ガンダーラ

 

ガンダーラ

 


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すっきりとした晴れ!

 


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2023年9月10日 日曜日 午前8時40分

 

7時10分起床!気温13度。
清々(すがすが)しい朝。
小百合さん、おはよう!
スッキリお目覚めですか?
残暑はいくらか和らぎましたか?

バンクーバーはめっきり涼しくなりました。
初秋という感じです。

昨日は食料の買い出しにでかけました。
半値コーナーではディナーロールが売りに出されていたので、12個入りのパッケージを一袋買ってきました。
夕食に ご飯代わりに食べます。

おかずになるものには、タイのチキンと野菜のBroth(煮込み)の缶詰を買ってきました。

 


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さっそく、昨夜食べたけれど それほど辛くなかった。
まあまあの味でした。

昨夜もYouTubeのクリップで1990年に作られたNHKスペシャルの番組を観ました。

 


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お釈迦様の仏教では、イスラム教のように仏像を作ったり、肖像画などを書いたりしてはダメだったのですよ。
瞑想にふけって、厳しい生活を耐えることが悟りにたどり着く道だという厳しいものだった。
今で言う小乗仏教ですよ。

でも、ガンダーラには、アレクサンダーの東洋遠征で残されたギリシャ人が国を作っていた。
そのギリシャの文化の影響があって仏像を作るようになったというのです。

その後クシャン人が中央アジアから
ガンダーラを征服して国を作り、
初めはゾロアスター教を信じていたのだけれど、
死後の世界を保証してくれないので、
仏教に宗旨変えをしたというのです。

仏教だと寺院に寄付をしたりして
徳を積むと天国の行けるという
教(おし)えになっていたので、
シルクロードの交易で豊かになったクシャナ人たちは
天国にゆくために寺院にたくさんのお金を
寄付するようになったというわけです。

これが大乗仏教に成り、6世紀にはシルクロードを通じて日本にも伝わったというのです。

 


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僕は別に仏教徒ではないし、
宗教というのはファンタジーだと信じているので、
どうでも良いことなんだけれど、
結局、宗教というものは人間の都合の良いように
変わってゆくという、
いい加減さを見せつけられたようで、
ますます、既存の宗教には興味がなくなりました。

結局の所、宗教によらず自分の信じることによって生きることが一番だと改めて思いました。
きゃははははは。。。

来年の2月にでも、帰省した時には、
軽井沢に近くの温泉か
あるいは仙台まで足を伸ばして
秋保温泉行き、小百合さんと一緒に命の洗濯をしたいよね。

これこそ、僕と小百合さんの幸せになる「宗教」ですよ!
きゃははははは。。。

考えてみなくても、一生は一度きりです。
今年の秋は、無視できない用事があって、
どうやら日本へ帰省できそうにありません。
早くて来年の2月になるでしょう!

そういうわけで、小百合さんが10月か11月に
バンクーバーに遊びにやって来ませんか?
お金が墓場まで持って行けません。
小百合さんもバンクーバーで命の洗濯をしてください。

バンクーバーの夏は終わりました。
夜は、涼しくなったよ。

軽井沢も まだ蒸し暑いでしょうね。
寝苦しい思いをしているのでは?
エアコンつけて寝ている?
エアコンはなるべく使わないほうがいいよ。
やっぱり、自然な状態がいい!

今年の秋には小百合さんと一緒に富岡のKENKENに行くのは無理だね。
軽井沢では小百合さんと一緒にインドカレーを食べるのも来年です。
秋保温泉にも行きたいけれど、これも延期。

それは、ともかく、時間があったら次のピンタレストの写真でも見て楽しんでね。

 


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『秋保温泉のページ』

 

 

色々な写真をクリックして記事を読んでみてね。

では、小百合さんもコロナには感染しないようにくれぐれも気をつけてね。
じゃあ、気が向いたら、小百合さんも またメールを書いてね。
今日もルンルン気分で過ごしましょう!

 


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デンマンさん。。。、ガンダーラ のクリップを観て宗教が馬鹿げたものに見えたのですか?


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いや。。。馬鹿げたと言うと言い過ぎになるけれど、お釈迦様の始めた仏教は、今の日本で行われている仏教とは、全く別物のようになっているのですよ。。。なぜなら、長い年月をかけて、仏教が日本まで伝わるうちに、人々の願いとか、要望とか、期待に応じて仏教の教義が変わってきたのですよ。。。

それで、今の日本の仏教はお釈迦様の考え方とは違う仏教になているのですか?

だってぇ、そうでしょう! お釈迦様は仏像を作ってはダメだと言ったのですよ。。。でも、今の日本のお寺で仏像のない寺など一つもありません。。。お釈迦様が生きていたらムカつきますよ。。。

いったい誰が仏像を作り始めたのですか?

仏像を作ったのはギリシャ人の影響だというのです。。。

ガンダーラにギリシャ人がいたのですか?

あのねぇ〜、アレキサンダー大王が紀元前4世紀にインドに遠征したときに、途中の戦略的に重要な土地に兵士を残していったのです。。。もちろん、ガンダーラにも残していった。。。そういう兵士が現地に一つの街を作って暮らすようになったわけです。。。だから、ガンダーラで作られた仏像を見ると、明らかにギリシャの影響を見ることができるのですよ。。。

 


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つまり、仏教に帰依したギリシャ人がお釈迦様の姿を見たいと思ったので仏像を作ったのですか?

そうです。。。でも、それはお釈迦様の教えに反することですよ。。。今では仏像に向かって祈ったりお経を唱えたりするのが当たり前だけれど、仏像が作られる前には仏教徒は仏塔(ストゥーパ)を前にして祈ったりお経を唱えたりしていたそうです。。。

仏塔よりもお釈迦様の像を前にして祈ったりお経を唱えたりしたいというのは、自然な願いだと思いますわ。。。

そうですよ。。。そういうわけで、僕は仏教に帰依したギリシャ人の石工が初めて仏像を作ったと思います。。。その石工もお釈迦様の仏像を前にして、お経を唱えたかったに違いないのです。。。でも、作ってみたら、インド人よりもギリシャ人に似た顔になってしまった。。。それに、身にまとう衣も、なんとなく古代ギリシャ人が身に着けたような衣になってしまった。。。

 


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ガンダーラを征服したクシャン人の王様の像


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古代ギリシャの男性像

 

クシャン人の王様の部分像は、初めのクリップに出てきたものです。。。この衣が古代ギリシャ人の衣と似ているのですよ。。。やはり、古代ギリシャの影響が見て取れる。。。

ガンダーラを征服したクシャン人はどういうわけで仏教に帰依したのですか?

あのねぇ〜、クシャン人は、それまではゾロアスター教(拝火教)を信仰していたのです。。。でも、ゾロアスター教では死んだあとで天国に逝けることを保証してくれない。。。

仏教では天国、つまり極楽に行けることを保証してくれるのですか?

六波羅蜜という教えが大乗仏教には付け加えられた。。。つまり、6つの徳を積むと極楽へ行けるというのですよ。。。その一つがお布施(ふせ)を施(ほどこ)す、あるいは寺院に寄進をするということなのです。。。お釈迦様は、そういう事を言ってない。。。極楽に行きたい多くのクシャン人の人達は、この教えを聞いてゾロアスター教から仏教に乗り換えたのです。。。

つまり、寺院に寄進をすれば極楽に行けると思ったわけですねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。お布施をしたり、寄進をしたりというのは、坊さんの発想ですよ。。。つまり、自分たちが楽をしたいからそういう教えを6つの徳の一つにしたのです。。。お釈迦様が聞いたら、それは坊さんたちの堕落の証拠だと言うと思いますよ。。。

つまり、坊さんが得をするようなやり方で教義までが変えられた、とデンマンさんは言うのですねぇ〜。。。

そうですよ。。。信者のためだと、おためごかしに言うけれど、実は、坊さん自身が得をするから、そういうお布施や、寄進を徳の一つにしたわけです。。。勝手なものですよ。。。

仏教は、ゾロアスター教の影響も受けているのですか?

受けているのです。。。ゾロアスター教は拝火教とも言われるように、火を崇(あが)めるのですよ。。。

なぜ火を崇めるのですか?

火には人々を守る力があるとゾロアスター教徒は信じているのです。。。そういうわけで仏像の中には火を背負っているものがある。。。

 


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でも、この木の枝か草のように見えるものが火であるという証拠があるのですか?

あるのですよ。。。クシャン人はゾロアスター教を信じていたということは前に述べたけれど、このクシャン人の王様がカニシカ王なのですよ。。。

 


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これがカニシカ王の像なのです。。。向かって左の肩に炎のように見えるのが火炎(かえん)の形ですよ。。。ちょうど、この形を真似て作った仏像がその上の仏像になるわけです。。。ゾロアスター教よりも仏教がクシャン人の間に広まると、カニシカ王は、仏教を無視できなくなって、支配力を強めるために、この仏教を保護して利用するようになった。。。でも、やがてカニシカ王自身も仏教に帰依するようになったのです。。。

つまり、仏教にもゾロアスター教の火が取り入れられたわけですねぇ〜。。。

そうです。。。

でも、それにしては、今の仏教ではあまり火を崇めないですわねぇ〜。。。

いや。。。そんな事はありません。。。あの有名な東大寺のお水取りという行事はゾロアスター教の影響をモロに受けた行事ですよ。。。

 


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つまり、現在の仏教は、お釈迦様の教えとは、ずいぶんとかけ離れたものになっているのですわねぇ〜。。。

そうです。。。紀元前6世紀から今までの間に、仏像を作ったり、ゾロアスター教の教えの良いところを取り入れたりして、人々の求めるものを受け入れてきたのですよ。。。だから、仏教を信じるならば、むしろ自分が信じている信念に従って生きる方がより良い生き方なのですよ。。。

それで、デンマンさんは「お金は墓場までは持ってゆけないので、ケチらないで10月か11月にカナダに行き、バンクーバーで命の洗濯をしたらどうか」と言うのですねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。その方が仏教を信じるよりも、よっぽど素晴らしいご利益(りやく)がありますよ。。。

 

【卑弥子の独り言】

 


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ですってぇ~~

ガンダーラのことを取り上げて、回りくどいことを言いながら、結局、小百合さんをバンクーバーに来るように誘っているのですわァ〜。。。

確かに、仏教も都合の良い教義を取り入れて、お釈迦様の頃の仏教徒はまるで違うようなってしまいましたけれど、

結局、人間というものは、自分勝手な願いを込めながら仏教を変えてきたのですわァ〜。。。

あたくしは、そう思いますけれど、あなたは どう思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから他にもっと面白い話をしろ!」

あなたは、あたくしに そのようにご命令なさるのでござ~ますかァ~?

分かりましたわァ。。。 あなたがそのようにおっしゃるのであれば、

元旦にバンクーバーで第100回寒中水泳があったのでござ~ますわよう。

その模様をお見せしますわねぇ~。。。

 


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ええっ。。。 「寒中水泳など つまらんから、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、さらに、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。

個人的なお話ではありますけれど、

次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


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『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

 

ところで、小百合さんが なぜ「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれているのか?

ご存知でござ~♪~ましょうか?

なぜ。。。?

実は簡単な事なのですわよう。

 


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小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。

 


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

 

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

 

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。


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淫らな恋を探して

 

淫らな恋を探して

 

禁忌の愛
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デンマンさん。。。 あんさんは“淫らな恋”を探してはるのォ~?


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。。。ん? めれちゃんは わてが“淫らな恋”を探している、と思うたのかァ~?

そやかてぇ~、タイトルにそう書いてありますやん!

あのなァ~、わてが探しているのとちゃんねん。。。 実は、北京市に住んでいる周杰伦(ジョウ・ジエルン)君が“淫らな恋”を探してるねん。。。

 

北京市に住んでいる周杰伦(ジョウ・ジエルン)君
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あらっ。。。 なんとなく“出歯亀”に似てますやん。。。

 

出歯亀

 

出歯亀(でばかめ)とは、明治時代に発生した殺人事件の犯人として捕らえられた男性のあだ名、もしくはこのあだ名から転じて窃視(のぞき行為)やこれを趣味とするもの、窃視症のように病的な状態にあるものを指す。
英語では「ピーピング・トム(Peeping Tom)」という言葉がおおむねこれにあたる。

単に好色な男性を指してもこのように呼ぶが、事件当時は流行語となって様々な意味を含んだ関連語も生まれた。

語源・派生語

出歯亀という言葉の語源は、1908年(明治41年)に遡る。
この年の3月22日、豊多摩郡西大久保村54(現在の東京都新宿区大久保)の藤の湯近くで銭湯帰りの27歳の女性が殺害され、手ぬぐいを口に押し込まれた状態で発見された。

出歯亀
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被害者の幸田ゑん子が妊娠中であったこと、大蔵官吏・野口米次郎(同名の詩人とは別人)の元妻であり、下谷電話交換局長・幸田恭の新妻であったことから注目され、事件発生当初より大々的に紙誌で報道される中、以前にも女湯ののぞき行為を行っていた「出歯の亀吉」こと植木職人の池田亀太郎(当時35歳)が強姦殺人の犯人として逮捕された。

なお、彼は当初は犯行を認めていたが、公判では否認に転じた。
判決は無期徒刑だったが、控訴した。

衆目を集める事件であったために、新聞は捜査の当初から詳細に報道しており、逮捕時には大見出しが紙面を飾った。
また、池田が出っ歯という身体的特徴を持っていたことから彼は周囲から出歯亀と呼ばれていたこともあって、当時の新聞が逮捕2日後の報道でもこのあだ名を見出しや記事に用いたため、その語は彼を指す言葉として定着したという。

また、事件の弁護人が法廷でそのように呼んだことが契機であるとの説もある。
なお、明治当時から出歯亀の語源ははっきりとは確定していない。

このセンセーショナルな事件は「出歯亀事件」として同時代人の心に焼き付き、池田のあだ名である「出歯亀」は転じて好色な男性を指す蔑称として扱われ、あるいはのぞき常習者や強姦などに及ぶ変質者・色情狂などの意味で使われるようになっていった。

さらにこの当時「出歯亀」の語は流行し、様々に転用されている。
森鴎外も小説『ヰタ・セクスアリス』の中で当時真実暴露と称してしばしば性的描写を行った自然主義(自然主義文学など)の別称として揶揄する意図で「出歯亀主義」なる表現が用いられたり、「出歯る」という動詞がうまれ流行したことに言及している。

この「出歯る」という動詞に転じた語も変態的な行為や婦女に暴行するという意味にも用いられ、怪しい挙動を指して出歯ると洒落て呼ぶこともあった。
この当時の流行語を乱用する学生の間では必ずしも性欲の遂行を条件とせずに「まごまごすると出歯るぞ」などという冗談にも用いられもしている。
こういった時流の中で前述の「出歯亀主義」も既成道徳を否定した社会主義や無政府主義にまで用いられるようになった。

ただ2010年代の現代において出歯亀という語は国語辞典のうえで窃視趣味やその窃視行動を指す語として残り、強姦や婦女子への暴行といった意味は薄れ、出歯亀主義や出歯るなどの関連する語は姿を消している。
いずれにせよ池田亀太郎のあだ名は不名誉な蔑称として現代にまで残される結果となった。


出典: 「出歯亀」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

めれちゃんは ずいぶん古い言葉を知ってるのやなァ~?

あんさんも好色な“出歯亀”に似てるさかいに、わたしは覚えましてん。。。 (モナリザの微笑)

しょうもない事を言わんで欲しいねん。

。。。で、北京市に住んでいる周杰伦(ジョウ・ジエルン)君が“淫らな恋”を探してるという証拠でもありますのォ~?

もちろんやァ~、次のリストを見て欲しい。。。

 


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これは わてのDenman Blogの5月20日の「リファラ (リンク元URL)」のリストやねん。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。

あらっ。。。 よう分からへんURLが書いてあるますやん。。。 いったい、このURLをクリックすると、どないなページが出てきよるのォ~?

次のような検索結果が表示されるねん。。。

 


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『大奥女中の淫らな恋』

『現時点での検索結果』

 

あらっ。。。 これは中国語の検索エンジンやんかァ~!。。。 「新撰東錦絵」と入れて検索しやはったのねぇ~。。。

そういうことやがなァ~。。。 そいで、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は赤枠で囲んであるタイトルをクリックして『大奥女中の淫らな恋』を読みはったわけやァ~。。。

 


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相変わらず『床上手な女の7つの見分け方』を読むネット市民が ようけいおるのやねぇ~。。。 5月20日にもダントツですやん。。。

 


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『床上手な女の7つの見分け方』

 

要するに、あんさんのDenman Blogには“出歯亀さん”がようけい来よるのやねぇ~。。。 で、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君が北京市に住んでいると、どないして突き止めはったん?

次のようにIPアドレスを調べたのやがなァ~。。。

 


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IPアドレスを調べれば北京市からアクセスしたことは判りますけど、個人情報を保護するために周杰伦(ジョウ・ジエルン)君がアクセスしたことまでは判らへん。。。

あのなァ~、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は わての記事を読んで感銘を受けたよってに、メールを寄越したたのやがなァ~。。。 そないなわけで、わては周杰伦(ジョウ・ジエルン)君がアクセスしたことを知ったわけやァ~。。。

ホンマかいなァ~。。。? そいで、どないなところに感銘を受けはったん?

そもそも周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は「新撰東錦絵」と入れて検索したのやがなァ~。。。 そやから、次の画像をしみじみと見たわけやァ~。。。

 

大奥女中の淫らな信仰

 


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新撰東錦絵 延命院日当話 [明治18年 (1885)]

大奥の信仰厚い延命院の僧・日当(史実では日道)は

多くの女中と関係していた。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


126-127ページ 『衝撃の絵師 月岡芳年』
執筆者: 平松洋
2011年8月16日 第2刷発行
発行所: 株式会社 新人物往来社

 

そやけど、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は日本語をしゃべりはるのォ~?

しゃべれるねん。。。 周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は北京市にある日本語学校に2年ほど通って勉強したそうやァ~。。。

マジで。。。?

そないにメールに書いてあったわァ。。。 そいで、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は改めて上の絵をじっくりと眺めたというのやァ~。。。

つまり、上の絵に“淫らな恋”を感じはったん?

ちゃうねん。。。 江戸時代の艶(なまめ)かしい女を 実によく描いているなあァ~、と周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は感心したのやがなァ~。。。

つまり、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は江戸時代にタイムスリップして、上の絵のような薄っぺらな女と寝床を共にしたいと思いはったん?

 


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めれちゃんには、上の女が薄っぺらな女に映るのかァ~。。。?

そやかてぇ、あんさんがコラージュしてデッチあげたのですやろう?

いや。。。 決してわてがコラージュしたのとちゃうでぇ~。。。 上の絵は実物の絵の写しの女性の部分を拡大したものやァ~。。。

とにかく、あんさんがコラージュした わたしのピンアップ写真と比べたら、どのように見ても薄っぺらに見えますやん。。。

 


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う~♪~ん。。。 確かに、上の写真と比べれば、江戸時代の女は薄紙にべったりと書いたように見えるわなァ~。。。 そやけど、江戸時代の女の しどけない格好が、セクシーやと思うねん。。。

わたしには、なんとのう だらしなさそうな尻軽女に見えますわァ~。。。

それは、男の見方と女の見方の違いやと思うねん。

つまり、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は あんさんのように この江戸時代の女に惹かれなはったん?

そうやがなァ~。。。、実は、それよりも大奥の信仰厚い延命院の僧・日当(史実では日道)は多くの女中と関係していたという事実に興味を持ったのやがなァ~。。。

要するに、あんさんは江戸時代にタイムスリップしやはったら、坊さんに成りすまして 大奥の女中をナンパしやはるつもりやのォ~?

めれちゃんは、何も知らないような表情を浮かべながら 男の心の奥底まで グサッと突っ込んでくるのやなァ~。。。

あんさん!。。。 そないな やわな気持ちでおったら、ナンパなどできしまへんでぇ~。。。

さよかァ~。。。 とにかく、わては その色恋事件を調べてみたのやがなァ~。。。

 

延命院

 


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延命院(えんめいいん)は、東京都荒川区にある日蓮宗の寺院。
山号は宝珠山。
本尊は大曼荼羅。
旧本山は大本山妙顕寺。

慶安元年(1648年)日長の開山により創建され、江戸幕府旗本小堀政貞の生母で江戸幕府4代将軍徳川家綱の乳母三沢局の帰依を得て堂宇が改修された。
この寺にある七面大明神(七面天女)は、慶安3年(1650年)に造られた。

文化財として東京都指定天然記念物の「延命院の大シイ」がある。

 

 

延命院事件

 


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徳川家斉の時代、西の丸大奥の御中臈・梅村の部屋方であった「ころ」という奥女中が、大奥に入る以前から延命院の元歌舞伎役者の僧侶日道と交際し、日道が奥女中と密接な関係を作る手助けをした。

享和年間この寺に来山した日道は美貌の持ち主で幕府の奥女中らと関係を持ったことから寺社奉行脇坂安董に摘発され、享和3年(1803年)死罪に処せられた。

日道は「日月享和政談」(河竹黙阿弥)での延命院「日当」のモデルとなった。

「ころ」と日道の関係も、のちに発覚して捕えられ、「ころ」は大奥を追われた。

(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより
読み易くするために改行を加えています)


出典: 「延命院 (荒川区)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

つまり、“大奥”という所は 男心をくすぐるというかァ~、男の妄想をたくましゅうさらすのですやん。。。

めれちゃんは、何も知らないような表情を浮かべながら 男の心の奥底まで グサッと突っ込んでくるのやなァ~。。。 もしかして細木数子の弟子やったんとちゃうかァ~。。。?

そないな事よりも 元歌舞伎役者がどないなわけで延命院の僧侶になりはったん?

坊主と乞食は三日やったらやめられへん”と昔の人は言うったやないかいなァ~。。。

つまり、喰えない歌舞伎役者やったさかいに、坊主になることに夢を抱いていた、とあんさんは言わはるのォ~?

この元歌舞伎役者の僧侶・日道は、決して喰えないほどの大根役者やなかった。。。 なにしろ、初代尾上菊五郎の忘れ形見だと言われるほどの美男子やったらしい。

つまり、役者稼業よりも坊さんになることを選んだわけやねぇ~。。。

そういうことやなァ~。。。 もともと役者が肌に合わんかったのやろなァ~。。。

それが、どないなわけで、奥女中と関係するようになりはったん?

あのなァ~、江戸時代には、異性と交わるのが許されていない職業がふたつあったのやァ~。。。 ひとつは江戸城や大名屋敷の奥勤めの女中。 もうひとつは坊さんやァ。。。 奥女中は江戸城だけでおよそ3000人。 江戸に屋敷を置く約270藩の大小名の奥女中の人数は 平均30人としても、およそ8000人。 合計すれば1万人を越えているねん。。。 この女性たちは異性と交わることを禁じられておったのやがなァ~。。。

可哀想やねぇ~。。。

めれちゃんには、とても奥女中はつとまらんやろなァ~。。。 うしししししし。。。

なして、あんさんは そないな事を言わはるのォ~。。。?

そやかて めれちゃんは つぎのような熱い思いを短歌に詠んでいたのやでぇ~。。。

 

くちづけ

 


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罪深き

ことと知りつつ

この夜も

きみのくちづけ

もとめて止まぬ

 


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by めれんげ

2009.01.14 Wednesday 14:21


『即興の詩 冬枯れ』より

(旧『即興の詩』サイトは閉鎖されました)

『めれんげさんと六条の御息所』に掲載
(2010年2月12日)

 

何も知らへんネット市民が上の短歌を読んだら奥女中の女が詠んだものと思うてしまうでぇ~。。。

つまり、あんさんは わたしが奥女中の女のように日頃から熱い恋の血潮に悩まされている、と思うていやはるのォ~?

そやかて、めれちゃんは“平成の与謝野晶子”なんやでぇ~。。。

それは、あんさんが勝手に言うてるだけですやん。。。

いや。。。 今やネットでは めれちゃんが“平成の与謝野晶子”である事が知れ渡っているねんでぇ~。。。

ホンマかいなァ~。。。?

信じられへんのやったら次の検索結果を見てみィ~なァ~。。。

 


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『現時点での検索結果』

 

「平成の与謝野晶子」と入れてGOOGLEで検索したのやがなァ~。。。 赤枠で囲んだタイトルをクリックすると めれちゃんがちゃんと記事の中に出て来よるのやでぇ~。。。

 


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『平成の与謝野晶子』

 

緑の枠で囲んだ写真をクリックすると次にページが出てくるのやがなァ~。。。

 


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『実際のページ』

 

上のページの赤丸で囲んだ Visit page をクリックすると、やっぱり わての『徒然ブログ』の『平成の与謝野晶子』が出てきよるねん。。。

 


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『平成の与謝野晶子』

 

さらに 青枠で囲んだタイトルをクリックすると次のページが出てきよるのやでぇ~。。。

 


(twi60826a.png)

『実際のページ』

 

要するに、あんさんが勝手に わたしを“平成の与謝野晶子”としてネットで広めてるのですやん。。。

あきまへんかァ~。。。?

アッカ~♪~ン!。。。 そんな事よりも、奥女中の話は、どうなりましたん?

そやから、奥女中のほとんどは、めれちゃんのように熱い恋の血潮に、夜毎に ムンムン、ムレムレしてるねん。。。 うしししししし。。。

そのような下卑た笑いを浮かべんで欲しいねん。。。 あんさんかてぇ、女性と交わることのできない坊さんなどには、絶対になりませんやろう?

いや。。。、わては“仏のデンマン”と言われているさかいに、別に坊さんになっても ええねんでぇ~。。。

あんさんには無理やわァ~。。。

とにかく、異性と交わることを禁じられた女性たちが江戸には1万人近く居たのやがなァ~。。。 いっぽう、僧侶の数は文化12(1815)年の江戸の人口調査では2万6090人という記録が残ってるねん。。。 宗旨で妻帯を認めている浄土真宗を例外として、約2万人の坊さんは、女性と交わることが戒律によって禁止されていたのやァ。

つまり、1万人を越える奥女中がいる。。。 そして片方には女性と交わるのを禁じられている、2万人を越える坊さんがいるということやねぇ~。。。

そういうこっちゃがなァ~。。。 

。。。で、奥女中と、その坊さんが出会う機会があったわけやねぇ~。。。

そうやァ~。。。、幕府は奥女中と坊さんにセックスを禁じておきながら、奥女中の寺参りを公認していたのやがなァ~。。。。 奥女中が「奥」と呼ばれる御殿から外の世界に出られるのは、親兄弟の病気見舞いや葬式と、信心のための寺参りだけやった。。。

 


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それで大奥女中の淫らな信仰が広まるわけやねぇ~。。。

そうやァ~。。。 親兄弟の病気や葬式は、そう何度もあるわけじゃない。。。 となれば、先祖の墓参りだの、信心のためだのという名目をつけて、寺参りにゆくわけやなァ~。。。 性に飢えている奥女中が、これも飢えている坊さんの許に出かける。 一度ならず、再々出かければ、歌の文句じゃないけれど、「こうして、ああすりゃ、こうなるよ……」というわけになるねん。。。 うへへへへへ。。。

下卑た笑いなど浮かべんで、その先を話しなはれぇ。。。

奥女中と、坊さんが隠れて ふんずほぐれず シコシコと濡れていたのやがなァ~。。。 そやけど、悪い事は長くは続かん。。。 

 


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享和3(1803)年、「延命院で何か可笑しい事が行われている」という噂が流れるようになったのやがなァ~。。。 延命院に多数の奥女中が出入りしていて、御乱交らしいという評判がついに寺社奉行の耳に達してしまったのやァ~。。。 さあたいへん。。。

。。。で、どうなりはったん?

寺社奉行の耳にはいれば、無視するわけにもゆかん。。。 寺社奉行の脇坂淡路守安董(やすただ)は真面目な人やったァ。。。 判決文によると、日道は延命院の住職だったにもかかわらず 60人ほどの女性と肉体関係を結んでいたと言うねん。。。 

同時並行やったん。。。?

そういうこっちゃァ。。。 そやけど、日道を目当てに延命院に来る女性は60人ではきかなかったのやがなァ~。。。 自分だけでは世話しきれへん。。。 それで寺僧や知り合いの歌舞伎役者にまで相手をさせていたと言うねん。

そらそうやねぇ~。。。 60人の女性をお相手すると、毎日、2人の女性を相手にすることになりますやん。。。 あんさんでなくても、日道さんにとっては、しんどかったと思いますわァ~。。。

そうやろなァ~。。。 わてかて よう続かんと思うわァ~。。。 (微笑)

。。。で、裁判の結果どうなりはったん?

1803年6月24日に延命院に捜査の手が入り、日道さんの身柄は拘束され、取り調べをうけて、起訴され、有罪となり、日本橋の橋詰で晒されたのがなァ~。。。、そのあとで首をちょん切られた。。。 2ヶ月半ほどのスピード審理やったらしい。。。 次のような狂歌が出回ったそうやァ~。。。

 


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延命院
 

ならば命は
 

延びように
 

短命院で
 

首はころころ

 


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初出: 2017年5月25日


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

そうですわよねぇ~。。。

とにかく、大奥には性的に不満な女中がたくさん居て

その“はけ口”に 新入りのお女中たちをイジメまくったそうですわァ。

では、あなたのために ここに2時間近い大奥の映画をお目にかけますわねぇ~。。。

じっくりと観てくださいまし。。。

 


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どうでございましたかァ~?

殿方ならば、大奥の殿様になりたいと思うでしょうねぇ~。。。

でも。。。、女性ならば絶対に大奥などにお勤めしたくないと思うことでしょう!

ところで、話は変わりますけれど、

めれんげさんの熱烈なファンは たくさんいたのでした。

でも、うっかり めれんげさんが会費を滞納したために、

サイトを削除されてしまったのです。

けれども、2013年の6月にライブドアで『即興の詩』サイトを再開しました。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよねぇ~。。。


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『現時点での検索結果』

現在、めれんげさんは お休みしています。

でも、これからも、ブログを通して「愛のコラボ」を続けて欲しいですよねぇ~。。。

かつて めれんげさんの「即興の詩をはじめました!」の『極私的詩集』サイトは 次の検索結果で見るようにトップを占めていたのです。


(gog30928a.png)

また、ブログを更新して トップに返り咲いて欲しいものです。

ところで あなたは「どうしたら、上位に掲載されるのォ~?」と考えているかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。

次のリンクをクリックして読んでみてください。


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『おばさんの下着に見るSEO』

話は変わりますけれど、めれんげさんは可愛い猫を飼っています。

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?

ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。

気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


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『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。

あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。

では、また。。。


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メチャ面白い、

ためになる関連記事


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■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』

■ 『軽井沢タリアセン夫人 – 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『あなたもワクワクする新世代のブログ』


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『かわゆいベビードールワンピ』

『ああ、さびしい』

『恋する女でありたい』

『生きてることが気持ち悪い』

『焼き滅ぼさむ』

『一人で飲みに行く女』

『あなたをさがして』

『早く気づいてほしい』

『気づいたのね』

『あなたに逢いたい』

『やらしい検索』

『わたしを見つけて』

『小笠原玲子』

『ふたりだけの場所』

『命のともし火』


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『ふたりの思い出』

『愛は終わることなく』

『凍りついた心の言葉』

『冠詞の悲劇再び』

『焼き滅ぼさむ再び』

『漱石のラブレターを読みたい』

『森田伸二と即興の詩』

『きみの夢』

『指きり』


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『あしたみる夢』

『ネット殺人事件』

『失楽園のモデル』

『スパムに追われて』

『心にしるす』

『復楽園がいいの?』

『今をだきしめ想いかなえし』

『きみ待ちわびて』

『朝の来ぬ国』

『離れがたき』

『めれちゃんがいいね』


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『愛はスミレの花のように』

『思い出の夕顔』

『スミレの花咲く頃』

『クリスマスのコメント』

『消え行く愛など無く』

『ひとりかも寝む』

『レモンと性と愛』

『少女と下着の秘密』

『いとしき言葉』

『無我の愛と自我の愛』

『めれちゃんde人間失格』

『愛@文明開化』

『愛と共感とストレス』

『愛欲と空海』

『きみはやさしく』

『愛の擬人法』

『めれちゃんと南方熊楠』


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『めれちゃんの人気再び』

『愛はスミレの花よ』

『肥後ずいきで検索』

『加賀の千代』

『千代に再会』

『カフカの銀河鉄道』

『12歳少女の死』

『結婚するの?しないの?』

『浜美枝と宮沢りえ』

『きみのぬくもり』

『壁に耳 障子に目』

『もう一つの世界』

『肥後ずいきブーム?』

『阿部定ブーム?』

『ノルウェイの森』

『大奥女中の淫らな恋』

『愛と追憶の謎』

『タンパク質の音楽』

『あげまん女なの』

『SM家畜女』

『めれちゃんと倉持由香』

『肥後ずいきdeビックリ』

『めれちゃん@画像検索』

『めれちゃん@富士山』

『目覚めぬ夢』

『熱烈なファンの軌跡』

『花火とロマン』

『恋に染められ』

『恋に染めごろう』

『皆さん、ありがとう』

『メリエスの銀河鉄道』

『今年こそ自殺したい』

『その手に抱かれ』

『愛と性の秘められた物語』

『シビル・セリグマンと横尾真美』

『石川の郎女@ドイツ』

『目覚めぬ夢なの』

『目覚めぬ夢@プエルトリコ』

『家畜人ヤプー 性と愛』

『美尻を探して…』

『ズロースと乱歩』

『平成悲話』

『パンツが並んだ』

『禁忌の愛を探して』


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こんにちはジューンです。

卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ


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どこで見つけたの?

 

どこで見つけたの?

 


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デンマンさん。。。、いったい、どこで何を見つけたのですかァ〜? もしかして上の写真の女性たちを見つけてきたのでござ〜ますかァ?


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いや。。。上の写真の女性たちを探していたわけではないのですよ。。。

じゃあ、何を探していたのでござ〜ますかァ〜?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』

『アンバパーリー』

 

これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で8月23日の午前11時34分から午後1時18分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。

8月23日の午後12時1分に 短縮URL (https://t.co/EFfzJ2SfAN) からやって来て アンバパーリー を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そうです。。。この短縮URLは『アンバパーリー』という記事のURL なのですよ。。。

つまり、上の短縮URL をクリックすると『アンバパーリー』の記事が表示されるのですわねぇ〜。。。

そういうことです。。。

でも、それがどうしたと言うのですかァ〜?

あのねぇ〜、この記事は僕が2023年3月10日に投稿したものなのですよ。。。ほぼ半年前に投稿したものです。。。

要するに、この記事を読んだネット市民が、いったいどこで記事を見つけたのか? それをデンマンさんが知ろうとした、ということでござ〜ますかァ〜?

そういうことです。。。

そのためにわざわざ、あたくしを呼び出したのでござ〜ますかァ〜?

そうです。。。いけませんかァ?

あたくしは、これでも京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ〜ますう。。。けっこう忙しいのですわァ〜。。。このようなことで呼び出されてくありませんわァ〜。。。

でもねぇ〜、『アンバパーリー』という記事は、僕と卑弥子さんで語り合った内容の濃い記事なのですよ。。。それを横浜市保土ケ谷区に住んでいる小金井環(こがねい たまき)さんが読んだのです。。。

 


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あらっ。。。横浜の保土ケ谷区というところは、水と緑と歴史の街なのですわねぇ〜。。。あたくしも、こういう街に住んでみたいですわァ〜。。。

卑弥子さんが腐女子たちに教えるのに うんざりしたら大学を辞めて保土ケ谷区に引っ越したらいいですよ。。。

つまり、デンマンが好みのタイプの小金井環さんが読んだので、いったいどこで記事を探し当てたのか? 知りたくなったのでござ〜ますかァ〜?

そういうことです。。。いけませんかァ〜?

かまいませんけれど、小金井環さんのビキニ姿を見たからと言って、そのように鼻の下を伸ばしてヨダレを垂らさないでくださいましなァ〜。。。うふふふふふふ。。。

いや。。。このヨダレは、卑弥子さんから頂いた京都の生八つ橋を、さっき食べたばかりなのですよ。。。

 


(8hashi10.jpg)

 

生八ツ橋の味の余韻でヨダレが出てきているのです。。。うへへへへへ。。。

それで、小金井環さんが どこで記事を見つけたのか? 突き止めたのでござ〜ますかァ〜?

突き止めました。。。次のツイッターでの検索結果を見てください。。。

 


(tw23-08-23a.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『アンバパーリー』

 

ツイッターで検索してみると2023年3月9日に僕が呟いた『アンバパーリー』が出てくるのですよ。。。このときの記事のURL にマウスのポインターをかざしてみると、同じ短縮URLが画面の左下に表示される。。。つまり、小金井環さんは、上の赤枠で囲んだツイートのリンクをクリックして『アンバパーリー』を読んだのですよ。。。

でも。。。、でも。。。、それは違うと思いますわ。。。上のツイートは半年以上も前のツイートですわァ〜。。。小金井環さんは、それからほぼ半年後に読んだのですから、上のツイートを見たわけではござ〜ません!

なるほど。。。鋭い指摘です。。。もちろん、そのようなことは僕も承知です。。。ちょっと次の検索結果も見てください。。。

 


(gog23-08-23.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『アンバパーリー』

 

アンバパーリー denman706 と入れて検索したのですわねぇ〜。。。

そうです。。。すると、赤枠で囲んだ画像が出てくるのですよ。。。これは、その上のツイッターの検索結果の中の僕が呟いたツイートと同じものです。。。

つまり、小金井環さんは、アンバパーリー と入れて検索し、その中に出てきた上のツイートの中のリンクをクリックした、ということでござ〜ますか?

 


(tw23-08-23x.jpg)


『拡大する』

『実際のツイート』

『アンバパーリー』

 

そういうことです。。。GOOGLEかYahoo!で検索して、出てきた上のツイートのリンクをクリックして『アンバパーリー』を読んだのですよ。。。

 


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【ジューンの独り言】


(june500.jpg)

 

ですってぇ〜。。。

アンバパーリーは、お釈迦様の女性の弟子(比丘尼)の1人でした。

ヴェーサーリー(毘舎離)の人でヴァイシャ出身です。

ヴェーサーリー城外のマンゴー林に捨てられ、その番人に育てられたので、「アンバパーリー」すなわち「マンゴー林の番人の子」と言われるようになったのです。

アンバパーリーは、遠くの町にまで名声が伝わっていた遊女で、美貌と容姿、魅力に恵まれ、他にも踊りや歌、音楽も巧み、当然言い寄る客が引けを取らずとなって舞台等で莫大なお金を稼いでいました。

ええっ。。。「そんなことは、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

貴方が、そう言うのであれば、デンマンさんがピンタレストで「ランジェリー 下着」のページを立ち上げました。。。

覗いてみてください。。。男性ならば、ムンムン、ムレムレになって元気をだしてください。。。

女性であれば、若い頃を思い出して、若やいだ気分になってくださいねぇ〜。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』

 

ええっ。。。「そんなことは、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

貴方は、そのようなムカついた口調で 更に、あたくしに御命令するのですかァ〜?

分かりましたわァ〜。。。

じゃあ、ショッキングなニュースでもお伝えします。。。

かつて「セサミストリート」で子どもたちに慕われていた人気者のビル・コスビーは、芸能界では幅を利(き)かせて大きな“権力”を握り、百人近い女性に対してセックスを迫ったのです。。。

 

 

子どもたちに性的ないたずらをしなかったことが せめてもの罪ほろぼしですわァ〜。。。

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で 更に あたくしに ご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 

 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


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あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


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メチャ面白い、

ためになる関連記事



(linger65.gif)

■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』

『熟女下着』ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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『センスあるランジェリー』


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(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


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『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』


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『日本のエロい文化』

『女のオナラ』

『紫式部と宮本武蔵』

『頼朝の死の謎』

『パンツと戦争』

『海外美女 新着記事』

『日本語を作った男』

『江戸の敵を長崎で』

『芸術は尻だ』

『尻の芸術』

『左翼的な下着』

『エロい源氏』

『ネット市民は見ている』


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『朝妻船』

『阿修羅を探して』

『羅漢と良寛』

『源氏エロ』

『元寇船』

『ハマガソ』

『歴史ロマン@バンコク』

『平安のキス』

『大久保独裁政権』

『愛情ゲットの呪術』

『源氏物語とおばさん』

『たこつぼ探し』

『光源氏の弟』

『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』


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『生パンツカテゴリー』

『大衆文学』

『車中も亦臭し』

『聖徳太子の母親』

『笑える電報』

『忠臣蔵のウソ』

『天照大神@マレーシア』

『エロ@韓国』

『レオタード姿@女子大』

『美人と接吻』

『パンツに下痢』

『阿仏尼』

『楊貴妃@満州』

『ズロースを探して』

『四睡図』


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『レオタード姿』

『熟女のうずき』

『苫田郡香タ美』

『エロエロ』

『ハーレーダビッドソン』

『貂蝉(ちょうせん)』『平成の卑弥子』

『北国方言』

『人妻』

『温泉で濡れ濡れ』

『痴漢バス』

『フォローしました』

『どこの応天門』

『浜野矩随』

『空白の150年』

『150年の空白』

『美術芸術ヌード』

『あんどん かつどん』

『ヌード第1』

『汚いパンツを見て』

『神聖少女』

『良寛さん@台湾』

『入れ墨熟女』

『忍藩の下級武士』

『熟女の入れ墨』

『ズロースで女装』

『日本語の難しさ』

『人間ドキュメント』

『ブラジル人溺死』

『確信という誤解』

『キャドバリーチョコ』軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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良寛さん@台湾

 

良寛さん@台湾

 


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デンマンさん。。。台湾にも良寛さんがいたのでござ〜ますかァ〜?


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いや。。。僕の知る限り、台湾には現在も過去にも良寛さんは居ません。。。

じゃあ、どういうわけで誤解を与えるようなタイトルを付けたのでござ〜ますかァ〜?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』


『良寛さんの顔』

 

これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で4月15日の午後9時21分から翌日、16日の午前1時7分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。

あらっ。。。4月16日の午前0時9分に 良寛さんの顔 を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そうです。。。実は、台湾の台中市に住んでいる劉麻美(リュウ・マーメイ)さんが読んだのです。。。

 


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マーメイさんは、台中市で何をしているのでござ〜ますかァ〜?

地元の国立中興大学の文学部で日本文化日本語を勉強しているのですよ。。。

 


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良寛さんのことでレポートでも書くつもりだったのでござ〜ますかァ〜?

そうです。。。

でも、どのようにして記事を見つけたのですか? 上のリストを見ると検索エンジンで記事を探してやってきたようには見えませんわ。。。

マーメイさんは僕のブログの常連さんです。。。良寛さんの顔 を読んだのは、これが初めてではないのです。。。記事を見つけるときには、当然、次のように検索したのですよ。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


『良寛さんの顔』

 

良寛さん 徒然ブログと入れて検索したのですわねぇ〜。。。

そういうことです。。。17,900件ヒットするうちでトップから4番目に 良寛さんの顔 が表示されるのです。。。この記事を見つけて初めて読んだときに、マーメイさんは、この記事をブックマークしておいたのです。。。

2度めからは直接URL をクリックして良寛さんの顔 を読んだのでござ〜ますかァ〜?

そういうことです。。。

。。。で、マーメイさんは、記事を読んでレポートを書くのに参考になることでも見つけたのですか?

見つけました。。。卑弥子さんもその箇所を読んでみてください。。。

 

究極の菩薩の姿

 

よく菩薩の中の菩薩といわれるのに、「常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ)」というボサツがいる。
『法華経』に登場して有名になったボサツである。
「常不軽品」という章の名称にまでなっている。
どんな人間に会っても、辞を低くして礼拝したというボサツである。
「常不軽」というのは、どんなときでも出会う相手を「軽んじない」という意味だ。
なぜなら人間は誰でもやがて仏になる存在だからである、という。

しかし、つねに相手を軽んずることなく礼拝をくり返している人間(菩薩)は、それゆえに人々から軽んじられるであろう。
たえず軽蔑され、馬鹿にされ、そして差別の眼差しを全身にうける。
その逆境的な運命を甘受するところに「常不軽菩薩」の存在理由があるのだと思う。
誰にでもなれる境地ではない。
ふつうの菩薩でも、このボサツにななかなか手がとどかないであろう。
自立、自立……と咆哮するラカンたちからは、もっとも遠い存在かもしれない。
「常不軽菩薩」が菩薩、究極の菩薩の姿、といわれるゆえんである。

その常不軽菩薩のことが、良寛さんも好きだったようだ。
理想の菩薩だったのではないだろうか。
後世の良寛神話が、そうした良寛さんの心情を純化して、良寛さんのイメージをこの常不軽菩薩と重ね合わせるようになった。

(中略)

良寛さんもその常不軽菩薩のように生きようとひそかに決意していたにちがいない。
実際、良寛さんの日常生活をうかがうと、そのような生き方を心がけていたことがよくわかる。
その自然体の優しさの中に常不軽菩薩を実践している良寛さんのイメージが蘇る。
安田靫彦の良寛像にもそのような気配がただよっているといっていいだろう。

 


(ryokan2.jpg)

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


197-199ページ
『日本人の情感はどこからくるのか』
2003年5月9日 第1刷発行
著者: 山折哲雄
発行所: 株式会社 草思社

 

この上の箇所がデンマンさんには興味深く感じられたのでござ~♪~ますか?

そうなのです。 「常不軽菩薩」で思い出したことがあるのですよ。 僕は以前、良寛さんの本を読んで強烈なエピソードに出くわしたことがある。

そのエピソードって一体どのようなものでござ~ますか?

良寛さんが40代の頃の話というから、たぶん、越後国蒲原郡国上村(現燕市)の国上寺にある五合庵で暮らしていた頃のエピソードだと思いますよ。 ある日、村の女の子のことで騒ぎが持ち上がった。

どのような。。。?

その女の子は15歳か16歳で、小さな頃、子供仲間と一緒に良寛さんとよく遊んだことがあった。 その子のおなかが見るからに膨(ふく)らみ始めた。

妊娠したということでござ~ますか?

そうです。 まだ嫁に行く前の娘だから村中の噂にのぼった。 当然、誰が孕(はら)ませたのか? 村中で詮索が始まった。 その娘に尋ねても全く答えようとしない。 そのうち立派な赤ちゃんが生まれた。 しかし誰が父親なのか判らない限りその赤ちゃんの始末に困ってしまう。 両親は仕方なく村の名主(なぬし)さんのところに相談に行った。

それで。。。?

名主さんが娘を呼んで優しく問いただしたのですよ。

。。。んで、女の子は誰が父親だか名主さんに話したのですか?

それがなかなか話さない。 でも、名主さんは根気よく娘にいろいろと世間話をしながら、なんとか聞き出した。

その子はなんと答えたのでござ~ますか?

良寛さんだと答えたのですよ。 もちろん、名主さんは信じることができなかった。 でも、女の子がそう言うものだから、仕方なく名主さんは良寛さんのところへ相談に行った。

そしたら。。。?

良寛さんは薄笑いを浮かべながら答えて言うのですよ。 「その女の子がそう言うのなら私が孕ませたんじゃろう」 それで良寛さんがその赤ちゃんを引き取って育てたという話です。

このエピソードが「常不軽菩薩」と関係あるのでござ~ますか?

あのねぇ~、誰もが亡くなったら仏になるのだから、たとえ15歳の女子であろうとも軽んじてはいけない。 それで良寛さんは、その子の悩みを汲(く)んであげたのですよ。 そのような気持ちが良寛さんに働いたのだと思います。 だからこそ、ウィキペディアの説明にも書いてあるとおり、良寛さんは子供の純真な心こそが誠の仏の心と解釈して、子供達と遊ぶことを好んだのですよ。

つまり、だから子供にも好かれたと言うのですか?

そうです。 しかし、そのことを考えて安田靫彦の良寛和尚像を見ると子供が好きそうな表情には見えない。

 


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上の絵の良寛さんは子供と一緒に遊びそうな人物には見えないということでござ~ますか?

僕にはそう思えるのですよ。

。。。で、デンマンさんの目には良寛さんはどのような表情をしていたと思うのですか?

次のような表情をしていたと思うのですよ。

 


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つまり、誰にでも優しく救いの手を差し伸べてくれる菩薩のような表情をしていたと僕には思えるのですよ。

そうですわね。 上の絵の良寛さんならば子供が好んで集まるかもしれませんわね。


『良寛さんの顔』より
(2012年11月9日)

 

つまり、マーメイさんは、上の箇所を読んで共感したのでござ〜ますかァ?

そうです。。。それで、この点を考慮してレポートを書くことにしたのですよ。。。

どうして、そんなことまでデンマンさんはご存知なのですか?

マーメイさんがメッセージをよこしたのです。。。

マジで。。。? 信じられませんわ。。。

信じてください。。。昔の人は「信じる者は救われる!」と言いましたから。。。良寛さんも生きていたら きっとそう言いますよ。。。

 


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ〜。。。

貴方も良寛さんのお顔は、子供が親しみやすい表情をしていたと思いますかァ〜?

ええっ。。。「そんなことより、何か他に面白い話をしろ!」

貴方は、そのようなムカついた口調で あたくしに御命令するのですかァ〜?

分かりましたわァ〜。。。

かつて「セサミストリート」で子どもたちに慕われていた人気者のビル・コスビーも、芸能界では幅を利かせて大きな“権力”を握り、百人近い女性に対してセックスを迫ったものです。。。

 

 

子どもたちに性的ないたずらをしなかったことが せめてもの罪ほろぼしですわァ。。。

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で 更に あたくしに ご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 

 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


(sayuri5.gif)

 

あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


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メチャ面白い、


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■ 『きれいになったと感じさせる


下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に


別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』

『熟女下着』ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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『センスあるランジェリー』


(surfing9.gif)


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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


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『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』


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『日本のエロい文化』

『女のオナラ』

『紫式部と宮本武蔵』

『頼朝の死の謎』

『パンツと戦争』

『海外美女 新着記事』

『日本語を作った男』

『江戸の敵を長崎で』

『芸術は尻だ』

『尻の芸術』

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『エロい源氏』

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『朝妻船』

『阿修羅を探して』

『羅漢と良寛』

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『元寇船』

『ハマガソ』

『歴史ロマン@バンコク』

『平安のキス』

『大久保独裁政権』

『愛情ゲットの呪術』

『源氏物語とおばさん』

『たこつぼ探し』

『光源氏の弟』

『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』


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『生パンツカテゴリー』

『大衆文学』

『車中も亦臭し』

『聖徳太子の母親』

『笑える電報』

『忠臣蔵のウソ』

『天照大神@マレーシア』

『エロ@韓国』

『レオタード姿@女子大』

『美人と接吻』

『パンツに下痢』

『阿仏尼』

『楊貴妃@満州』

『ズロースを探して』

『四睡図』


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『レオタード姿』

『熟女のうずき』

『苫田郡香タ美』

『エロエロ』

『ハーレーダビッドソン』

『貂蝉(ちょうせん)』

『平成の卑弥子』

『北国方言』

『人妻』

『温泉で濡れ濡れ』

『痴漢バス』

『フォローしました』

『どこの応天門』

『浜野矩随』

『空白の150年』

『150年の空白』

『愛情の呪術』

『美術芸術ヌード』

『あんどん かつどん』

『ヌード第1』

『汚いパンツを見て』

『神聖少女』

『キャドバリーチョコ』軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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良寛さんの顔

 

良寛さんの顔

 


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長岡市隆泉寺の良寛像

 


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デンマンさん!。。。どうして「良寛さんの顔」を取り上げたのでござ~♪~ますか?


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あのねぇ~、夕べ本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。

 

ボサツ顔とラカン顔

 

良寛は菩薩だったのか、それとも羅漢だったのか。

そんな問いが、いつごろからか明滅するようになった。

菩薩のようでもあり、羅漢のようでもある、いや、そのどちらでもなうようにも思える。

安田靫彦(ゆきひこ)の良寛さんをみていて、つくづくそう思う。

 


(ryokan2.jpg)

安田靫彦画 良寛和尚像

 

いや、そう思い惑っている。

現実の良寛も、おそらくそんな風だったのではないか。

良寛の面白いところ、近づき難いところである。

(デンマン注: 読み易くするために改行を加えています)


194ページ
『日本人の情感はどこからくるのか』
2003年5月9日 第1刷発行
著者: 山折哲雄
発行所: 株式会社 草思社

 

良寛さんは菩薩顔だったのか? それとも羅漢顔だったのか? 本の著者は、どちらでもないようにも思える、と言っているのでござ~♪~ますわね。 ところで菩薩と羅漢とはどういう人なのですか?

あれっ。。。京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授が菩薩と羅漢の意味を知らないのですか?

違いますわよう。 この記事を読んでいらっしゃる日本語が解る世界のネット市民の皆様の中にも、菩薩と羅漢を知らない人が居ると思ったので、気を利かせて尋ねてみただけですわ。 おほほほほほ。。。

解りました。 僕の国語辞典から簡単に書き出しますよ。

 

菩薩

 

1) 仏陀(ブッダ)の次の位

2) 昔、朝廷から高僧に賜った号。

3) 仏になぞらえて用いた、神の尊号


 

羅漢

 

煩悩を殺す意の梵語(ぼんご)の音訳。

完全に悟りを開いた、小乗仏教の修行者。


三省堂『新明解国語辞典』より

 

国語辞典にはこのように書いてあるのですよ。 でもねぇ、本の中で使われている意味は「菩薩」は「すぐにでも救いの手を差し伸べてくれるような優しい人」、「羅漢」は「厳しい修行を耐え抜いて気迫に満ちた人」ということなのですよ。

。。。で、良寛さんは「すぐにでも救いの手を差し伸べてくれるような優しい人」のようでもあり、「厳しい修行を耐え抜いて気迫に満ちた人」のようでもある。 そのどちらでもないようにも思えると、言っているのでざ~ますわね?

そうなのです。

では、良寛さんの顔は結局、判らないままではござ~ませんか!

いや。。。読んでゆくと安田靫彦(ゆきひこ)が描いた良寛像の表情を良寛さんもきっと持っていただろうと言っているのですよ。

良寛さんの表情について書いてある文献はないのでござ~ますか?

なさそうです。 試しに「良寛」を入れて画像検索してみたのですよ。 その結果を見てください。

 


(gog21108.gif)

 

あらっ。。。どの画像もどことなく安田靫彦(ゆきひこ)が描いた良寛像のようでござ~ますわね?

そうなのです。 どことなく痩(や)せて生気のない表情を浮かべているのですよ。

でも、どこかに良寛さんの表情について書いた文献があるのではありませんか?

もしそうならば上の本の中にもその事が書いてあるはずですよ。 『ウィキペディア』には次のように書いてあります。

 

良寛

 

1758年11月2日 – 1831年2月18日

 

良寛は江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。
俗名、山本栄蔵または文孝。
号は大愚。

良寛は越後国出雲崎(現・新潟県三島郡出雲崎町)に生まれた。
四男三女の長子。
父、山本左門泰雄はこの地区の名主・橘屋であり、石井神社の祠職を務め、以南という俳人でもあった。
異説では越後国新津(現・新潟県新潟市秋葉区)の大庄屋・桂誉章の子。

名主見習いだった良寛は18歳のとき出家したが、この時期には妻(山本家家譜によると死後法名は釋尼妙歓)が居たとする説が最近出ている。
この妻は出家前に離縁。

出家後、玉島(岡山県倉敷市)の円通寺の国仙和尚に師事し、諸国を廻る。
その頃義提尼より和歌の影響を受ける。
48歳のとき、越後国蒲原郡国上村(現燕市)国上山(くがみやま)国上寺(こくじょうじ)の五合庵、61歳のとき、乙子神社境内の草庵、70歳のとき島崎村(現長岡市)の木村元右衛門邸内にそれぞれ住んだ。

無欲恬淡な性格で、生涯寺を持たず、諸民に信頼され、良く教化に努めた。
良寛自身、難しい説法を民衆に対しては行わず、自らの質素な生活を示す事や、簡単な言葉(格言)によって一般庶民に解り易く仏法を説いた。
その姿勢は一般民衆のみならず、様々な人々の共感や信頼を得ることになった。

最期を看取った弟子の貞心尼が『蓮の露』に良寛の和歌を集めた。
良寛は他に漢詩、狂歌、俳句、俗謡に巧みで、書の達人でもあった。
故に後世の贋作が多い。
新潟県長岡市(旧和島村)の隆泉寺に眠る。

良寛の名は、子供達を愛し積極的に遊んだという行動が人々の記憶に残っている。
良寛は「子供の純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、子供達と遊ぶことを好み、かくれんぼや、手毬をついたりしてよく遊んだという。
懐には常に手毬を入れていたという。

名書家として知られた良寛であったが、高名な人物からの書の依頼は断る傾向があったが、子供達から「凧に文字を書いて欲しい」と頼まれた時には喜んで『天上大風』(てんじょうたいふう)の字を書いた。
現在でもその凧は残っている。

ある日の夕暮れ時にも、良寛は隠れん坊をして子供達と遊んでいて、自分が隠れる番になり、田んぼにうまく隠れ得た。
しかし、日が暮れて暗くなり、子供達は、良寛だけを探し出せないまま、家に帰ってしまった。
翌朝早くに、ある農夫が田んぼに来ると、そこに良寛が居たので、驚いて問い質すと、良寛は、「静かに!そんな大声を出せば、子供達に見つかってしまうではないか」と言ったという。
このような類いの話が伝えられ、子供向けの童話などとして紹介されることで、良寛に対する親しみ深い印象が、現在にまで伝えられている。

また戒律の厳しい禅宗の僧侶でありながら般若湯(酒)を好み、良寛を慕う民と頻繁に杯を交わした。
また弟子の貞心尼に対してほのかな恋心を抱いていたといわれている。

今日生家跡には「良寛堂」が建っている。
裏手には良寛の坐像がありその視線の先には日本海が広がっている。
沖に見える島影は、良寛の母のふるさと佐渡島である。


出典: 「良寛」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

やっぱり、良寛さんの表情については書いてありませんわね。

。。。でしょう? ところで、本の中には次のようにも書いてあった。

 

究極の菩薩の姿

 

よく菩薩の中の菩薩といわれるのに、「常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ)」というボサツがいる。
『法華経』に登場して有名になったボサツである。
「常不軽品」という章の名称にまでなっている。
どんな人間に会っても、辞を低くして礼拝したというボサツである。
「常不軽」というのは、どんなときでも出会う相手を「軽んじない」という意味だ。
なぜなら人間は誰でもやがて仏になる存在だからである、という。

しかし、つねに相手を軽んずることなく礼拝をくり返している人間(菩薩)は、それゆえに人々から軽んじられるであろう。
たえず軽蔑され、馬鹿にされ、そして差別の眼差しを全身にうける。
その逆境的な運命を甘受するところに「常不軽菩薩」の存在理由があるのだと思う。
誰にでもなれる境地ではない。
ふつうの菩薩でも、このボサツにななかなか手がとどかないであろう。
自立、自立……と咆哮するラカンたちからは、もっとも遠い存在かもしれない。
「常不軽菩薩」が菩薩、究極の菩薩の姿、といわれるゆえんである。

その常不軽菩薩のことが、良寛さんも好きだったようだ。
理想の菩薩だったのではないだろうか。
後世の良寛神話が、そうした良寛さんの心情を純化して、良寛さんのイメージをこの常不軽菩薩と重ね合わせるようになった。

(中略)

良寛さんもその常不軽菩薩のように生きようとひそかに決意していたにちがいない。
実際、良寛さんの日常生活をうかがうと、そのような生き方を心がけていたことがよくわかる。
その自然体の優しさの中に常不軽菩薩を実践している良寛さんのイメージが蘇る。
安田靫彦の良寛像にもそのような気配がただよっているといっていいだろう。


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(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


197-199ページ
『日本人の情感はどこからくるのか』
2003年5月9日 第1刷発行
著者: 山折哲雄
発行所: 株式会社 草思社

 

この箇所がデンマンさんには興味深く感じられたのでござ~♪~ますか?

そうなのです。 「常不軽菩薩」で思い出したことがあるのですよ。 僕は以前、良寛さんの本を読んで強烈なエピソードに出くわしたことがある。

そのエピソードって一体どのようなものでござ~ますか?

良寛さんが40代の頃の話というから、たぶん、越後国蒲原郡国上村(現燕市)の国上寺にある五合庵で暮らしていた頃のエピソードだと思いますよ。 ある日、村の女の子のことで騒ぎが持ち上がった。

どのような。。。?

その女の子は15歳か16歳で、小さな頃、子供仲間と一緒に良寛さんとよく遊んだことがあった。 その子のおなかが見るからに膨(ふく)らみ始めた。

妊娠したということでござ~ますか?

そうです。 まだ嫁に行く前の娘だから村中の噂にのぼった。 当然、誰が孕(はら)ませたのか? 村中で詮索が始まった。 その娘に尋ねても全く答えようとしない。 そのうち立派な赤ちゃんが生まれた。 しかし誰が父親なのか判らない限りその赤ちゃんの始末に困ってしまう。 両親は仕方なく村の名主(なぬし)さんのところに相談に行った。

それで。。。?

名主さんが娘を呼んで優しく問いただしたのですよ。

。。。んで、女の子は誰が父親だか名主さんに話したのですか?

それがなかなか話さない。 でも、名主さんは根気よく娘にいろいろと世間話をしながら、なんとか聞き出した。

その子はなんと答えたのでござ~ますか?

良寛さんだと答えたのですよ。 もちろん、名主さんは信じることができなかった。 でも、女の子がそう言うものだから、仕方なく名主さんは良寛さんのところへ相談に行った。

そしたら。。。?

良寛さんは薄笑いを浮かべながら答えて言うのですよ。 「その女の子がそう言うのなら私が孕ませたんじゃろう」 それで良寛さんがその赤ちゃんを引き取って育てたという話です。

このエピソードが「常不軽菩薩」と関係あるのでござ~ますか?

あのねぇ~、誰もが亡くなったら仏になるのだから、たとえ15歳の女子であろうとも軽んじてはいけない。 それで良寛さんは、その子の悩みを汲(く)んであげたのですよ。 そのような気持ちが良寛さんに働いたのだと思います。 だからこそ、ウィキペディアの説明にも書いてあるとおり、良寛さんは子供の純真な心こそが誠の仏の心と解釈して、子供達と遊ぶことを好んだのですよ。

つまり、だから子供にも好かれたと言うのですか?

そうです。 しかし、そのことを考えて安田靫彦の良寛和尚像を見ると子供が好きそうな表情には見えない。

子供と一緒に遊びそうな人物には見えないということでござ~ますか?

僕にはそう思えるのですよ。

。。。で、デンマンさんの目には良寛さんはどのような表情をしていたと思うのですか?

次のような表情をしていたと思うのですよ。

 


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つまり、誰にでも優しく救いの手を差し伸べてくれる菩薩のような表情をしていたと僕には思えるのですよ。

そうですわね。 上の絵の良寛さんならば子供が好んで集まるかもしれませんわね。


初出: 2012年11月9日

【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。
良寛和尚像を描いた安田靫彦は前田青邨と並ぶ歴史画の大家で、青邨とともに、焼損した法隆寺金堂壁画の模写にも携わりました。
良寛の書の研究家としても知られ、良寛の生地新潟県出雲崎町に良寛堂を設計しました。

安田靫彦は1884年、東京日本橋の料亭の四男として生まれました。
日本絵画協会絵画共進会で横山大観、菱田春草、小堀鞆音らの作品を見て感動し、画業を決意したということです。
1898年より小堀鞆音に師事しました。
東京美術学校(現在の東京芸術大学)に進みましたが中退しています。

後に岡倉天心に認められ、1907年に日本美術院に招かれ、院展の初回より作品を出品しています。
肺病に悩まされながらも晩年まで制作を続け、1978年神奈川県大磯町にて没しています。
墓所は大磯の大運寺です。

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下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。



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『まんじゅう@富岡』

『ん?トゥーランドット』

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『151歳の誕生日』

『お皿をぺろぺろ』

『ポップス@蕎麦屋』

『検便と回虫』

『スコーンとプディング』

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『カエルジュース』

『152歳の誕生日』

『かぐや姫フィーバー』

『クスクス笑わないで』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、


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■ 『きれいになったと感じさせる


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■ 『軽井沢タリアセン夫人 – 小百合物語』

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キリストと娼婦

 

キリストと娼婦

 


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デンマンさん。。。娼婦というのはマグダラのマリアのことですか?


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いや。。。特定の娼婦を想定したわけではないのですよ。。。

でも、キリストと娼婦と並べて書いたら多くのネット市民の皆様はマグダラのマリアかと思うのではありませんか?

 

マグダラのマリア

 


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マグダラのマリアは、新約聖書中の福音書に登場する、イエスに従った女性である。

マリヤ・マグダレナとも転写される。

正教会・カトリック教会・聖公会で聖人。

伝説中のマグダラのマリア、たとえばヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』 (Golden_Legend)などによれば、マグダラのマリアは金持ちの出自であって、その美貌と富ゆえに快楽に溺れ、後にイエスに出会い悔悛したという。

娼婦をも意味する「罪の女」(the Sinner)との異名を与えられたり、ルネサンス以降「マグダラのマリアの悔悛」(The Penitent Mary Magdalene)を主題とする絵画、彫刻が多く制作される。


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このイメージはカトリック教会の作為が関与していると指摘されている。

イエス昇天後、兄弟ラザロ、マルタ (マリアの姉) らとともに南仏マルセイユ(あるいはサント=マリー=ド=ラ=メール)に着き、晩年はサント=ボームの洞窟で隠士生活を送ったのちにその一生を終え、遺骸はいったんエクス=アン=プロヴァンス郊外のサン=マクシマン=ラ=サント=ボームに葬られたと信じられた。

ヴェズレーのサント=マドレーヌ大聖堂はその遺骸(頭蓋骨)を移葬したものと主張している。

しかし、サン=マクシマン側はいまも遺骸を保持していると主張しており、一部はパリのマドレーヌ寺院にも分骨されている。


出典: 「マグダラのマリア」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

確かに、卑弥子さんが言うようにキリストと並べて娼婦と書いたらマグダラのマリアを思い浮かべるネット市民がいるかも知れません。。。でもねぇ〜、キリスト教に無関心なネット市民は、マグダラのマリアなんて知りませんよ。。。確か、日本のキリスト教の信者は人口の3%に満たないと聞いたことがありますよ。。。だから、日本にいる多くのネット市民の皆さんはマグダラのマリアを知らないはずです。。。

それなのに、どういうわけでキリストと娼婦 を取り上げたのでござ〜ますかァ〜?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』


『仏陀とキリストと娼婦』

 

これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で3月11日の午前9時56分から午前11時47分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。

あらっ。。。 3月11日の午前10時48分に短縮URL からやって来て 仏陀とキリストと娼婦 を読んだネット市民が居たのですわねぇ〜。。。

そうです。。。実は、南フランスのサンジョリオ(Saint-Jorioz)に住んでいる白井絵美里(しらい えみり)さんが読んだのですよ。。。

 


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あらっ。。。絵美里さんは、南フランスの小さな町に住んでいるのですわねぇ〜。。。

そうです。。。日本で言うなら、もう村です。。。人口は5700人ほどしか居ないのです。。。

そんな所に住んで絵美里さんは、何をしているのですか?

絵美里さんは、近くにあるリヨン大学で考古学を研究しているのですよ。。。

 


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実は、絵美里さんが滞在している町は世界遺産の町に指定されているのです。。。それというのも、この町には先史時代の杭上住居があるのです。。。

 

杭上住居

 


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杭上住居群(こうじょうじゅうきょぐん)は、紀元前5000年頃から前500年頃までにアルプス山脈周辺で建設された杭上住居 (pile dwelling / stilt house) の遺跡群を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件(ID1363)で、スイス(56件)、イタリア(19件)、ドイツ(18件)、フランス(11件)、オーストリア(5件)、スロベニア(2件)の6か国111件の資産によって構成されている。

2011年の第35回世界遺産委員会で登録された時点では、シュトルーヴェの測地弧(10か国)に次いで多くの国にまたがる世界遺産であった。
また、この世界遺産は、スロベニアの世界遺産としては初の文化遺産登録となった。

杭上住居は高床建物の一種で、アルプス山脈周辺ではボーデン湖、ツーク湖、ガルダ湖などの湖やリュブリャナ湿原などの湿地に杭を立て、その上に住居が築かれた。
杭上住居のうち、湖に建てられたものは「湖上住居」ともいう。

それらは氾濫などを避ける工夫ではあったのだが、長い間水没したまま忘れ去られていた。
その存在が再び知られるようになったのは1853年から1854年にかけての冬季大旱魃がきっかけで、長い間水没していたことが、さまざまな遺構や遺物を良好な状況で保存しておくことにつながった。


出典: 「アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

絵美里さんは、考古学の実習の一環としてこの住居を調べているのでござ〜ますかァ〜?

そういうことです。。。

でも、考古学を勉強している絵美里さんが、どういうわけで仏陀とキリストと娼婦 を読んだのですかァ〜?

絵美里さんは、敬虔なカソリック教徒なんですよ。。。僕が3月4日に呟いたツイートを絵美里さんが、たまたま目にしたのです。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


『仏陀とキリストと娼婦』

 

これは僕が3月4日に呟いたツイートを自動的にリストアップしたページです。。。

あらっ。。。デンマンさんは3月4日の午前0時11分から呟き始めて、午前4時35分まで真夜中を徹して一睡もせずに呟いたのでござ〜ますわねぇ〜。。。ちょっと信じられませんわァ〜。。。

あのねぇ〜、上のリストのツブヤキ時刻は日本時間です。。。バンクーバーは日本とは17時間遅れているので僕は3月3日の午前9時35分から呟き始めたのです。。。日本時間では7日の午前2時35分です。。。

でも、最初のツビヤキは午前0時11分になってますわァ〜。。。

この最初のツブヤキは、僕が呟いたのではないのです。。。ライブドアに『仏陀とキリストと娼婦』を午前0時10分に投稿するように予約しておいたいたのですよ。。。ライブドアの予約システムが自動的に『日本人の汚いパンツ』を午前0時10分に投稿し、更に、その予約システムが僕に代わって呟いてくれたのです。。。それが、日本時間で3月7日のつぶやきリストの最初のツイートです。。。

あらっ。。。ライブドアはそのようなサービスまでするのでござ〜ますかァ〜?

そうです。。。上の短縮URL が出てくるのは次の赤枠で囲んだツイートです。。。

 


(fctw23-03-04n.jpg)


『実際のツイート』

 

紫のアンダーラインを引いたリンクをクリックすると次の記事が出てくるのですよ。。。

 


(chrit06.jpg)


『仏陀とキリストと娼婦』

 

絵美里さんが実際にご覧になったツイートは、どういうものだったのでござますかァ〜?

次のツイートです。。。

 


(tw23-03-04.jpg)


『拡大する』

『実際のツイート』


『仏陀とキリストと娼婦』

 

画面に出てきた 仏陀とキリストと娼婦 というタイトルに絵美里さんは目が止まったのですか?

そうです。。。仏陀とキリストと娼婦が いったいどういう関係があるのだろうか?…敬虔なカソリック教徒の絵美里さんは興味をそそられたのですよ。。。

でも、デンマンさんが3月4日に呟いたツイートを見たのに、記事を読んだのは3月11日の午前10時48分ですわ。。。これはどういうわけでござ〜ますかァ〜?

用事があったので、ブックマークをして、あとでゆっくりと読んだのですよ。。。

それで、何か共感したことでもあったのですか?

絵美里さんは次の箇所を読んでキリストの平等の精神に納得したのです。。。

 

マグダラのマリアが娼婦だったという証拠はないのではありませんか!?。。。 それは、あくまでも伝説の域(いき)を出ていないのでござ~ますわァ。

確かに、それは単なる伝説かもしれないけれど、昔の人は言ったものですよ。。。 “火の無い所に煙は立たぬ”と。。。 マグダラのマリアが娼婦だったと信じている人は 意外に多いのですよ。

つまり、そういう話が生まれたのも、お釈迦様が財産のある娼婦アンバパーリーの招待を受けた事実と関係あると、デンマンさんは主張するのですか?

 


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あのねぇ~、僕は別に娼婦に拘(こだわ)っているわけじゃないのですよ。。。 お釈迦様が娼婦だろうが、乞食だろうが、貧乏人だろうが、お金持ちだろうが。。。 とにかく、財産だとか地位だとか、性別に拘らずに、人間を平等に扱ったという、その精神ですよ。。。

つまり、“平等の精神”がキリスト様に受け継がれたとデンマンさんは考えているのですか?

だってぇ、そうでしょう! キリストはユダヤ人なのですよ。。。 ユダヤ人は選民思想に凝り固まっている人々だと言われている。。。

 

選民としてのユダヤ人


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ユダヤ教において、選民性(chosenness)は、ユダヤ人が選民である: 神との契約のなかにあるという信仰である。

この思想はトーラー(モーセ五書)の中に最初に見出され、後のタナハ(旧約聖書)で詳述される。

このことに関する多くの事柄がラビの文学で見出される。

タナフ(ヘブライ聖書)によれば、選民としてのイスラエルの性格は、神のミツワー(commandments, 「命令」と訳すべきところだが、「戒め、おきて」などとも訳された)へのobedience服従、従順によって特徴づけられる。

 

“今、もしあなたがたが、本当に私の声に聞き従い、私の契約を守るなら、あなたがたは全ての国々の民の中にあって、私の宝となる。

全世界は私のものだから。

あなたは私にとって祭司の王国、聖なる国民となる”

(出エジプト記 19章5, 6節)。

 

主があなたがたを恋い慕って、あなたがたを選ばれたのは、あなたがたがどの民よりも多かったからではない。

事実、あなたがたは、全ての国の民のうちで最も数が少なかった。


しかし、主はあなたがたを愛されたから、また、あなたがたの先祖達に誓われた誓いを守られたから。

(申命記 7章7, 8節)


出典: 「選民としてのユダヤ人」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

“ユダヤ教”と言うのは、いわばユダヤ人のための宗教なのですよ。。。 だから、ユダヤ教徒はユダヤ人以外の人に、まず宣教することは無い。。。 キリストは、ユダヤ人でありながら、ユダヤ教の外に出たのですよ。。。 なぜなら、人種に関係なく人間は平等だというお釈迦様の考え方に感動したからですよ。。。

でも。。。、でも。。。、お釈迦様の生きた時代とキリスト様の生きた時代は約500年近くも隔たっているのですわァ~。。。 これをどのようにデンマンさんは説明するのでござ~ますかァ~?

簡単なことですよ。。。 お釈迦様の前世の話が書かれている“ジャータカ”の説話は500年以上も経ってから『千夜一夜物語』の中にも脚色されて出てくるのです。

 


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『ブッダと千夜一夜物語』


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『絹の道と千夜一夜物語』

 

お釈迦様が亡くなったあと、“シルクロード”を通じて お釈迦様の“人間平等の精神”がユダヤの地に住んでいたキリストの耳に達するのも充分に考えられることなのですよ。


『仏陀とキリストと娼婦』より
(2023年3月4日)

 

つまり、お釈迦様の“人間平等の精神”がシルクロードを通じて交易商人によって何百年かの間にユダヤの地に伝わり、そこに住んでいたキリストの耳に達したわけですか?

そういうことです。。。そういうわけで、これまでユダヤ人のための宗教だったユダヤ教が、キリストによって万民のための宗教として蘇(よみがえ)ったのですよ。。。

絵美里さんは、この話を読んで納得したのですか?

そうです。。。旧約聖書と新約聖書の間にお釈迦様の影響があったのだということを絵美里さんは感じ取ったのですよ。。。

 


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ〜。。。

あなたも、お釈迦さんの教えがキリストに影響を与えたと思いますか?

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 

 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


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あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


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メチャ面白い、


ためになる関連記事



(linger65.gif)

■ 『きれいになったと感じさせる


下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に


別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』

『熟女下着』ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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『センスあるランジェリー』


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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


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『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』


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『日本のエロい文化』

『女のオナラ』

『紫式部と宮本武蔵』

『頼朝の死の謎』

『パンツと戦争』

『海外美女 新着記事』

『日本語を作った男』

『江戸の敵を長崎で』

『芸術は尻だ』

『尻の芸術』

『左翼的な下着』

『エロい源氏』

『ネット市民は見ている』


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『朝妻船』

『阿修羅を探して』

『羅漢と良寛』

『源氏エロ』

『元寇船』

『ハマガソ』

『歴史ロマン@バンコク』

『平安のキス』

『大久保独裁政権』

『愛情ゲットの呪術』

『源氏物語とおばさん』

『たこつぼ探し』

『光源氏の弟』

『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』


(annasalleh.jpg)

『生パンツカテゴリー』

『大衆文学』

『車中も亦臭し』

『聖徳太子の母親』

『笑える電報』

『忠臣蔵のウソ』

『天照大神@マレーシア』

『エロ@韓国』

『レオタード姿@女子大』

『美人と接吻』

『パンツに下痢』

『阿仏尼』

『楊貴妃@満州』

『ズロースを探して』

『四睡図』


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『レオタード姿』

『熟女のうずき』

『苫田郡香タ美』

『エロエロ』

『ハーレーダビッドソン』

『貂蝉(ちょうせん)』

『平成の卑弥子』

『北国方言』

『人妻』

『温泉で濡れ濡れ』

『痴漢バス』

『フォローしました』

『どこの応天門』

『浜野矩随』

『空白の150年』

『150年の空白』

『愛情の呪術』

『美術芸術ヌード』

『あんどん かつどん』

『ヌード第1』

『汚いパンツを見て』

『キャドバリーチョコ』軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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(byebye.gif)

神聖少女

 

神聖少女

 


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デンマンさん。。。最近、神聖少女に出会ったのでござ〜ますかァ〜?


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出会いました。。。

マジで。。。?

いったい神聖な少女というのはどのような少女なのですかァ〜?

女神のような少女ですよ。。。

そんな少女がいるのでござ〜ますかァ〜?

いるのです。。。卑弥子さんはその神聖少女の写真が見たいですかァ〜?

もちろん、見たいですわァ〜。。。

じゃあ、じっくりと見てください。。。

 


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あらっ。。。もしかして、この写真はデンマンさんがコラージュして デッチ上げた写真でござ〜ますかァ〜?

いや。。。コラージュしてデッチ上げ写真ではありません。。。この世に生きている ありのままの少女ですよ。。。

信じられませんわァ〜。。。いったい、どこのサイトから写真を盗んできたのでござ〜ますかァ〜?

写真を盗んできたんじゃありませんよう。。。

デンマンさんが夢の中で出会った少女ですかァ〜?

この世に生きていると言ったでしょう!

信じられませんわァ〜。。。

実は、ジューンさんの姪ですよ。。。今年の1月に15歳になったばかりのキャッシーちゃんです。。。神聖な少女という感じがするでしょう!?

デンマンさんは、ロリコンなのですかァ〜?

僕はロリコンではありません! 卑弥子さんが逆立ちしてアカンべしたような熟女がいい、といつも言ってるでしょう! (微笑)

 

デンマンさん。。。、熟女にハマっているのですかァ〜?

ハマっているのかもしれません。。。僕は10代の女の子よりも熟女の方がいいですよ。。。

そういう事を言うと この記事を読み始めた10代の女の子が他のブログへ飛んでしまいますわァ〜。。。

僕は若い女の子が嫌いだと言ってるわけじゃないのですよゥ。。。ルンルン気分でサーフィンしている若い女の子を見るのは好きです。。。

 


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あらっ。。。ハワイに出かけてサーフィンしている若い女の子を眺めながらデンマンさんは鼻の下を伸ばしたのですかァ〜?

いけませんかァ〜?

ヨダレを垂らしながら若い女の子がサーフィンしているのを鼻の下を伸ばして眺めているデンマンさんの姿を想い浮かべると、笑うのを忘れて呆れてしまいますわァ〜。。。うふふふふふ。。。

ジューンさんが、そう言うだろうと思ったから、僕は熟女の方がいいと言ったのですよ。。。

どのような熟女がいいのですか?

 


(butt81.png)

 

こういう熟女がいいのです。。。


『すてきな美尻』より
(2023年2月25日)

 

お尻のきれいな熟女がいいのに、どういうわけで神聖少女 を取り上げるのでござ〜ますかァ〜?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』


『アンバパーリー』

 

これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で3月10日の午前0時33分から午前2時4分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。

あらっ。。。 3月10日の午前0時49分に短縮URL からやって来て アンバパーリー を読んだネット市民が居たのですわねぇ〜。。。

そうです。。。実は、メキシコのシウダー・フアレス(Ciudad Juárez)市に住んでいる真里亜・マリー・ゴンザレスさんが読んだのですよ。。。

 


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あらっ。。。真里亜さんはハーフですかァ〜?

そうです。。。お父さんがメキシコ人です。。。貿易会社の駐在員で東京にやってきて、日本人の女性と結婚したのですよ。。。真里亜さんは東京生まれでアメリカンスクールに通っていたので、日本語、英語、スペイン語がペラペラです。。。

シウダー・フアレス(Ciudad Juárez)市というのは、あまり耳にしない名前ですけれど、大きな町なのでござ〜ますかァ〜?

メキシコ北部のチワワ州の都市です。。。人口が約150万人(2020年)だから、かなり大きな都市ですよ。。。州内最大の都市です。。。アメリカ国境に接していて、メキシコでは誰もが知っている都市です。。。旧名のエル・パソ・デル・ノルテ(El Paso del Norte)でも知られています。。。

どうして名前が変わってしまったのですか?

江戸が東京になったようなものです。。。1863年、メキシコシティがフランス軍に制圧されたため、当時のメキシコの大統領、ベニート・フアレス率いる共和党が一時的にエルパソ・デル・ノルテに移住したのですよ。。。そこで、フランス軍に抵抗した。。。その反抗精神に敬意を表す形で1888年にエルパソ・デル・ノルテはシウダー・フアレスに改称されたのです。。。

ところで、上のリストのリファラの短縮URL はツイッターのツイートの URL でござ〜ますかァ〜?

そうです。。。僕が3月10日に呟いたツイートをクリックして真里亜さんは記事を読んだのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


『アンバパーリー』

 

これは僕が3月10日に呟いたツイートを自動的にリストアップしたページです。。。

あらっ。。。デンマンさんは3月10日の午前0時11分から呟き始めて、午前5時28分まで真夜中を徹して一睡もせずに呟いたのでござ〜ますわねぇ〜。。。ちょっと信じられませんわァ〜。。。

あのねぇ〜、上のリストのツブヤキ時刻は日本時間です。。。バンクーバーは日本とは17時間遅れているので僕は3月10日の午前9時7分から呟き始めたのです。。。日本時間では7日の午前2時7分です。。。

でも、最初のツビヤキは午前0時11分になってますわァ〜。。。

この最初のツブヤキは、僕が呟いたのではないのです。。。ライブドアに『アンバパーリー』を午前0時10分に投稿するように予約しておいたいたのですよ。。。ライブドアの予約システムが自動的に『アンバパーリー』を午前0時10分に投稿し、更に、その予約システムが僕に代わって呟いてくれたのです。。。それが、日本時間で3月7日のつぶやきリストの最初のツイートです。。。

あらっ。。。ライブドアはそのようなサービスまでするのでござ〜ますかァ〜?

そうです。。。上の短縮URL が出てくるのは次の赤枠で囲んだツイートです。。。

 


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『実際のツイート』

 

赤いアンダーラインを引いたリンクをクリックすると次の記事が出てくるのですよ。。。

 


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『アンバパーリー』

 

真里亜さんはツイッターのツブヤキを見て、「アンバパーリー」がどういうものなのか?…解っていたのですかァ〜?

もちろん、分かっていました。。。アメリカンスクールの同じクラスにインド人の女の子が居たのですよ。。。その子からアンバパーリーの話を聞いていたのですよ。。。

 

アンバパーリー


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アンバパーリーは、釈迦仏の女性の弟子(比丘尼)の1人。

ヴェーサーリー(毘舎離)の人でヴァイシャ出身。
ヴェーサーリー城外のマンゴー林に捨てられ、その番人に育てられたので、アンバパーリーすなわちマンゴー林の番人の子といわれるようになった。

アンバパーリーは、遠くの町にまで名声が伝わっていた遊女で、美貌と容姿、魅力に恵まれ、他にも踊りや歌、音楽も巧み、当然言い寄る客が引けを取らずとなって舞台等で莫大な稼ぎを得ていた。

釈迦仏に帰依し、その所有していた林を僧団に献納した。

『長老尼偈註』(ThigA.206-7)によれば、出家し高名な長老となった自分の息子ヴィマラ・コンダンニャの説法をきき、みずからも出家、比丘尼となり、阿羅漢果を得たとされる。

仏典における言及

『テーリーガーター』1020では、彼女の美貌に心を奪われた比丘衆に阿難が誡めのために偈を説いている。

『大般涅槃経』では、リッチャヴィ(離車)族の公子らに先んじて釈迦仏を招待している。
公子らがその招待を譲り受けんと乞うも彼女は譲らなかったという。

その所有していた菴摩羅樹苑(マンゴー樹園)を僧団に寄進した。
後の天竺五精舎の1つ菴羅樹園精舎である。
この件は諸文献に通じるエピソードである。

 


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     祇園精舎の鐘

 

南伝『マハーヴァッガ』では、彼女の美貌によりますます多くの人々が街に引き寄せられてヴェーサーリーが潤ったという。

『雑阿含経』24.20、及び『長部註』(DA.ii.545)によると、菴摩羅樹苑にて、彼女が来るのを見て、釈迦仏は弟子集にその美貌で心が揺れないように四念処を説いたとある。

『㮈女祇域因縁経』では、彼女はヴェーサーリーのバラモンの㮈樹の肉瘤(にくこぶ)から生まれたとし、美人なるをもって15歳の時に7人の王が求婚したがすべて断った。
Sumanā(須漫)、Padumā(波曇)の二女も彼女と同じように各々樹華より生まれたという。
彼女と二女は共に500人の女性を率いていたが、釈迦仏の説法を聞いて出家し悟りを得たという。


出典: 「アンバパーリー」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

真里亜さんはどうして、また読む気になったのですか?

どういう女性のことだったのか? 忘れかけていたので、確かめるために真里亜さんは読む気になったのですよ。。。

。。。で、デンマンさんもアンバパーリーに、ハマっていたので、また取り上げる気になったのでござ〜ますかァ〜?

いや。。。僕はアンバパーリーには、それほど興味はないのです。。。たまたま僕も読み返してみた時に、次の箇所に目が止まった。。。

 

神聖娼婦


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神聖娼婦は宗教上の儀式として神聖な売春を行った者である。
その儀式を神聖売春または神殿売春という。

古代近東地域における神聖娼婦

イナンナもしくはイシュタルは女神官の儀式用髪飾りを付けて表される
チグリス川とユーフラテス川に沿った古代近東にはバビロンのイシュタルの神殿をはじめとした多くの聖地や神殿、「神の家」が存在しており、ヘロドトスは『歴史』の中で神殿売春の慣習を伝えているが、多分に誤解を含んでいるという主張もある。

サミュエル・ノア・クレーマーの聖婚:古代シュメールの信仰・神話・儀礼によると、後期シュメールおよびアッカドの王サルゴンは、アキトゥと呼ばれる新年祭の10日目に神殿で行われる王と女神の結合の儀式に神聖娼婦を参加させることで、その正当性を確立させたとされる。
西暦4世紀にキリスト教を奉じるローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世が女神の神殿を破壊し、キリスト教化したことによって、神聖娼婦の習慣は終了した。

メソポタミア

古代メソポタミアの巫女は、寄進を受けた者に神の活力を授けるために性交渉を行う風習があった。

『ギルガメッシュ叙事詩』でもギルガメッシュの友エンキドゥの獣性を鎮めるために、娼婦を派遣して性交渉を行ったとの記録があり、当時は売春行為は、現在とはかなり違い神聖な儀礼であった事をうかがい知る事ができる。


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また、古代メソポタミアのイシュタルや古代ギリシアのアフロディーテ、北欧神話のフレイヤなど、多くの神話では愛と美を司る女神は性に奔放な姿で描かれているのも、こうした神殿娼婦の影響によるものと考えられている。

古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは古代メソポタミアにおいて神殿売春が行われていたと初めて言及した人物である。

アジア

デウキ(英語版)とは、古にされた契約を果たして宗教的な利益を得るために少女が地元のヒンズー教の寺院に捧げられる、ネパール西部の古い習慣である。

少女は売春婦として寺院に奉仕し、それはインドのデーヴァダーシーの習慣と類似している。


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この習慣は無くなりつつあるが、少女はまだ捧げられている

日本

日本における金精様などの生殖器崇拝の起源も、農作物の豊穣祈願である。
交接を伴う祭祀も多く見られ、各地の闇祭のほとんどが性交の儀礼を伴なっていた。
筑波山にはカガイと称する性の解放祭があり、宇治には闇祭(別名:種もらい祭)という露骨な性の取引があったという。

また白拍子や加賀女等の遊女が主役の祭りも多く、中山太郎は「巫女が日本における遊女、遊郭の起源である」と書いている。
祇園八坂神社の「神輿迎え」、沖縄の尾類馬、遊女供養の下関の赤間宮の先帝祭などでは遊女が舞いを奏し、播磨の鎮守賀茂神の祭りや摂津の住吉大社では遊女が祭りの主役であり「この地こそ神功皇后の勅許以来日本最初の遊郭であった」と唱えられているという。

ゆえに各地方の遊郭は神社を中心に発達した。
伊勢の古市に遊郭が整備されたのは決して近年の話ではなく、「大昔から全国に渡り『夫婦連れての伊勢参宮したのでは御利益がない』という諺が行われている裏面には、道者は必ず古市で遊ばなければならぬように仕向けられていたのである」と述べている。


出典: 「神聖娼婦」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

久しぶりにこれを読んで、ハタと思い当たるものがあった。。。インドではこの習慣は無くなりつつあるが、少女はまだ捧げられていると書いてある! それが神聖少女ですよ。。。

 


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ジューンさんの姪の、今年の1月に15歳になったばかりのキャッシーちゃんですかァ〜?

いや。。。インドの神聖少女ですよ。。。

 


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上の写真の真ん中の女の子がインドの神聖少女 なのでござ〜ますかァ〜?

いや。。。インドで、そのように呼ばれているわけじゃない。。。僕が勝手に、そう思ったのですよ。。。

どういうことですか?

実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのです。。。

 


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『拡大する』


『実際のページ』

 

 

あらすじ

 


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Sanjay (Nikhil Yadav) and his cousin Maya (Nitya Shetty) are carefree 12-year-old village kids. They spend their days creating trouble, as kids will, throwing rocks and stealing sweets. They are gently scolded, but clearly loved, by Sanjay’s mother (Mita Vasisht) and father (Anant Nag). Their life is idyllic and warm.

But when Maya reaches puberty and has her first period, everything changes in the space of just a few days. The family heads to the neighboring village of Maya’s parents to prepare for a mysterious ritual rape ceremony marking Maya’s transition to womanhood. Maya, who only dimly understands what happening to her, is told that she is no longer a child, and discouraged from her familiar play with Sanjay. Sanjay, with even less understanding, chafes against the separation from his playmate and acts out, angering his father. Then, when the day of the ritual arrives, over the terrified protests of Sanjay, Maya is subjected to a trauma of ritual rape in the temple that is truly shocking and horrible.


『マヤ』は 2001 年のヒンディー語映画で、ディグヴィジェイ・シン が監督し、ニトヤ・シェティ、ミタ・ヴァシシュト、アナント・ナグ、ニクヒル・ヤダヴが主役を務めている。

サンジェイと呼ばれる男の子と従妹のマヤは、のんきな 12 歳の村の子供。
二人は、普通の子供たちがするように、石を投げたり、お菓子を盗んだりして、日々を過ごしている。

 


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二人は、しばしばサンジェイの母親 (ミタ・ヴァシシュト) と父親 (アナント・ナグ) に優しく叱られるが、明らかに愛されている。
彼らの生活は牧歌的で温かいものである。

しかし、マヤが思春期に達し、最初の生理が始まると、わずか数日ですべてが変化してしまう。
家族は、マヤの両親が住む隣の村に向かい、マヤの「大人の女」への移行を記念する謎のレイプ儀式の準備をする。

 


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何が起こっているのかをぼんやりとしか理解していないマヤは、彼女はもう子供ではないと言われ、サンジェイとの慣れ親しんだ遊びもしてはダメだと言われて落胆する。
サンジェイは、なんだか良く分からないために、遊び仲間のマヤから引き去られるのに不満を抱き、ムカついて父親を怒らせてしまう。

その後、儀式の日が来ると、サンジェイは激しく抗議をするのだけれど、マヤは寺院での儀式的なレイプのトラウマにさらされ、何も知らない者にとっては本当に衝撃的で恐ろしい体験をする。


(デンマン訳)

SOURCE:Maya (2001 film)
From Wikipedia, the free encyclopedia

 

こういうあらすじなんですよ。。。

つまり、初潮を迎えたマヤは神聖娼婦として寺院で神聖な売春を行うのでござ〜ますかァ〜?

いわゆる「神聖娼婦」と違い、マヤの場合は「成人女性」になるための儀式として寺院で神官が代わる代わるセックスするのですよ。。。娼婦になるわけじゃない。。。

実際にインドでは、そういう風習が現在でも行われているのですか?

そうらしい。。。映画では、最後に字幕が出て、「現在でも田舎に行くと、こういう儀式が行われている」とスクリーンに表示される。。。

マヤは何歳でそのような儀式を受けるのでござ〜ますかァ〜?

マヤが15歳の時です。。。昔には、ヨーロッパに「初夜権」というものがあった。。。

 

初夜権

 


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フランス出身の画家ジュール・アルセーヌ・ガルニエ(Jules Arsène Garnier、1847年 – 1889年)が1872年に発表した絵画「初夜権(Le Droit du Seigneur)」。

中央に領主と新婦(妻)、左側に新郎(夫)と説得する神父、周辺に警護する家臣やそれらを見物する民衆が描かれている。
ガルニエが初夜権の様子を想像して描いた絵画である。

 

初夜権とは、主に中世のヨーロッパにおいて権力者が統治する地域の新婚夫婦の初夜に、新郎(夫)よりも先に新婦(妻)と性交(セックス)することができたとする権利である。
世界各地で散見されたという伝説や伝承は多く残っているが、その実在については疑問視する声もある。

初夜権(しょやけん)とは、領主や酋長などの権力者、または神官や僧侶などの聖職者、あるいは長老や年長者といった世俗的人格者などが、所有する領地や統治する共同体において、婚約したばかりの男女や結婚したばかりの新婚夫婦が存在した場合、その初夜において新郎(夫)よりも先に新婦(妻)と性交することができる権利を指す。

または、成人(大人)の年齢や結婚適齢期を迎えた女性と何らかの性行為を行い、その処女性を奪うことができる権利なども指す。

初夜権について記録された文献は古今東西に多く存在していて、伝聞や伝承の記録も残されている。

 

類語

初夜権の日本における類語には、「初婚夜権(しょこんやけん)」や「処女権(しょじょけん)」などがある。
また、ごく少数ではあるが「股の権利(またのけんり)」や「股権(またけん)」という隠語が使用されることがある。

なお、女性の処女喪失や処女性が失われるような性行為は、古くは「破瓜(はか)」や「破素(はそ、はす)」などと呼ばれた。
また、主に四国地方の古い方言とされる「新鉢」は、「あなばち」や「あらばち」と読み、「あなばち割る」や「あなばち破り(わり)」、「はち割り」などが処女喪失の儀式を意味するなど、様々な類語が存在している。

 

時代と地域

初夜権の時代と地域は、主に中世(5世紀頃から15世紀頃)のヨーロッパで存在したとする説が多い。
また、インドのヒンドゥー教や東南アジアの仏教を信仰していた民族、北極圏のエスキモーや南米のインディアンの中に存在した祈祷師(シャーマン)を頼っていた人々などにも散見されたとする説が多い。

1921年に博物学者の南方熊楠が、雑誌「太陽」(博文館)で発表した随筆「十二支(干支)考」の項目「鶏(酉)に関する伝説」では、カール・ヨセフ・リボリウス・シュミット(Karl Joseph Liborius Schmidt, 1836-1894)による1881年の著書「初婚夜権」が引用されている。

この著書は、「フライブルヒ・イム・ブライスガウ(現:ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州にあるフライブルク市、Freiburg im Breisgau)」の役所がカトリック教会と共に出版した当時の歴史調査書であるが、この中では、ヨーロッパの他にインド、アンダマン諸島(インドのベンガル湾地域)、クルディスタン(クルド人居住地域)、カンボジア(チャム族)、チャンパ(ベトナム中部沿海地域)、マラッカ(マレー半島西海岸南部)、マリアナ諸島(ミクロネシア北西部)、アフリカ、南米や北米の原住民などに散見されたとしている。

なお、初夜権を題材に取り入れた著名な物語に、フランスの作家カロン・ド・ボーマルシェが1775年に発表した「セビリアの理髪師」の続編として1784年に書き上げ、1786年にオーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトがオペラ上演した戯曲「フィガロの結婚」が知られている。

この「フィガロの結婚」は、新郎フィガロから新婦スザンナを強引に奪い取ろうとする浮気者のアルマヴィーヴァ伯爵が様々に邪魔をして、初夜権を復活させようと企む喜劇である。

この「復活させよう」と画策している様子からは、18世紀中期のヨーロッパにおいても既に風聞や伝説として考えられていたことがうかがえる。


出典: 「初夜権」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

もちろん、現在では古いお城の持ち主は居るかも知れないけれど、初夜権なんてものはない。。。要するに、権力を持つ者は、いつの時代にも勝手な権力を行使したいものなのですよ。。。そういうわけで、中世のヨーロッパでは城主が治めている村々の花嫁の初夜権を勝手に宣言して、勝手なことをした。。。

インドでは神官(バラモン階級)が権力を持って儀式と称して、勝手な性行為を「神聖少女」に強要するわけですかァ〜?

そういうことですよ。。。現在でも、上司が若い女性の部下にセックスすることを迫る場合がある。。。セクハラ、パワハラは、言ってみれば「権力」を持つ者の「初夜権」の変形ですよ。。。映画を観て僕はそう思ったのです。。。

デンマンさんも部下の女性にセックスを迫ったことがあるのですかァ〜?

いや。。。僕は、それほどの権力を持ったことがないし、勇気がないので、そういうことはしませんでした。。。

信じられませんわァ〜。。。

信じてください。。。「信じる者は救われる」と昔の人は言いましたから。。。

 


(laugh16.gif)

【ジューンの独り言】


(june500.jpg)

 

ですってぇ〜。。。

「初夜権」なんてバカバカしいモノが中世のヨーロッパにはあったなんてぇ、ちょっと信じられませんわねぇ〜。。。

貴方だってぇ、バカバカしいと思うでしょう?

でも、今だってぇ〜、権力を握っていると自負する男性は、若い女性にセックスを迫るものですわ。

「セサミストリート」で子どもたちに慕われていた人気者のビル・コスビーも、芸能界では幅を利かせて大きな“権力”を握り、百人近い女性に対してセックスを迫ったものです。。。。

 

 

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 

 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


(sayuri5.gif)

 

あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


(suikyu9.jpg)

それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


(hand.gif)

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別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』

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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


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楊貴妃@満州

 

楊貴妃@満州

 


(lookanim.gif)


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(himiko22b.gif)

デンマンさん。。。満州に楊貴妃がいたのですか?


(kato3.gif)

いや。。。今も昔も楊貴妃は満州にはいないと思いますよ。。。

それなのにどういうわけで楊貴妃@満州 というタイトルを付けたのでござ〜ますか?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


(goo21-08-17.gif)


『拡大する』


『ペルシャ人の楊貴妃』

 

これは GOO の僕の「デンマンのブログ」の日本時間で8月17日の午前4時46分から午前10時46分までの6時間のアクセス者の棒グラフと日別・週別ランキングの記録です。。。アクセス元ページ の赤枠で囲んだ5番に注目して欲しい。。。

あらっ。。。BING で 楊貴妃は満州 と入れて検索したネット市民がいたのですわねぇ〜。。。

そうです。。。5番のリンクをクリックすると次の結果が表示されるのですよ。。。

 


(bin21-08-17.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』


『ペルシャ人の楊貴妃』

 

実は、「楊貴妃は満州」で検索して『ペルシャ人の楊貴妃』を読んだのは、ソウルで暮らしている金 光默(キム・クァンムック)君です。。。

 


(ip11412c.jpg)

 

キム君はソウルで何をしているのですか?

ソウルにあるソウル市立大学校 (University of Seoul) 工科大学の電気電子コンピュータ工学部で次世代コンピューターについて勉強しているのですよ。。。

 


(seoul22.jpg)

 

次世代コンピューターについて勉強している金 光默(キム・クァンムック)君が どういうわけで「楊貴妃は満州」で検索して『ペルシャ人の楊貴妃』を読んだのでござ〜ますか?

あのねぇ〜。。。キム君はコンピューター・グラフィクスのセミナーのプレゼンのために楊貴妃のアニメを制作しようとしたのですよ。。。それで楊貴妃が満州にいたら面白いと思って調べはじめたのです。。。

そしたら、デンマンさんが投稿した『ペルシャ人の楊貴妃』に出くわしたというわけでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

そういうことです。。。

。。。で、記事を読んで何かインスピレーションをゲットしたのですか?

そうです。。。次の箇所を読んで感じるものがあったと言うのです。。。

 

楊貴妃はペルシャ人だったの?


(youkihi2.jpg)


(himiko22b.gif)

中国人の中にもグラマーな女性が美人だと思う人が居るのでござ~♪~ましょうか?


(kato3.gif)

もちろん居ますよ。 上の楊貴妃の像を造った彫刻家も、明らかに欧米の美人観の影響を受けていますよ。 欧米と言って語弊があるならば古代ギリシャの影響と言い換えることもできますよ。


(venusmiro5.jpg)

このミロのビーナスを見るとき、楊貴妃の像を制作した彫刻家がこのビーナスの像を参考にしたような気がするほどですよ。

楊貴妃が生存していた唐の時代にも、ミロのビーナスのような女性が美しいと考えていた中国人が居たのでござ~♪~ましょうか?

居たのですよ。

証拠でもあるのでござ~♪~ますか?

ありますよ。 次の像を見てくださいよ。


(bosatsu3.jpg)

これは、あの有名な敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)、第45窟の菩薩像です。唐の時代に造られたと言われているものです。

この像がミロのビーナスの影響を受けているのでござ~♪~ますか?


(silkmap2.jpg)

 

古代ギリシャ時代に作られたミロのビーナスとは、地理的に見て全く関係なさそうに見えるけれど、実は関係があるのですよ。

どのようにでござ~♪~ますか?

次のガンダーラの仏像を見てください。


(gandhara2.jpg)

如来坐像 ガンダーラ クシャン王朝 紀元2~3世紀

 

ガンダーラ (Gandhara)

ガンダーラ地方は、現在のパキスタンの西北部にあり、中心はペシャワールやその北部のスワット地方。
たくさんの遺跡が残っている。
「ガンダーラ」は、「ガンダ・ハル=いい匂い」の意味から来ている。

紀元前380年頃までにペルシャの支配は弱まり、多くの小王国がガンダーラを分割支配した。
紀元前327年にはアレクサンドロス大王がガンダーラに侵攻したが、大王はこの地に1年も留まらなかった。

同じ頃、マウリヤ朝のチャンドラグプタ王はタクシラにあったが、紀元前305年にはセレウコス朝を破り、アフガニスタン南部を支配下に収めた。
その後、1世紀半にわたりマウリヤ朝がこの地を支配した。

チャンドラグプタの孫アショーカ王は熱心な仏教徒となり、ガンダーラに多くの仏塔を建立した。
紀元前1世紀頃から仏教の大中心地となった。

その後、マウリヤ朝が衰退してインド亜大陸に退くと、ギリシャ系のバクトリアがこの地に勢力を拡張した。

 

実は古代ギリシャ世界のあの有名なアレクサンドロス大王がガンダーラにもやってきたのですよ。この影響が上のガンダーラの仏像にもはっきりと影響を残しているのです。

 

ガンダーラがギリシアの植民地だった

アレクサンダー大王の遠征(前327~前325)によって、ガンダーラがギリシアの植民地となります。
アショーカ王(前3世紀)以後マウリヤ王朝とともに仏教および仏教文化が入ることによって、ギリシア文化と仏教文化が次第に混ざり合ってゆきます。

これにインド中央部の伝統美術の影響も加わっていきます。
この複合文化は紀元後2~3世紀を頂点として、かなり長い間ガンダーラ仏教美術は栄えました。

特にカニシカ王は仏教を信奉し、仏教と仏教美術、学問を保護し、首都プルシャプラに仏教寺院・塔を建立して、ギリシア人の芸術家を呼びよせています。
ギリシアの写実的様式および技法で、仏教のテーマやモチーフを表現しているのが上のガンダーラの仏像には、ありありと見て取れます。

ガンダーラの彫刻は、もともと建造物を荘厳に見せるために造られました。
また仏教建築の装飾にコリント式列柱やギリシア風の文様が使われています。

仏像をよく見ると鼻や額が高く、唇が薄く、髪は波打ち、西洋風の顔立ちが一目見ただけでもよく分かります。
仏教は、もともと偶像は作りませんでしたが、仏教を分かりやすく伝えるために次第に控えめに表現された仏像が出現します。

ガンダーラ仏像の特徴は、自然な人間らしい姿を現しています。
法衣の襞にギリシア風の影響がみられます。

実際、上のようなガンダーラ仏が日本へもかなり伝わっています。
その一つを次のリンクをクリックすると見ることができます。

■ 『嶽林寺のガンダーラ仏』

大峰山 嶽林寺 (群馬県利根郡月夜野町1697)

 

仏像が伝わっていたという事実は、それを製作した石工たちも日本へ来ていたという可能性が十分にあります。
ギリシャ人がやってきていた、とは言いませんが、彼らの血を引いたペルシャ人は、かなりの数日本へやってきていたようです。

つまり、彼らは、ギリシャの様式や、技法をも身に付けていたのです。
ですから、法隆寺にエンタシスがあることも決して不思議ではないのです。

日本へやって来たペルシャ人やペルシャの文物、またギリシャ文化の影響については次に示すページで説明しています。

■ 飛鳥とペルシャ(波斯) 石人男女像の謎

■ ペルシャ人の石工が飛鳥にやって来た

■ 飛鳥坐(あすかざ)神社の神事と古代ギリシャのディオニソス神話

■ 聖徳太子の母親はペルシャ人だった?

■ 聖徳太子の個人教授にはペルシャ人がいた

by デンマン


『エンタシス史観 (2003年10月12日)』より

 

上の莫高窟(ばっこうくつ)の菩薩像は、このガンダーラ仏像の影響を受けているとデンマンさんは考えているのでござ~♪~ますか?

当然ですよ。 すぐ上の囲み記事を読んでも、ペルシャ人の石工が日本まで行った可能性が充分に考えられるのですよ。 日本までの距離を考えれば、ガンダーラと敦煌は目と鼻の先ですよ。

古代ギリシャの文化がペルシャ人に伝わったと言うのは理解できましたが、その古代ギリシャ文化が唐の時代にペルシャ人を通じて中国人に伝わったのでござ~♪~ましょうか?

伝わっていたのですよ。

証拠でもあるのでござ~♪~ますか?

あります。 詩人・李白(701ー762)が作った「少年行」という詩があるのですよ。

 

少年行

五陵の年少、金市の東

銀鞍白馬、春風を渡(わた)る

落花(らっか)踏み尽くして、

何(いず)れの処(ところ)にか遊ぶ

笑って入る、胡姫酒肆(こきしゅし)の中

 

盛り場を貴公子が春風の中、馬に乗って走っていく。

白馬に銀の飾りのついた豪華な鞍をつけている。

見るからに金持ちの貴公子です。

花びらを踏み散らしながらどこへ行くのかと李白が見ていたら、

やがて胡姫酒肆の中へ入っていった。

 

酒肆というのは酒場のことです。 この詩の中に現れる胡姫という言葉に注目してください。 胡という字はもともとは異民族という意味で使っていたのですが、唐の時代になるとペルシャ人をさすようになります。 中国語では別に「波斯」と書いてペルシャのことをそう呼びます。 これはペルシャ語によるペルシャの発音「ファルシー」の音訳です。

つまり、「胡姫」というのは胡の姫、ペルシャ人の女の子でござ~♪~ますか?

その通りですよ。 だから胡姫酒肆とくれば、もう決まっていますよね。 エキゾチックな可愛いペルシャ娘がお酌をしてくれるキャバレーですよ。 うしししし。。。


(himiko12.jpg)

こんな感じのペルシャ人のお姉さんがお酌をしていたのかもしれませんよ。

でも、ペルシャ人は極めて少なかったのでござ~♪~ますでしょう?

いや、それが意外に多かったようですよ。 この当時の長安(現在の西安)は国際都市だったのですよ。

どうして、そのような事が分かるのでござ~♪~ますか?

「安史の乱」がなかったら、そもそも白楽天は『長恨歌』を作ることはなかったでしょう。 その「安史の乱」を起こした安禄山(あんろくざん)はペルシャ人だったのですよ。

マジで。。。?

もちろんですよ。 正確にはソグド人(ペルシア系のオアシス農耕民族)と突厥人(トルコ系の遊牧民族)の混血だと言われています。 とにかく、容貌も体型も中国人とはかけ離れていた。 なにしろ、体重が200キロを越す巨漢だった。

つまり、中国に帰化した外国人だったのでござ~♪~ますか?

その通りですよ。 この人の生まれはサマルカンドだった。

 

サマルカンド (Samarkand)


(silkmap2.jpg)

 

紀元前10世紀ころからイラン系民族のオアシス都市として発展した。
ギリシャ史料で紀元前4世紀のアレクサンドロス3世率いるマケドニア王国遠征軍に最後まで抵抗したソグド人の都市「マラカンダ」の名で知られる。

『後漢書』などの漢文資料では康国として知られている。
玄奘三蔵や後世のアラビア語、ペルシア語の地理書によればソグディアナ、マーワラーアンナフルの中心と呼ばれている。

都市国家の連合体であったソグディアナではサマルカンドの支配者が、時には都市国家連合全体を盟主として采配を振るった。
8世紀初頭にはサマルカンド王デーワーシュティーチュが「ソグドの王」を名乗っている。

 

当時の中国の首都・長安も国際都市だったけれど、このサマルカンドは、まさに国際都市の中の国際都市だった。 そう言う訳で、安禄山は6ヶ国語に堪能であったため、初め互市郎(貿易官)に任じられたのですよ。 その後、軍功を立て出世してゆき、742年には節度使になり、その後は玄宗と楊貴妃に取り入り、二つの州の節度使を拝命し、まもなく三つの州の節度使を兼任する事になった。

つまり、この当時外国人に対する偏見は中国人は持っていなかったのでござ~♪~ますわね?

僕は思うのだけれど、長安が国際都市だったことを考えると、楊貴妃がハーフだったのではないか?僕はそう思っているのですよ。

どうして、そのように思ったのでござ~♪~ますか?

 

長恨歌(ちょうごんか)

漢の王は長年美女を求めてきたが、どの女性にも満ち足りないものを感じていた。
ところが、ついに探し求めていた美女に出会った。楊家の娘だった。

(中略)

楊貴妃は、そもそもは玄宗皇帝の子息の一人の妃であった。
さすがに息子から妻を奪うのをはばかり、いったん道士となった後で玄宗の後宮に迎え入れられている。
太真は楊貴妃の道士時代の名。

(中略)

温泉の湯水がなめらかに凝脂を洗う、と表現されるように、むっちりとした白い肌の持ち主だった。


『あっちかち (2008年3月25日)』より

 

このあらすじを読んだ時に、玄宗皇帝のこだわりようが常軌を逸している、と僕には思えたのですよ。

それ程常軌を逸しているでしょうか?

自分の息子の嫁を取り上げてしまったのも同然ですよ。 ちょっと、平凡な人には考えも及びませんよ。

そうでしょうか?

つまり、玄宗皇帝は、普通の中国人の女性ではどうしても飽き足らなかったのですよ。 楊貴妃は、かなり変わった女性だったのではないか? 要するに日本人の男が金髪の白人の女性に魅力を感じるようなものですよ。

デンマンさんも、金髪の白人女性にそのような魅力を感じた事がござ~♪~ましたか?

ありましたよ。 おそらく、宮殿の庭園でも歩いていたハーフの楊貴妃を玄宗皇帝は目にしたのでしょうね。 李白が「少年行」を詠んだように、当時の長安ではペルシャ人の娘が人気を呼んでいたのですよ。 玄宗皇帝も、うわさを耳にしていた。 そういう時にペルシャ人の血が入っているハーフの楊貴妃を目にした。 うわさ通りの、透き通るような色白の肌をして、純粋な中国娘にはない異国情緒が表情に表れている。 それがメチャ魅惑的に見えた。 一目見て玄宗皇帝は楊貴妃の異国風な魅力の虜になってしまったのですよ。

そうでしょうか?

そのような特徴的な女性を想定しない限り、いろいろと手の込んだ事をして自分の息子の嫁を取り上げるなんてしないと思うのですよ。

う~♪~ん。。。 でも、楊貴妃がハーフだったなんて聞いた事がござ~♪~ませんわ。

でもねぇ、状況証拠ならばたくさんありますよ。 安禄山が玄宗と楊貴妃に取り入って、二つの州の節度使を拝命し、まもなく三つの州の節度使を兼任する事になった、と言う事だって、楊貴妃自身がハーフであれば抵抗なく受け入れられる話ですよ。

そうでしょうか?

つまり、この当時の長安は国際化がかなり進んでいて、美人観も古代ギリシャの影響が強くでていたのですよ。 ハーフの楊貴妃は当然のことながらミロのビーナスのような体型に近かったでしょう。 もちろん肌も白人に近い白い肌だったでしょう。 そのような魅力が玄宗皇帝を虜にしてしまったのですよ。 どうですか。。。? 卑弥子さんも、そう思いませんか?

でも、大理石の楊貴妃のムッチリした像を作った彫刻家は、そのような事を知っていたのでござ~♪~ましょうか?

もちろん、知らなかったでしょう? 多くの中国人と日本人のように、楊貴妃は柳腰で細面の表情をしていた、と信じていたはずですよ。 それは、中国に現在残っている楊貴妃の絵を見れば分かります。

それなのに、どうして華清池の像を制作した彫刻家はムッチリとした楊貴妃の像を造ったのでござ~♪~ますか?

それが我々の遺伝子の中に組み込まれている美人観だと僕には思えるのですよ。 つまり、ムッチリとした腰と言うのは、骨盤が広い安産に適した体型ですよ。 楊貴妃の像を作った彫刻家もミロのビーナスの自然な美しさに感銘を受けて、それを参考にして華清池の楊貴妃の像を造ったのだと思いますよ。

。。。んで、柳腰の細面は。。。?

それは、纏足(てんそく)美人観ですよ。 つまり、人為的に女性の自由を制限して考え出された美人観だから、我々の遺伝子に組み込まれている美人観とは違っているのですよ。

古代ギリシャの美人観は、より自然な発想から生み出されたものだ、とデンマンさんはおっしゃるのですか?

そうですよ。 より自然で、より人類の幸せと発展にかなった美人観ですよ。 つまり、安産型の美人観です。 僕には、そう思えるのですよ。


『ペルシャ人の楊貴妃』より
(2017年5月23日)

 

上の記事を読んでキム君はどんなインスピレーションをゲットしたのでござ〜ますかァ?

楊貴妃が満州に居ると言うよりも、楊貴妃がペルシャ人だったと言う方が断然面白いと思って、急遽(きゅうきょ)タイトルを「満州の楊貴妃」から「ペルシャ人の楊貴妃」に変えることにしたのですよ。。。

マジで。。。?

キム君は、そうメールに書いてよこしました。。。

 


(laugh16.gif)

【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ〜。。。

あなたも「満州の楊貴妃」よりも「ペルシャ人の楊貴妃」の方が面白いと思いますか?

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと面白い話をしろ!」

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『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』

『生パンツカテゴリー』

『大衆文学』

『車中も亦臭し』

『聖徳太子の母親』

『笑える電報』

『忠臣蔵のウソ』

『天照大神@マレーシア』

『エロ@韓国』

『レオタード姿@女子大』

『美人と接吻』

『パンツに下痢』

『阿仏尼』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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イエスの話

 

イエスの話

 


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イエスの映画

 


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2021年7月10日 土曜日 午前9時23分

7時50分起床。気温17度。
今朝はスッキリと晴れ渡って、雲ひとつない快晴。
気分もスッキリと目覚めました。
小百合さんも元気に目覚めましたか?
朝からビールを飲みたい気分ですか?
きゃははははは。。。

でも、気温は下がってきたよ。
1週間前には30度を越していた日が続いていたのが嘘のようです。
つい最近、カナダでもこれまでの最高気温を記録したばかりですよ!

 


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『49.6度を記録』

 

まだ、7月10日ですよ!
日本では梅雨の真っ最中と言うのに、バンクーバーでは夏も終わり!?
マジで。。。?
そんな気持ちです。
きゃははははは。。。

雨の日も、風の日も、雪の日も、槍が降ってきたとしても
僕は毎日、土曜日も、日曜日にも、祝祭日にも、
ウエストエンド・コミュニティ・センターのテラスに座ってネットをやっているのです。

僕のように、ほとんど毎朝やって来るのは他にいません。
でも、時々 スマホを持って出かけてくる市民がいます。
東ヨーロッパ出身と思われる白人は
スマホで電話をして2時間から3時間ぐらい話すのですよ。
来るたびに最低2時間は電話し続けます。
1週間に2度か3度やって来ます。

昨日は、自転車に乗った別の男がやってきました。
この男はカラスに餌をやって遊ぶのですよ。
1週間に1度か2度やって来て、カラスと遊ぶのです。
精神年齢はおそらく小学生程度でしょう。

でも、カラスがいなくなるとノートパソコンを開いて
ネットを始めるのです。
だから、決して知恵が遅れているわけではないのですよ。
きゃはははははは。。。

もちろん、オツムの程度はそれほどでもないと思うので、この男とも話をすることはありません。
話しかけられても気が散って投稿する時にミスをするので、無視すことにしています。
きゃははははは。。。

昨夜はバンクーバー市立図書館で借りたDVDで、『RISEN』というイエスの物語を観ました。

 


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宗教には関心はあるけれど、僕自身はどの宗教にも入信したことはありません。
でも、入信している人たちは、なぜ宗教に惹かれるの?
そんな関心はあります。
イエスの物語の映画は、これまでにたくさん作られているのですよ。
イエスやマグダラのマリアの物語の映画は、僕もこれまでに、けっこう観ているのです。

DVDののカバーを見たら、最近作られた映画で、興味深い説明が書いてあったので借りてきたのです。
イエスの話と言っても、「戦争の神」を信じているローマのTrubune(護民官)が映画の主人公です。
イエスの処刑を指揮した この護民官の目を通してイエスが生き返ったことを中心に物語が進んでゆきます。
マグダラのマリアも出てきます。

とても良くできた映画で、この映画を観てキリスト教に入信する人が出てきてもおかしくないという印象を受けましたよ。

映画は期待に答えるような素晴らしい出来でした。
でも、民衆に石を投げられて追われている癩病患者を、生き返ったイエスが治してしまうミラクルを起こすというシーンは、キリスト教信者以外の観客はおそらく誰も信じないでしょう!

さすがに死んだ人を生き返らせるミラクルは、この映画には出てきませんでした。
『King of Kings』では、イエスが奇跡を起こしてミイラが生き返り、体を起こして包帯を解(ほど)いてゆくのですよ。
これには笑ってしまいました。

 


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『マグダラのマリア』

 

主人公の護民官は、イエスが生き返ったことを目撃して、仕事をやめて、しばらくイエスと12人の使徒と一緒に暮らすのですよ。
そこでいくつかの奇跡を目撃してイエスの教えに共感する。
でも、最後には12人の使徒と別れて、別の道を歩んでゆくのです。
キリスト教に入信するところまでは描いていない。
でも、モノローグでイエスに出会って「俺の人生は間違いなく変わった」
とツブヤクのです。

僕はどの宗教にも入信しないけれど、僕の神様はいますよ。
きゃははははは。。。
小百合さんに出会ったのも、僕の神様の思(おぼ)し召(め)しだと思っているので。
「小百合物語」を書いたのも、僕の神様が示唆したからだろうと思っているのですよ。

小百合さんも、掃除洗濯が終わったら、
BELCの休憩室に行ってノートパソコンを開いて
「軽井沢タリアセン物語」を読んでね。
小百合さんの伝記物語です!

 


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『小百合物語』

 

そういうわけで、小百合さんも第二の人生を大いに楽しんで、心残りがないようにルンルン気分で暮らしてね。

では、梅雨にもめげずに今日もルンルン気分で過ごしましょう!
じゃあね。。。

 


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デンマンさん… また個人的なメールを書き出したのですか?


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そうです。。。いけませんか?

こういう私的なメールはネット市民の皆様にはつまらないと思いますわ…。

小百合さんも楽しめるように書いたのだから、ネット市民の皆様にも楽しめる箇所があるはずです…。

でも、個人的な部分は省略すべきですわ…。

あのねぇ〜、小百合さんが迷惑だと思うようなことは書いてません…。。。

迷惑なことが書いてありますわ。。。

でもねぇ〜、小百合さんを誰も特定することができないのです。。。だから、心配することはありませんよ。。。

けれども、特定しようとするネット市民が出てくるかもしれませんわ。。。

たとえ特定されたとしても「人違いだわ!」と押し通せばいいのですよ。。。そんな事より、映画の話をしましょう。。。

つまり、デンマンさんが観た映画のことが書いてあるので、メールを引用したのですか?

そうですよ。。。

。。。で、『RISEN』という映画を観て、それほど感動したのですか?

感動したと言うよりも、イエスが生き返るということを映画でどのように表現するだろうか? そういう興味を持って観たのですよ。。。

 


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『拡大する』


『実際のページ』

 

RISEN 復活

 


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バラバが率いる熱心党の反乱を鎮圧した後、ローマのトリビューンであるクラビウスは、すでに進行中のイエスを含めた罪人のはりつけを実行・監督するように、ポンティウスピラトに命じられる。

3日後、彼は復活したユダヤ教のメシアの噂を調査するために任命される。
さらにピラトは、十字架に貼り付けにされた3人の罪人の一人であるイエスの行方不明の遺体を見つけるように彼に命じる。
そうすることで、ピラトは皇帝が到着する前にエルサレムで差し迫った蜂起を鎮めようと思うのだった。

イエスの遺体を確保できなかったクラビウスは、忠実な補佐官ルシウスの支援を受けて、イエスの弟子たちと彼の磔刑と埋葬に関与した人々を見つけて、彼の失踪の手がかりを求めて尋問する。

しかし数多くの人の話は奇跡的で、信じがたいとクラビウスは思うのだった。
マグダラのマリアやバーソロミューという男の信者は、仲間を裏切らないようにと謎めいた話しかしなかった。
クラビウスの徹底的な調査はローマ人とヘブライ人の両方を同様に苦しめ始め、ピラトは多くの側面からの圧力とシーザーの怒りを恐れて、ますますクラビウスから距離を置くようになってゆく。

イエスの失踪の手がかりが得られないまま、クラビウスは、イエスの洞窟の墓を守るために割り当てられたローマの兵士を再訪し、酔っ払った男を以前に固執していた嘘から激しく振り払います。

兵士は、イエスが消えた朝、まばゆいばかりの閃光が現れ、その間に墓を封印していた石とロープが崩壊し、彼と仲間の兵士が逃げようとした時に生き返ったイエスの姿が現れたと話す。
しかし、クラビウスは兵士の話を信じない。

ユダヤ人の飛び地を襲撃している間、クラビウスは予期せず、人里離れた住居に使徒たちと一緒に復活したイエスがいるのを見つける。
唖然として、彼は捜索を中止し、ルシウスと彼の部下がイエスと使徒を見つけることを禁じる。

その夜、ルシウスとピラトが率いる別のローマの部隊が、クラビウスが彼らの立ち入りを禁じていた建物を攻撃し、それが空であることに気づく。
クラビウスは自分で調査を続ける。
ローマの多神教と戦争の神を捨てたクラビウスは、最初はグループに不信感を抱いたものの、やがてイエスとその信者たちと一緒に旅に出る。

ピラトはクラビウスが明らかに彼を裏切ったと推測し、昇進したルシウスに率いられたローマ軍の部隊を派遣して彼とイエスを追跡させる。
クラビウスは12人の使徒たちがローマの捜索隊を回避するのを手伝い、ルシウスに見つかって捕らえられたとき、クラビウスは使徒たちを捕らえずに見逃すように説得する。

旅の途中、クラビウスはイエスが奇跡的にハンセン病の男を治し、イエスが天国へ昇天するのを目撃する。
その後、使徒たちは彼らの旅を再開するために別れ、クラビウスは親しくなった使徒の一人・ピーターに別れを告げる。

(デンマン訳)


出典: 「Risen (2016 film)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

上の映画を観てデンマンさんはイエスが生き返ったと信じることができたのですか?

もちろん、映画を観てもイエスが生き返ったとは信じられない。。。生き返るシーンが出てこないのですよ。。。

デンマンさんが観た『King of Kings』では、イエスが奇跡を起こして ミイラが生き返り、起き上がって包帯を解いてゆくシーンが出てきたようですけれど、上の映画ではイエスが生き返って起き上がるシーンは出てこないのですか?

そういうシーンは出てこないのです。。。映画の中では生き返ったイエスが12人の使徒の前に現れ、磔(はりつけ)にされて腹部を槍で刺されて殺された時の傷を彼らに見せるシーンが出てくる。

 


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でも、生き返るところは見せないのですか?

そういうシーンを見せたらミイラが生き返って起き上がり包帯を解いてゆくようなバカバカしいシーンになってしまい、観客が笑い出しますよ。。。だから、生き返るところは見せないのです。。。常識的な人間ならば、一度死んだ人間が生き返るなんて誰も信じてないのですよ。。。

キリスト教信者は信じていると思いますわァ〜。。。

あのねぇ〜、建前(たてまえ)ではキリスト教信者はイエスの復活を信じてますよ。。。でも、2000年前の無知な人間ならば信じるかもしれないけれど、イエスが生き返ったという話は、サンタクロースが北極に住んでいる話とか、お月さまにウサギが住んでいると言う話と同じで、本音で信じるのは幼稚園児ぐらいなものですよ。。。

 


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そういう事を言うとキリスト教を信じているネット市民は、今後デンマンさんのブログを読まないようになりますわァ〜。。。

そうかも知れません。。。でも、日本のキリスト教信者は3%ほどです。。。残りの97%のネット市民は、僕のブログをボイコットしないので、大きな影響はありません。。。小百合さんはイエスが生き返ったとマジで信じているのですか?

もちろん、信じていませんわァ。。。うふふふふふふ。。。

。。。でしょう!? キリスト教信者の中でも、本音で信じている人は少ないはずですよ。。。

それなのに、どういうわけでイエスの映画を取り上げたのですか?

だから、イエスが生き返ったという話は、サンタクロースが北極に住んでいる話とか、お月さまにウサギが住んでいると言う話と同じだということが言いたかったのですよ。。。(微笑)

マジで。。。?

もちろん、そればかりではありません。。。この映画にもマグダラのマリアが出てくるのですよ。。。

 


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つまり、デンマンさんはイエスよりもマグダラのマリアに惹かれているのですわねぇ〜?

そうです。。。いけませんか?

そういう事を言うと、この記事を読んでいるキリスト教を信じているネット市民の皆様は嘆くと思いますわァ〜。。。

でも、日本のキリスト教信者は3%だから、この記事を読んでいるキリスト教信者も100人のうちのわずかに3人ですよ。。。

つまり、デンマンさんはキリスト教信者が、途中で読むのを止めて他のブログに飛んでも仕方がないと思っているのですか?

もちろん、最後までこの記事を読んでほしいですよ。。。中には、イエスが生き返ったという話は、サンタクロースが北極に住んでいる話とか、お月さまにウサギが住んでいると言う話と同じだということを知って、キリスト教から仏教に回心する信者が出てくるかもしれないのですよ。。。

そんな事があるはずないでしょう!?

あるかもしれませんよ。。。だから、僕はあえて、この記事を書く気になったのですよ。。。

。。。で、マグダラのマリアの話はどうなったのですか?

小百合さんが余計なことを言うから、ついつい脇道にそれてしまいました。。。

 

マグダラのマリア


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洞窟のマグダラのマリア
(ジュール・ジョゼフ・ルフェーブル作)

 

マグダラのマリア(ラテン語: Maria Magdalena)は、新約聖書中の福音書に登場する、イエスに従った女性である。
マリヤ・マグダレナとも音訳される。

正教会・カトリック教会・聖公会の聖人で、正教会では「携香女(けいこうじょ)」「亜使徒」の称号を持つ。
この「携香女」の称号と、イコンに描かれるアラバスターの香油壷を持った姿は、磔刑後のイエスの遺体に塗るための香油を持って墓を訪れたとの聖書の記述に由来している。

共観福音書では、マグダラのマリアは「イエス・キリストが十字架にかけられるのを見守り、イエスが埋葬されるのを見、そして墓の方を向いて座っていた婦人たちの中で、最も重要な人物」とされる。

西方教会において「罪深い女」とされるため、ニコス・カザンザキスの『最後の誘惑』のような現代小説をはじめとして、イエスとの結婚を伝える種々の伝承があるが、歴史的根拠は見出されていない。

キリスト教の主要教派ではいずれも聖人に列せられている。
マグダラのマリアを聖人とする西方教会(カトリック教会、聖公会)での記念日(聖名祝日)は7月22日で、正教会では8月4日である(修正ユリウス暦を使用する正教会では、西方教会と同じく7月22日)。
これら固有の記念日に加え、復活祭後の第二主日を他の聖人とともに「携香女の主日」としている。

西方教会では男性原理を重視し組織形成していたため、マグダラのマリアを「イエスの死と復活を見届ける証人」であるとともに、教義上「悔悛した罪深い女」とした。

東方教会(正教会)ではこのような「罪深い女」との同一視はしていない。
これについては多くの解釈があり、真実ははっきりしていない。
したがって「罪深い女」とマグダラのマリアを関連付ける伝承は、西欧・西方教会(ことにカトリック教会)独自のものである。

 

名前の由来

ガリラヤ湖沿いの町マグダラの出身であるために「マグダラのマリア」と呼ばれたとするのが通説である。

 

四福音書中の記述

マグダラのマリアについて四福音書がはっきり語っているのは、イエスによって七つの悪霊を追い出されたこと、磔にされたイエスを遠くから見守り、その埋葬を見届けたこと、そしてイエスの復活に最初に立ち会い、「すがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから」とイエスに窘められたことである。

『マタイによる福音書』などによれば、彼女は復活の訪れを弟子(使徒)たちに告げるため遣わされた。
このため彼女は初期キリスト教父たちから「使徒たちへの使徒」と呼ばれ、正教会での彼女の称号「亜使徒」はこの事績に由来する。

マグダラのマリアともう一人のマリアは、安息日が終わって、週の初めの日の明け方にイエスの納められている墓に向かった。
その時、大地震が起こり、墓の入り口を塞いでいた大きな石が転がり、墓の入り口が開いた。

『マタイによる福音書』によればそれは天使の仕業であり、墓の中にはイエスの遺体はなく、天使にイエスの復活を告げ知らされた婦人たちは恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。

そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。
それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。

しばらくすると、いつの間にかマグダラのマリアのそばには復活したイエスがついていたが、最初、彼女はそれがイエスだとは気づかなかった。
「マリア」と呼びかけられてやっと、彼女はそうと気づいた。

彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。

そこで、イエスは自分に触れようとするマグダラのマリアに、父である神のもとへ上る前であるため、触れないようにと言われた。

また、他の弟子たちにイエスの復活を告げ知らせるようにと言われた。

 

伝説

マグダラのマリアは古来より東方教会・西方教会いずれの教会でも崇敬されてきたが、ことにカトリックでは特有の多くの伝説で彩られている。

マグダラのマリアとベタニアのマリアは同一人物であり(第二バチカン公会議以後は別人とされることが多い)、マグダラのマリアは晩年にイエスの母マリア、使徒ヨハネとともにエフェソに暮らしてそこで没し、後にコンスタンティノポリス(現イスタンブール)に移葬されたとされている。

主の升天後、生神女(聖母マリア)や使徒達とともに常に祈り、広くエルサレム中に主の復活を伝え、第一の証人となった。
神の道を伝えるために、方々を旅した。

ローマへ行き、皇帝ティベリウスに会って紅い鶏卵を献上し、ハリストス(キリスト)の復活を伝え、主の十字架の死を物語り、ピラトによるイイスス・ハリストスの死刑は不法であったと皇帝に訴えた。

ユダヤ人には、貧しい者が祝賀・敬意の気持ちを示す際に鶏卵を贈る習慣があり、この習慣に則ってマグダラのマリアが皇帝に紅卵を献上してから、復活の記憶(復活大祭)に鶏卵を贈る習慣が始まった。

四福音書には、マグダラのマリアと特定されていない女性が何人か登場する。
その中の「罪深い女」がマグダラのマリアと同一視され、イエスの足に涙を落し、自らの髪で拭い、香油を塗ったとされる。

伝説中のマグダラのマリアは、たとえばヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』などによれば、金持ちの出自であって、その美貌と富ゆえに快楽に溺れ、後にイエスに出会い悔悛したという

そのため、娼婦をも意味する「罪深い女」との異名を与えられたり、ルネサンス以降「マグダラのマリアの悔悛」を主題とする絵画、彫刻が多く制作された。
このイメージはカトリック教会の作為が関与していると指摘されている。

 

イエスと結婚していた?

『最後の誘惑』では、十字架上のイエスがマグダラのマリアとの結婚生活を夢想する。
また、1982年に英国で刊行されたノンフィクション“Holy Blood, Holy Grail”(日本語版:『レンヌ=ル=シャトーの謎』)で著者らは、イエスとマグダラのマリアが結婚しており、子供をもうけたという仮説を示した。

マーガレット・スターバードもこれに追随し、1993年『マグダラのマリアと聖杯』で、イエスとマリアとの間の娘をサラとした。

2003年の小説『ダ・ヴィンチ・コード』がそれをストーリー中に使っている。

シンハ・ヤコボビッチとバリー・ウィルソンも、2014年出版の“The Lost Gospel: Decoding the Ancient Text that Reveals Jesus’ Marriage to Mary the Magdalene” (日本語版『失われた福音-「ダ・ヴィンチ・コード」を裏付ける衝撃の暗号解読』2016年)の中で、2人の聖なる婚礼や交わり、子供を二人もうけたことなどを詳細に記録した古代シリア語文書を解読している

結婚していたとする論では、あちこちに暗喩や象徴の形で残っていると主張している。

西洋美術には、作品の中にシンボルとしての形や色を配し、暗示的に表現する手法がある。
古くから、主流の宗派以外の主張は異端として迫害されたり、証拠品を焼き払われたりしてきた歴史があるため、迫害の対象となるような表現について芸術家達はその暗示的手法を用いてきた。

明示的なものでは、2-3世紀ごろの著作と見られる『フィリポによる福音書』の記述がある。
国を治める者によって宗教内容の統制が行われ、統率者の意向にそぐわない教義は隠蔽や書き換え、迫害が行われてきたことから、この結婚という内容もその隠蔽の1つであるとみられている。
イエスの結婚を巡っては、近年さまざまな研究書、追跡書などが出ている。

20世紀の半ばに、ナグ・ハマディ写本の発見などにより、これまで異端の書として隠されていた書物がその姿を現してきた。
エレーヌ・ペイゲルス (Elaine Pagels) は、娼婦を否定し妻とするのは「同じ見方の裏と表」であると指摘した。
ペイゲルスによれば、「男たちは、マグダラのマリアにイエスの弟子でも、リーダーでもなく、性的な役割だけを与えようとして、このようなファンタジーを作っているのではないかとさえ思える」と主張している。

しかし史実の対象となる古書の中に、イエスが結婚をしていなかったという具体的な表現もなく、太古の時代に地球上のあらゆる文化でリーダーとしての女神崇拝があったことの名残でもあるマグダラのマリアの存在に恐れを感じた組織が、「性的」や「ファンタジー」という言葉によって、逆に貶めているとも考えられる。


出典:「マグダラのマリア」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

映画の中でマグダラのマリアはイエスと結婚していたのですか?

いや。。。親しそうにイエスと話していたけれど、結婚しているようには見えなかった。。。

 


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二人がベッドの中で愛し合っているシーンは出てこない。。。妻というよりも12人の使徒と同じようにイエスを慕って一緒に旅をしているのですよ。。。

デンマンさんはイエスとマグダラのマリアは夫婦になっていたと思っているのですか?

いや。。。正式に結婚していたとは思ってない。。。でも、サリン事件の麻原彰晃もそうだけれど、教祖になる人というのは、たいてい身近の信者と性的な関係を結んでいるものですよ。。。だから、イエスも不完全な人間だから、マグダラのマリアとそういう関係になっていたとしても不思議じゃない。。。

そういう事を言うと、この記事を読んでいるキリスト教信者が、読むのを止めて他のブログに飛んでしまうと思いますわ。。。もう2度とデンマンさんのブログにはやってこないと思います。。。

あのねぇ〜、何度も言うようだけれど日本のキリスト教信者は人口の3%ぐらいです。。。だから、この記事を読んでいる100人のネット市民のうちの3人ほどですよ。。。

つまり、キリスト教信者がこの記事を読むのを止めて他のブログに飛んでも仕方がないとデンマンさんは思っているのですか?

もちろん、最後まで読んでほしいですよ。。。でも、キリスト教信者のために、僕の考えを変えるつもりはありません。。。

ところで、デンマンさんはマグダラのマリアにハマっているようですけれど、マグダラのマリアが出てくる他の映画も見たのォ〜?

観ました。。。次の映画です。。。

 


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『拡大する』


『実際のページ』

 

 

上の映画ではマリアはどのように描かれているのですか?

『The Da Vinci Code』(邦題『ダ・ヴィンチ・コード』)という本や映画のために、マグダラのマリアに対する関心が高まったのですよ。。。だから、彼女が本当はどのような人物だったのか? そういう事を書いた本や映画が、その後も出版されたり、制作された。。。上の映画もその一つです。。。

どういう内容なのですか?

マグダラのマリアはイエスの使徒で、自身も福音書を書いていたのか? イエスとマグダラのマリアは結婚していたのか? ふたりに子どもはいたのか? キリスト教会は1400年にわたって維持してきた、マグダラのマリアは娼婦だとする見解を1960年代後半に翻(ひるがえ)したのです。。。実際には、この歴史修正が一般に広まることはなかった。。。教会の歴史のなかには、女性の役割に関する「隠蔽工作」が存在するのか?。。。というようなことが問題にされているのです。。。この映画の他にも Discovery Channel のドキュメンタリーもあります。。。

 

 

デンマンさんは、ずいぶんとマグダラのマリアにハマっているのですねぇ〜。。。

いや。。。それほどでもないですよ。。。(微笑)

これだけのことを書いているのだから、ハマっているのですわァ! いったい、マグダラのマリアの何がそれほどデンマンさんを惹きつけるのですかァ〜?

あのねぇ〜、これだけ話題を提供するミステリアスな女なのですよ。。。実際どのような人物だったのか? 2000年も前に存在した女の実像を追求しようとしたって、分かるはずがない。。。

でも、何度も何度も本や映画に登場しているのでしょう!?

だから、ミステリーとロマンを提供する謎の女なのです。。。それだけのことですよ。。。人それぞれに、違ったイメージを持つに違いないのです。。。

でも、歴史的に実在した女なのでしょう?

そうです。。。でも、実像は歴史の彼方に霞(かす)んでしまっているのです。。。新たに彼女のことが書いてある古代文書でも発見されない限り、想像をたくましくしながらミステリアスな女のままで語られてゆくに違いない。。。


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたもマグダラのマリアに興味がありますか?

ええ。。。「そんなことはどうでもいいよ! それより他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

いけ好かないお方。。。

分かりましたわァ〜。。。じゃあ、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”をご覧に入れますわァ。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

最近 「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわよゥ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

とにかく、興味深い話題が続きますゥ。

どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。

じゃあ、またねぇ。。。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、


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じゃあね。


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仏とアラビアンナイト

 
2021年5月3日 (月曜日)
 

仏とアラビアンナイト

 


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デンマンさん。。。仏様とアラビアンナイトが関係あるのですか?

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『ブッダと千夜一夜物語』

 

これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で4月13日の午前2時31分から翌日14日の午前5時6分までのアクセス者の記録です。。。紫の枠で囲んだ箇所に注目してください。。。

あらっ。。。YAHOOで検索して ブッダと千夜一夜物語 を読んだネット市民が居たのですわねぇ〜。。。

そうです。。。

どのように検索して記事を見つけたのですか?

次のように検索したのですよ。。。

 


(yah21-04-14.jpg)


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『現時点での検索結果』


『ブッダと千夜一夜物語』

 

ブッダ 千夜一夜物語 と入れて検索したのですわねぇ〜。。。

そうです。。。130,000件ヒットしてトップに「徒然ブログ」の『ブッダと千夜一夜物語』が出てくるのです。。。

「徒然ブログ」の常連さんが読んだのですか?

そうです。。。奈良市に住んでいる奈良本香織(かおり)さんが読んだのですよ。。。

 


(ip14225.jpg)

 

香織さんは奈良市で何をしているのですか?

奈良女子大学の文学部で歴史を勉強しているのですよ。。。

 


(narajo01.jpg)

 

つまり、香織さんも仏様とアラビアンナイトが関係あると考えているのですか?

そうです。。。それで、ネットで色々と調べているうちに、結局「徒然ブログ」の『ブッダと千夜一夜物語』にたどり着いたわけです。。。

それで、記事のどこに注目したのですか?

次の箇所です。。。

 

ジャータカ

ジャータカ(Jātaka)とは、仏教でいうお釈迦様の前世の物語のこと。

パーリ語版は、パーリ語経典経蔵小部に収録され、漢訳『本生経』(ほんしょうきょう)は、大蔵経の本縁部に各種の話が収録されている。

本生譚(ほんしょうたん)ともいう。
十二部経の1つ。

法隆寺蔵の玉虫厨子には、ジャータカ物語として施身聞偈図の雪山王子や、捨身飼虎図の薩埵王子が描かれていることで知られる。


(tora009.jpg)

捨身飼虎図

仏教経典には、さまざまな前世の因縁物語が説かれ、主には釈迦仏の前世による因縁を明かし、現世や来世を説いている。
これをジャータカというが、広義には釈迦のみならず、釈迦の弟子や菩薩などの前世の因縁も含めてジャータカ、あるいは本生譚と呼ぶ場合もある。

しかし、本来ジャータカとは特別な形式と内容をそなえた古い文学の種類を称して呼んだものである。
また漢訳仏典ではこれらの経典を『本生経』と総称し、パーリ語仏典には22篇に分けて計547もの物語がジャータカとして収録されている。
この形式には、現世物語・前世物語・その結果(あるいは来世物語)という三世で構成されている。

散文と韻文とで構成され、紀元前3世紀ごろの古代インドで伝承されていた説話などが元になっており、そこに仏教的な内容が付加されて成立したものと考えられている。

しかるに仏教がインドから各地へ伝播されると、世界各地の文学に影響を与え、『イソップ物語』や『アラビアンナイト』にも、この形式が取り入れられたといわれる。

また『今昔物語集』の「月の兎」なども、このジャータカを基本としている。


出典: 「ジャータカ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

つまり、“ジャータカ”というのは、紀元前3世紀ごろの古代インドで伝承されていた説話などが元になっており、そこに仏教的な内容が付加されて成立したものと考えられているのですよ。。。

要するに、“ジャータカ”というのは、インドの説話に仏教的な内容が付加されて成立したので、ここに“お釈迦様が”関係している、とデンマンさんは言いたいのですか?

その通りですよ。

『今昔物語集』の「月の兎」なども、このジャータカを基本としている、と書いてありますけれど、「月の兎」というのは、どういうお話なのですか?

次のような話です。

月の兎


(moon012.jpg)

あるとき菩薩は兎として生まれ、猿・ジャッカル・カワウソの友と一緒に暮らしていた。
兎は他の3匹に「食を乞う人が来たら、彼に食べ物を施そう」と提案し、自らは自分の身体を布施する覚悟でいた。

それを知った帝釈天は兎の決意を試すため、バラモンに変装して彼らに食を乞う。
カワウソは魚を、ジャッカルは肉とヨーグルトをそして猿はマンゴーと冷水を布施した。
最後に残った兎はバラモンが起こした火の中に身を投じて自分の肉を布施しようとしたが、この火は帝釈天が神通力で作り出したものなので、実際に兎は焼けることはがかった。

帝釈天は兎の優れた行いが永遠に知られるように山を圧搾して山の汁を搾り、月面に兎の絵を画いた。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


(so003.jpg)


147ページ 『仏教の事典』
編集者: 末木文美士 下田正弘 堀内伸二
2014年6月25日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 朝倉書店

 

阿修羅と帝釈天

阿修羅は、古代インドのアスラが仏教に取り入れられたものである。
古代インドでは生命生気の善神であったが、帝釈天の台頭に伴いヒンドゥー教で悪者としてのイメージが定着し、地位を格下げされたと考えられている。
帝釈天とよく戦闘した神である。

 


(taishaku.jpg)

 

名称も、本来サンスクリットの asu(息、命)に由来するが、悪者とみなされるようになってからは、「a」が否定の接頭語と解釈され、非天、非類などと訳された。

仏教に取り込まれた際には仏法の守護者として八部衆に入れられた。
なお五趣説では認めないが、六道説では、常に闘う心を持ち、その精神的な境涯・状態の者が住む世界、あるいはその精神境涯とされる。

興福寺宝物殿の解説では、「阿修羅」はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と表記している。
帝釈天と戦争をするが、常に負ける存在。

この戦いの場を修羅場(しゅらば)と呼ぶ。


出典: 「阿修羅」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あらっ。。。 月にいる兎さんは帝釈天が兎の行いに感心して月面に画いたものなのですか?

そうなのですよ。。。 僕も上のエピソードを読むまで、そういう事があったのを知りませんでした。 (微笑)

でも。。。、1968年に人間がロケットで月に降り立った時には、兎はいなかったじゃありませんか! そのような御伽噺(おとぎばなし)は今の子供たちは信じないと思いますわァ~。

確かに、ジューンさんの言うとおりかもしれません。。。 でもねぇ~、『今昔物語集』が作られた平安時代の末期の子供たちは信じたのですよ。

つまり、『千夜一夜物語』の中にも「ジャータカ」に出てくる話が載っているのですか?

そうですよ。。。

どういうお話なのですか?

エマニュエル・ジョルジュ・コスカン(Emmanuel Cosquin)(1909)が、全体の枠となる物語を分析し、3つの説話が原型になっている、ということを発見したのですよ。 その2番目に 2.超人的存在でも女の裏切りはふせぎ得なかったという 説話に基づく話があるのです。

つまり、「ジャータカ」の中にも、そのような話があるのですか?

あるのです。。。 「ジャータカ」の第436話にヒマラヤの洞窟で阿修羅が身分の高い美女をさらって箱に入れていた。。。

 


(asura011.jpg)


(galbox5.jpg)

 

そのうち、おとなしくなって阿修羅の言うことを素直に聞き入れるだろうと思っていたのだけれど、結局、その美女にも裏切られてしまったという話があるのです。

あらっ。。。 なんだか わたしに似ている女の人が箱の中に閉じ込められていますわねぇ~。。。 うふふふふふ。。。 阿修羅は、帝釈天と違って美女をさらうような悪いことをするのですわねぇ~。。。

そうですよ。。。 だから、いつも“修羅場(しゅらば)”で 帝釈天と戦うと負けてしまうのです。 (微笑)

上のような箱の中に閉じ込められれば、美女であろうがブスであろうが、表面上はともかく 心の奥底では 箱に閉じ込めた人を憎んでいますわァ。。。 で、このエピソードが“千夜一夜物語”の中では、どのような形のエピソードになるのですか?

次のようなエピソードになるのですよ。

 


(brothers.jpg)

昔々、インドとシナを支配する王に二人の息子がいた。

兄のシャハリヤールと弟のシャハザマーンはそれぞれの国を治めていた。

あるとき兄は弟に会いたくなり、使いをやって呼び寄せた。

出発してすぐ兄への贈り物を忘れた事に気付いたシャハザマーンが宮殿へ取って返すと、妃が一人の奴隷と浮気の最中であった。

彼は妃と奴隷を殺してから兄の国を訪れたが、傷心のためひどく塞いでいた。

しかし兄の留守の間、シャハザマーンは兄の妃が二十人の男奴隷と二十人の女奴隷を相手に痴態の限りを尽くすのを目撃し、自分に起きた出来事はこれに較べればましだと思って元気を取り戻した。

帰ってきたシャハリヤールは弟がすっかり明るくなったのを見て理由を尋ねた。

弟が目撃した事を聞き、さらに自分の眼でそれを確かめると、シャハリヤールは衝撃のあまり弟と共に宮殿を後にして流浪の旅に出た。

ある海辺の一本の木の下で二人が休んでいる時にジン(Jinn)がやって来た。

ジンとは、アラブ世界で人にあらざる存在で、なおかつ人のように思考力をもつとみなされている。

すなわち精霊や妖怪、魔人など一群の超自然的な生き物の総称である。

英語では Genie と呼ばれる。

現れたジンは背丈が10メートルもありそうな大男で 二人が木に登って見ていると、ジンはオデコに付けている箱を地面に降ろして、砂浜に横になると眠ってしまった。

 


(beach119.jpg)

 

やがて、その箱の中から出てきたのは、なんと世にも美しいセクシーな人間の女だった。

木の上の兄弟に気付いた女は二人に自分とセックスするように言い、しなければジンを起こして二人を殺させると脅した。

怯えた二人は言うとおりにした。

済むと女は、自分は婚礼の夜にジンにさらわれて今に至ること、しかしこれまでジンが眠っている隙に 570人(最新のマフディー版では98人)の男たちとセックスしたこと、なんとなれば女が何かをしたいと思えば何者もそれを抑える事など出来ないことを語って聞かせた。

 


(gal292.png)

 

ジンでさえ自分達よりも酷い不貞に遭っていることに驚嘆した二人はそれぞれの都へ帰っていった。

宮殿に戻った兄のシャハリヤールはまず妃と件の奴隷達の首を刎ねさせた。

そして大臣に毎晩一人の処女を連れて来るよう命じ、処女と寝ては翌朝になると殺すようになった。

三年もすると都から若い娘は姿を消してしまったが、それでも王は大臣に処女を連れて来るよう命じた。

この大臣には娘が二人いたが、恐怖と悩みにやつれた父を見て、姉娘のシャハラザードは自分を王に娶合わせるよう父に言った。

王のもとに参上したシャハラザードは妹のドニアザードを呼び寄せた。

王とシャハラザードの床入りが済むと、ドニアザードはかねて姉に言い含められたとおり姉に物語をねだった。

古今の物語に通じているシャハラザードは国中の娘達の命を救うため、自らの命を賭けて王と妹を相手に夜通し語り始めた。

千夜一夜の始まりである。


『ついに千夜一夜』より
(2015年9月11日)

あらっ。。。 このようにして『千夜一夜物語』が始まるのですか?

そうです。。。 だから、もしお釈迦様が生きていて目を開いて『千夜一夜物語』を読んだらビックリしますよ。


『ブッダと千夜一夜物語』より
(2016年2月29日)

 

つまり、“ジャータカ”というのは、紀元前3世紀ごろの古代インドで伝承されていた説話などが元になっており、そこに仏教的な内容が付加されて成立したものと考えられているのですねぇ〜。。。

そういうことです。。。“ジャータカ”というのは、インドの説話に仏教的な内容が付加されて成立したので、ここに“お釈迦様が”関係しているのですよ。。。しかも、「ジャータカ」の第436話にヒマラヤの洞窟で阿修羅が身分の高い美女をさらって箱に入れる話が出てくる。。。その話が千夜一夜物語の中で次のような形で出てくる。。。

 


(beach119.jpg)

 

やがて、その箱の中から出てきたのは、

なんと世にも美しい


セクシーな人間の女だった。

 

つまり、仏教的な内容が付加されて成立したジャータカとアラビアンナイトは、密接に関係しているのですよ。。。


(laugh16.gif)


(june902.jpg)

【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。

あなたもデンマンさんの説明を聞いて仏様の話と千夜一夜物語が密接に関係していると思いましたか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような命令口調で あたくしに強要するのでござ~ますわねぇ~。。。

分かりましたわぁ。。。 では、ちょっと次のクリップを見てくださいなァ。。。

思わず笑ってしまいますわ。。。

 


(dog807.jpg)

 

ええっ。。。? 「犬や猫のことは どうでもいいから他のもっと面白い話をしろ!」

あなたは、更に あたくしに そのような強い口調でご命令なさるのでござ~ますかァ~?

分かりましたわァ~。。。

あなたが、そうおっしゃるのならば、あたくしの個人的なお話しをいたしますわァ。

実は、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”が殿方の注目を集めているのでござァ~ますわよう。

うふふふふふふふ。。。

ええっ。。。 信じられないのでござ~ますかァ?

じゃあ、ちょっと次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


(gog60409a.png)


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『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムで汗を流して “ヴィーナスのえくぼ”をゲットいたしました。。。


(buttdimp5.jpg)

スタイルもよくなったのでござ~ますわァ~。。。


(curtain5.jpg)

いかがでござ~ますか?

でも。。。、でも。。。、“天は二物を与えず”と申します。。。

これほどスタイルが良くなったというのに、あたくしは未だに独身でござ~ますのォ。。。

世の中は、なかなか思うようにゆかないものですわァ~。。。

ところで、あなたは『万夜一夜物語』を読んだことがござ~ますかァ~?

“千夜一夜物語”ではなくてぇ、“万夜一夜物語”ですわ。


(manya02.jpg)

『万夜一夜物語』

デンマンさんが書いたのでござ~ますわよう。

ええっ。。。 10,001の話が書かれているのかってぇ~。。。?

とにかく、上のリンクをクリックして読んでみてくださいませぇ~。。。

あなたも、絶対にビックリするようなお話が出てきますわァ。

『万夜一夜物語』だけでは、物足りないのでしたら、

ジューンさんが登場する面白いお話もたくさんあります。

興味のある方は、どうか次のリンクをクリックして読んでくださいましねぇ~。。。

(roten101.jpg+cleoani.gif)

『マルタ島のロマンだ』

『宮沢りえ人気@海外』

『癒しを奏でるパンツ』

『マルタ島deロマン』

『生ログdeロマン散歩』

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(fan004.jpg)

『海外美女を探して』

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(30june.jpg)

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『ジューンさんに魅了され』

『日本のおばさん 生姿』

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。


(hand.gif)

 


(chiwawa5.gif)

こんにちは。ジューンです。

スパムメールが相変わらず多いですわよね。

あなたのメールボックスにも、

ジャンクメールがいっぱい入っているでしょう!?

スパムメールを飛ばしているのは

いったい、どういう人たちなのでしょうか?

出会い系サイトのオーナーたちが多いそうですわ。

彼らは会員を集めるためにスパムメールをばら撒きます。

そのためにメールアドレスのリストを購入しています。

では、そのようなリストを販売している人は

どうやってメールアドレスを集めているのでしょうか?

ロボット(自動巡回プログラム)によって

自動収集させているのです。

ところで、サーチエンジンの自動巡回ロボットは

毎日世界中のサイトを訪問し、

その内容をデータベースに書き込んでいます。

同じように、このメールアドレス収集巡回ロボットも、

HTMLソースを分析し、

メールアドレスらしきものをどんどん記録してゆきます。

でも、使っていないメールアドレスが

たくさんあるのですよね。

あなたの使っているメールアドレスのことを

考えてください。

あなたはメールアドレスをいくつ持っていますか?

一つだけではないでしょう?

10以上持っているのではありませんか?

多分、ほとんどのメールアドレスは使ってないでしょう?

そのために、現在実際に使っている

メールアドレスを集めるために、

怪しい人物が使用度の高いメールアドレスを

集めているのですわよ。

だから、あなたもむやみに信用できない人に対して

返信しないようにしてくださいね。

詳しいことはデンマンさんが次の記事で書いています。

『コメント魔』


(2012年4月3日)


(himiko92.jpg)

ところで、卑弥子さんが面白いサイトを

やっています。

興味があったら、ぜひ次のリンクをクリックして

覗いてみてください。

『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ


(juneswim.jpg)


『きれいになったと感じさせる


下着・ランジェリーを見つけませんか?』


『センスあるランジェリー』


(byebye.gif)