2020年6月28日 (日曜日)
ニコラ・プッサン
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デンマンさん。。。 ニコラ・プッサンにハマっているのですか?
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ジューンさんはニコラ・プッサンの事を知っているのですか?
もちろん知ってますわ。。。先日、次の記事の中でデンマンさんと この画家の作品について語り合ったではありませんか!
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ジューンさんは忘れていると思いましたよ。。。
デンマンさんとニコラ・プッサンの作品について語り合ってから、まだ1ヶ月と経ってないのですわ。。。覚えているのが当たり前でしょう!
でもねぇ〜、ニコラ・プッサンの名前は日本人にとって余り知られてない名前なんですよ。。。セザンヌだとか、ゴッホだとか、ゴーギャンだとか、ルノアールだとか。。。そういう名前は日本人ならばたいてい知っていると思うのです。。。だけど、ニコラ・プッサンというフランスの画家の名前は、学校の美術の時間にも聞いたことがない。。。少なくとも僕にとっては、知名度がゼロに近い画家だったのです。。。
。。。で、どういうわけで、またニコラ・プッサンを取り上げるのですか?
実は、上の記事の中で次のリストを紹介したのですよ。。。
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■『驚異の大洪水』(PART 1)
これは GOO の僕の「デンマンのブログ」の5月30日のアクセス者数の棒グラフと日別・週別のランキングの記録です。。。アクセス元ページ の6番に注目して欲しい。
プッサンの『冬(大洪水)』と入れて BING で画像検索して『驚異の大洪水』を読んだネット市民がいたのですよね。。。
そういうことです。。。それから2週間ほどしたら、また次のリストにお目にかかったのです。
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■『驚異の大洪水』(PART 1)
あらっ。。。ニコラプッサン 洪水と入れて BING で検索して6月13日に『驚異の大洪水』を読んだネット市民がいたのですわねぇ〜。。。
キーワードの並べ方から判断しても、全くの別人が次のように検索して『驚異の大洪水』を読んだのですよ。。。
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■『驚異の大洪水』(PART 1)
日本人にとってマイナーなフランスの画家なのに、どういうわけでこうして検索してまでニコラ・プッサンの作品について調べる人がいるのですか?
だから、不思議に思ってジューンさんを呼び出したのですよ。。。 ジューンさんは、以前からこの画家について知っていました?
いいえ、わたしは印象派の画家については興味がありますけれど、それ以前のフランスの画家について、ほとんど知りませんわ。。。
日本人のミーちゃん、ハーちゃんもたぶん、そうだと思うのですよ。。。日本ではフランスの印象派の画家の作品についてはかなり知られているけれど、それ以前の作品は、めったに話題になりません。
それなのにニコラ・プッサンがこうして連続して検索して記事が読まれた、ということはどういうことですか?
だから僕も不思議に思って次のように検索してみたのですよ。。。
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あらっ。。。ニコラ・プッサン 展覧会 と入れて検索したのですわねぇ〜。。。
そうです。。。するとニコラ・プッサンの絵を含めた「フランス絵画の精華展」が東京富士美術館で今年の1月29日まで開かれていたのです。。。現在は大阪市立美術館で5月26日から8月16日まで開かれているのですよ。。。
つまり、その展覧会に行った人、あるいはこれから見にゆく人が検索したのですか?
おそらくそうでしょう。。。
でも、どういうわけでニコラ・プッサンの絵が展示されるようになったのですか?
あのねぇ〜、次のようなエピソードがあるのですよ。。。
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欧米で高い教育を受けた人にとって、西洋美術史の知識は「ユニバーサルランゲージ(世界共通語)」。
だから、いくら仕事ができても美術史など人文学的教養がないと、単なる「取引先」にはなれても「ビジネスパートナー」とは見なされません。(略)
オールド・マスターズを押さえておけば、自分の「格」を上げることができます。
知人の日本人女性の話ですが、パリの某高級ホテルで、初めはコンシェルジュから軽くあしらわれたそうです。
ところが、ルーブル美術館で買ったプッサンの画集を手にロビーを通った瞬間、コンシェルジュの態度が豹変したそうです。
つまり、印象派の画家の絵は、俗っぽいと思う欧米人が居るらしいのですよ。。。
印象派以前のニコラ・プッサンのような古典主義派の画家の作品の方が欧米では「格」が上だと思われている、ということですか?
だから、そのように言う美術史家や美術評論家が居るのですよ。。。
デンマンさんは、どう思います?
自分の「格」を上げるためにプッサンの画集を見せるのは、バカバカしことだと思いますよ。。。でもねぇ〜、美術史家や美術評論家がそう言えば、そういうものかと思ってしまうミーちゃん、ハーちゃんは多いのですよ。。。
それで、最近、ニコラ・プッサンの絵が見直されているということですか?
もしかすると、そうかも知れませんよ。。。
でも、なぜ「大洪水」の絵に興味を持つ人が多いのですか?
《冬、あるいは大洪水》は『四季』と呼ばれる4枚の連作の作品のひとつなのですよ。。。この他に《春》、《夏》、《秋》がある。。。これには次のようなエピソードがあるのです。
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《夏》は、リシュリュー公爵アルマン=ジャンのために、1660年から1664年にかけてプッサンが描いた、四季を表わす4枚の絵画から成る連作のうちの1枚である。
1665年に、公爵はポーム球技で王に破れ、彼のコレクションからプッサンの作品13点を含んだ25点の絵画を引き渡した。
こうして《四季》は、ヴェルサイユの王室コレクション、その後ルーヴルの共和国コレクションに加わることになったのである。
各々の季節は、『旧約聖書』から取られた一場面と一日の中のある時間帯に結び付けられている …
『「四季」の中の《夏》』より
(ルーブル美術館)
こういうエピソードがあるので、《四季》の作品に興味を持つ人が多いのですか?
それに《四季》はニコラ・プッサンの最後の作品なのですよ。。。そのうちでも《冬、あるいは大洪水》は、春夏秋冬の最後です。。。つまり、ニコラ・プッサンの最後の作品の最後なんですよ。。。だから、《夏》よりも《冬、あるいは大洪水》に興味を持つ人が多いのだと思います。
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《冬、あるいは大洪水》
しかも、上の絵はプッサンの他の絵と比べても かなり劇的なのですよ。。。
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二コラ・プッサン 「冬(大洪水)」
(1660~64)
黒雲の動く空、時おり稲妻が光り、そのくせ満月もうっすらと見えて、地上は大洪水、命からがら舟べりにつかまると、天上からワーグナーの曲が聴こえて、岩陰を大蛇まで這っている。
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もうじき幕が降り、舞台が変わるとたぶんこんどは天国だ。
芝居気たっぷりのイラスト感覚がむしろ今に通じる。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
クリップはYouTubeで共用。
写真はデンマン・ライブラリーより)
114ページ 『ルーヴル美術館の楽しみ方』
著者: 赤瀬川原平 熊瀬川紀
1997年2月20日 第11刷発行
発行所: 株式会社 新潮社
ニコラ・プッサンは日本人には余り知られてないけれど、知っている人は知っているのですよ。。。『ルーブル美術館の楽しみ方』の中で赤瀬川原平さんも言ってます。。。「芝居気たっぷりのイラスト感覚がむしろ今に通じる」と。。。
なるほどォ〜。。。台風や洪水の被害の多い日本に住んでいる日本人には、上の絵は身近に感じられるのかもしれませんわね。。。
そういうことですよ。。。だから、検索して上の絵を見たいと思う人が出てくるのですよ。。。
ちょっと、できすぎたオチですわねぇ〜。。。
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ですってぇ~
あなたもニコラ・プッサンの《大洪水》の絵を見て、洪水に遭った時のことを思い出しますか?
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二コラ・プッサン 「冬(大洪水)」
(1660~64)
ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、他にもっと面白い話をしろ!」
あなたは、そのような命令口調で あたくしに強要するのでござ~ますわねぇ~。。。
分かりましたわぁ。。。 では、ちょっと次のクリップを見てくださいなァ。。。
思わず笑ってしまいますわ。。。
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ええっ。。。? 「犬や猫のことは どうでもいいから他のもっと面白い話をしろ!」
あなたは、更に あたくしに そのような強い口調でご命令なさるのでござ~ますかァ~?
分かりましたわァ~。。。
あなたが、そうおっしゃるのならば、あたくしの個人的なお話しをいたしますわァ。
実は、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”が殿方の注目を集めているのでござァ~ますわよう。
うふふふふふふふ。。。
ええっ。。。 信じられないのでござ~ますかァ?
じゃあ、ちょっと次の検索結果を見てくださいまし。。。
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「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。
つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。
うふふふふふふ。。。
あなたも、ビックリするでしょう?
ジムで汗を流して “ヴィーナスのえくぼ”をゲットいたしました。。。
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スタイルもよくなったのでござ~ますわァ~。。。
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いかがでござ~ますか?
でも。。。、でも。。。、“天は二物を与えず”と申します。。。
これほどスタイルが良くなったというのに、あたくしは未だに独身でござ~ますのォ。。。
世の中は、なかなか思うようにゆかないものですわァ~。。。
ところで、あなたは『万夜一夜物語』を読んだことがござ~ますかァ~?
“千夜一夜物語”ではなくてぇ、“万夜一夜物語”ですわ。
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デンマンさんが書いたのでござ~ますわよう。
ええっ。。。 10,001の話が書かれているのかってぇ~。。。?
とにかく、上のリンクをクリックして読んでみてくださいませぇ~。。。
あなたも、絶対にビックリするようなお話が出てきますわァ。
『万夜一夜物語』だけでは、物足りないのでしたら、
ジューンさんが登場する面白いお話もたくさんあります。
興味のある方は、どうか次のリンクをクリックして読んでくださいましねぇ~。。。
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■『慫慂』
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とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。
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こんにちは。ジューンです。
スパムメールが相変わらず多いですわよね。
あなたのメールボックスにも、
ジャンクメールがいっぱい入っているでしょう!?
スパムメールを飛ばしているのは
いったい、どういう人たちなのでしょうか?
出会い系サイトのオーナーたちが多いそうですわ。
彼らは会員を集めるためにスパムメールをばら撒きます。
そのためにメールアドレスのリストを購入しています。
では、そのようなリストを販売している人は
どうやってメールアドレスを集めているのでしょうか?
ロボット(自動巡回プログラム)によって
自動収集させているのです。
ところで、サーチエンジンの自動巡回ロボットは
毎日世界中のサイトを訪問し、
その内容をデータベースに書き込んでいます。
同じように、このメールアドレス収集巡回ロボットも、
HTMLソースを分析し、
メールアドレスらしきものをどんどん記録してゆきます。
でも、使っていないメールアドレスが
たくさんあるのですよね。
あなたの使っているメールアドレスのことを
考えてください。
あなたはメールアドレスをいくつ持っていますか?
一つだけではないでしょう?
10以上持っているのではありませんか?
多分、ほとんどのメールアドレスは使ってないでしょう?
そのために、現在実際に使っている
メールアドレスを集めるために、
怪しい人物が使用度の高いメールアドレスを
集めているのですわよ。
だから、あなたもむやみに信用できない人に対して
返信しないようにしてくださいね。
詳しいことはデンマンさんが次の記事で書いています。
(2012年4月3日)
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ところで、卑弥子さんが面白いサイトを
やっています。
興味があったら、ぜひ次のリンクをクリックして
覗いてみてください。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。 バーィ
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下着・ランジェリーを見つけませんか?』
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