked or Shirred)

 

小型の耐熱皿にバターなどを塗り、鶏卵を割り入れてオーブンで焼き上げる。

この食器はフランス語でココット、英語ではシャーラーと呼ばれており、料理名の由来となっている。

主として朝食に提供され、アメリカのレストランでは、目玉焼きやスクランブルエッグなどと並ぶ卵料理の選択肢の一つです。

チーズやパン粉を乗せて焼いたり、ハーブや野菜類、ベーコンやソーセージを加えることもある。

またランチやディナーの一品として魚などを加えたり、ライスの上に載せたりといったアレンジもある。



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13. バステッド (Basted)

 

一般的には、液体または蒸気を使用して、卵白をひっくり返すことなく完全に調理します。

例えば、バターで卵を揚げている間、卵の上に余分なバターを繰り返しすくって注ぎます。

これにより、卵黄とトップホワイトを、強制的に裏返すことなく調理します。



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14. スペイン風目玉焼き

    (Spanish fried eggs)

 

スペイン風目玉焼きはフランスで人気があります。

オリーブオイルで高温で揚げ、卵の上に熱いオイルをスプーンでかけます。

飛び散る危険がありますから注意が必要です。

サクサクしたエッジ、クリーミーな白、そして水っぽい卵黄。

好みのフレーバーを楽しむために、さまざまなオリーブオイルを試してください。

 

あれっ。。。 一口に卵の料理と言っても、いろいろとあるのですねぇ~。。。

デンマンさんは、卵をいつもどうやって食べるのですか?

僕は毎朝、起きると ちょっぴり醤油を落として生卵を飲むのですよ。。。 それが習慣になってます。。。

 

 

あらっ。。。 カナダ人もアメリカ人も生卵を飲む人はまずいませんよねぇ~。。。

そうですよ。。。 僕もカナダ人で生卵を飲む人を知りません。。。 食中毒を起こすのではないか?。。。と心配するようです。。。 とにかく、生ものは、欧米人はあまり口に入れません。。。 ところで、真由美ちゃんはハンバーガーがどこで生まれたか知ってますよねぇ~。。。

もちろん知ってますわ。。。 ドイツのハンブルクで船乗りらに売られていた料理”Hamburger Rundstück (ハンブルクの丸いもの)”がアメリカに伝わり、マクドナルドがマックバーガーを販売するようになって世界中に広まったということですわ。。。

でも、ドイツのバーガーはどこから来たと思う?

あらっ。。。 ハンブルグのハンバーガーはオリジナルではないのですか?

あのねぇ~、そもそもハンバーガーの元祖は、モンゴル高原に住んでいたタタール人らしいですよ。。。 遠征の際、馬を食料とした遊牧民のタタール人が、筋張った肉を食べる時に、食べ易く工夫したのがバーガーの始まりだと言われているのですよ。。。 このタルタルステーキが民族大移動でドイツ地方に伝わったらしい。。。

 


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このタルタルステーキを焼いてパンにはさんだのがハンブルグのハンバーガーの始まりですよ。。。

そこまでは知りませんでしたわ。。。 勉強になりました。。。


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【デンマンの独り言】


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ところで、真由美ちゃんは、ノース・バンクーバーでホームステーしながら
VCC (Vancouver Community College)にかよって
パン職人・ベーグル職人の勉強と実習に励んでいました。

2016年の9月に卒業式を終えて、
現在、バンクーバー市内の旨いベーグルを提供するカフェ・レストランで働いています。

学生時代には、先生やクラスメートとの英会話には、まごつくことがあったそうです。
外国語というのは習得するのが実に大変です。

あなたは英会話を勉強してますか?
できれば、英語を話している国へ行って英会話を勉強するのが一番です。

でもねぇ~、英会話を勉強する方法に王道はありません。
人それぞれです。。。
自分に合った勉強法を見つけるのが、英会話の上達の早道だと僕は思いますね。

同じことを同じように勉強しても、人によって上達が違うのですよ。
僕の経験で言っても、人によって、語学の才能というのはまちまちです。

太田将宏老人のように、40年もカナダに住んでいるのに
英会話が満足にできずに 6人に成りすまして日本語でブログにコメントを書きなぐって余生を過ごす人もいます。

なかには、日本語を忘れてしまうほど、英語にどっぷりと浸かってしまう人もいます。
20年以上英語圏で英語を話してますけれど、
僕は、漢字を忘れることはあっても、日本語を忘れることはありません。

もちろん、今でも、英語を話すよりも日本語を話す方が楽に話せます。
僕自身は語学の才能があるとは思ってませんが、
僕が、カナダ人と笑いながら話しているのを聞いていると、
真由美ちゃんには さっぱり 何を話しているのか解らないと言うのですよね。

僕がペラペラと英語を話しているように見えるのだそうです。
早くデンマンさんのように 英語がしゃべれるようになりたい、と真由美ちゃんは言います。

しかし、僕は、常に、英語を日本語のように しゃべれたら いいなと思っているのですよ。
外国語を母国語のように話すのは、本当に難しいと思います。

いずれにしても、真由美ちゃんは小さい頃からの夢が叶ってぇバンクーバーにやって来たのです!


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ところで、あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

とっても素敵な街ですよ。


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世界で最も住みやすい街バンクーバー


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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

卑弥子さんが バンクーバーにやって来たのは 2008年の元旦の2週間ほど前でした。

クリスマスをバンクバーで過ごして、それから元旦の“Polar Bear Swim (寒中水泳)”に参加したのです。


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上のビデオを見ると、まるで真夏のようでしょう?

ところが気温は確か2度ぐらいでした。 

水の中の方が暖かかったのです。

とにかく、バンクーバーには面白い人たちがたくさん居ますゥ。

あなたも、お暇と お金の余裕があったらぜひ出かけてみてください。

では、また興味深い、面白い記事を書くつもりです。

だから、どうか、あなたも またやって来てくださいねぇ~~。
じゃあね。


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If you’ve got some time,

Please read one of the following artciles:


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『乙女力@宇都宮』

『いい出会いの連鎖』

『笑顔の乞食おばさん』

『ニュートンの暗い秘密』

『新年@バンクーバー』

『スープキッチン@新年』

『猫と癒し』

『猫と犬と癒し』

『大通りde水の滑り台』

『イルカとワンちゃん』

『カワウソ@スタンレー公園』

『生パンツ系男子とベトナム兵』

『愛と癒しの涙』

『ダンスとノーベル賞』

『おもてなし』

『思い出ポロポロ』

『ロブソンの5月』


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『ネットが不倫を連れて来る』

『ペットと良心』

『夢のデニッシュ』

『パンツァネッラ』

『12歳少女の短命』

『行田の伯母さん』

『パン職人修行』

『タイムマシーン』

『ルンルンdeサルサ』

『天国のワンちゃん』

『万の風になって』

『プロシュット』


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『なせば鳴る音楽』

『日本人女学生行方不明』

『日本人女学生死亡』

『ガレット』

『那須高原の紅葉』

『希望とロマン』

『錯視 錯覚』

『マンボ@バンクーバー』

『オリーブオイル』

『スコーンとプディング』

『5月のロブソン』

『病院食の間違い』

『プレミアム・ジャパン』

『自然の摂理を無視すると…』

『夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン』


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『パリ風カフェ』

『どこか狂ってるわ』

『行田遠野物語』

『行田物語 ピアノ』

『行田物語 猫』

『行田物語 母の懐』

『行田物語 ケネディ暗殺』

『行田物語 病院食』

『行田物語 お股の花々』

『晩香坡物語 ジャズ』

『行田物語 悪夢』

『行田物語 社長』

『行田物語 棺桶に入るまで』

『宝田百合子@インド』

『行田物語 ちゃぶ台』

『行田物語 アカギレ』

『行田物語 にぼし』

『ノーベル賞がなぜ?』


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『トゥーランドットとかぐや姫』

『ゲソとワケギ』

『シェフ バベット』

『まんじゅう@富岡』

『ん?トゥーランドット』

『女の子の夢』

『イヴォワールのレストラン』

『151歳の誕生日』

『お皿をぺろぺろ』

『ポップス@蕎麦屋』

『検便と回虫』

『スコーンとプディング』

『スコーン姉妹』

『ピラミス 美術館』

『明治屋 圧力ジャム』


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『雁とがんもどき』

『グルメブーム』

『行田物語@ナポリ』

『栗餅』

『日本で再会ね』

『コロッケパン』

『日本のパン文化』

『小女子』

『カエルジュース』

『152歳の誕生日』

『かぐや姫フィーバー』

『クスクス笑わないで』

『セビチェ』

『ラーメンブーム』

『自然治癒力』

『カナダ紀行カナダ事情』

『猫カフェと癒し』

『ポメロ』

『カワウソ見たい』

『生パンツ系に惹かれて』

『ティラミスとピラティス』

『這っても黒豆』


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