アレン・ダレス

 
2022年5月16日 (月曜日)
 

アレン・ダレス

 


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ケイトー。。。どういうわけで急に アレン・ダレス を取り上げるのォ〜?


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実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次のドキュメンタリーを観たのですよ。。。この中に「アレン・ダレス」が出てきたのです。。。

 


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『実際のページ』

 

 

デンマンのコメント

 

The “Majestic Twelve” episode shows the Eisenhower Briefing Document written in 1952, which clearly recognizes the extraterrestrial presence such as the Roswell Incident, and that the government should keep all the incidents secret.

Absolutely amazing and sensational! Is this document fake or the real McCoy?
The episode also tells that James Forrestal was assassinated because he tried to go public on extraterrestrial presence on the earth. I doubt it.

The document from Allen Dallas, Director of CIA, stipulates as follows:

“You must know Lancer has made some inquiries regarding our activities.
And Lancer, during the Kennedy administration, was the secret service name for the president.
This is the head of the CIA going against the president’s wishes of finding out more, which we cannot allow.
Please submit your views no later than October.

If that was in 1963, he was dead one month later in Dallas.

And Linda Moulton Howe (investigative journalist, Earthfiles) says, “In fact, Robert M. Wood, Ph.D (retired aerospace manager) told me that as far as he knew, this burned memo was the only document to authorize to kill President John F. Kennedy.”

Dr.Wood says, “The inference of the scorched memo is that if JFK keeps doing what he’s doing that he, maybe, is a problem.”

Howard Hunt told his lawyer that JFK was assassinated because he was about to give our most vital secret to the Soviet Union—the alien presence.
However, I doubt it.


「マジェスティック12」のエピソードは、1952年に書かれた「アイゼンハワー・ブリーフィング」と呼ばれる書類のこと。
これは、ロズウェル事件などの地球外生命体の存在を明確に認めており、政府はすべての事件を秘密にしておくべきだということが書類の中に書いてある。

全く驚くべき、センセーショナルを巻き起こすような書類です!
これって偽物? それとも本物?

このエピソードでは また、ジェームズ・フォレスタルが地球上の地球外生命体の存在を公表しようとしたために暗殺されたということが語られる。
でも、ちょっと信じられない。

CIAのディレクターであるアレン・ダレスが書いた文書には、次のようなことが書いてある。

「ランサー」が私たちの活動について調査していることを認識しておかねばならない。
この「ランサー」というのは、ケネディ政権時代にCIAが使っていたケネディ大統領のコードネーム。
大統領はCIAの活動をもっと知ろうとしている。CIA長官はそれを拒否しようとしている。
10月末日までに、この件に関するあなたの見解を聞かせて欲しい。

これが1963年の10月だとしたら、ケネディ大統領は、この約1か月後にダラスで亡くなる運命にある。
リンダ・モールトン・ハウ(「地球ファイル」の調査ジャーナリスト)は、次のように述べている。

「実際、宇宙計画のマネージャーだったロバート・M・ウッド博士は私に次のように語ったものです。《私の知る限り、この焦げたメモはジョン・F・ケネディ大統領を殺害する事を許可する唯一の命令書です》と…」

ウッド博士は、次のようにも述べた。「この焦げたメモによれば、ケネディ大統領が現在やっていることをそのまま続けるならば、彼は排除されるような存在になる

 


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ハワード・ハントは彼の弁護士に次のように話した。「ケネディ大統領が暗殺されたのは、ソビエト連邦に最も重要な秘密を漏らそうとしたからだ。その秘密とは、エイリアンの存在のことだ」
しかし、僕は、この事も素直には受け取れません。

 

ロズウェル事件というのは、1947年に宇宙人を乗せた宇宙船がテキサス州のロズウェルの郊外の地上に激突したという事件でしょう!?

そうです。。。

 

 

地元の新聞はUFO が地上に激突したと伝えたのだけれど、アメリカ軍と政府は、気象調査のためのバルーンが落下したと主張して、UFO の存在を否定したという事件ですよ。。。

。。。で、この事件がアレン・ダレスと、どのような関係があるのォ〜?

ちょっと、彼の経歴を読んでみてください。。。

 

アレン・ダレス

 


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1893年4月7日 – 1969年1月29日
 

アレン・ウェルシュ・ダレス(Allen Welsh Dulles)は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、弁護士。
ドワイト・D・アイゼンハワー、ジョン・F・ケネディ政権にて第5代アメリカCIA(中央情報局)長官を務めた。
兄は第52代アメリカ合衆国国務長官を務めたジョン・フォスター・ダレス。

 

国際弁護士から情報機関員へ

1926年に北京の大使館勤務を突如命じられたことをきっかけに国務省を辞した。
国際法律事務所サリヴァン&クロムウェル(Sullivan & Cromwell)に所属し、経営者の一人でもあった兄ジョンからは以前より自分の事務所に来るよう誘われていたが、このときもそれを勧めたジョンに従ったのである。

法律事務所といっても、アレンは一般の訴訟を手がけたのではなかった。
財閥企業のクライアントの意向に沿って政策をプロデュースするため、国務省とクライアントの橋渡しをすることが求められた任務であった。

アレンはロンドン海軍軍縮会議などの国際会議に法律顧問としてアメリカ代表団に随行した。
ロンドン軍縮会議後はジョンの命により、ヤング案の締結や世界恐慌に伴うアメリカとヨーロッパの金融取引調整のため、約1年パリにとどまる。
このパリ駐在の間にアレンはヨーロッパの金融界とコネクションを築いた。

1940年、OSS(Office of Strategic Services, 戦略事務局 CIAの前身)に入局
1942年から1945年まで、スイスベルン支局長であった。

1945年4月には、北イタリアのドイツ軍との停戦・降伏交渉を「サンライズ作戦」として実施し、降伏を実現させた(欧州戦線における終戦 (第二次世界大戦)#イタリアの終戦を参照)。

続いて当時、亡命ドイツ人でOSSの工作員でもあったフリードリヒ・ハックを介した在スイス日本公使館付海軍顧問輔佐官を務めていた藤村義朗・日本海軍中佐とのルート、およびスイスの国際決済銀行理事のペール・ヤコブソンから同じく国際決済銀行に出向していた横浜正金銀行の北村孝治郎、吉村侃を介した岡本清福スイス日本公使館付陸軍武官と加瀬俊一公使のルートを用いた降伏条件交渉を行った

 

CIA長官時代

戦後、ニューヨークでの弁護士業に戻っていたが、1950年にW・ベデル・スミス陸軍中将が中央情報局(CIA)長官に就任すると、ダレスはCIA作戦本部長の地位を得て、1951年よりCIA副長官を務めた。

そして1953年、共和党アイゼンハワー政権の発足に伴い文民で初めてCIA長官に就任した。
トルーマン時代まで情報収集を主要な活動としていたCIAが、彼の得意分野である『暗殺や破壊工作』・謀略などに主眼を置く工作機関として再編され、人員・予算ともに巨大な規模になったのは、彼が残した負の遺産であった。

彼は実兄のジョン・フォスター・ダレス国務長官とともに、アイゼンハワー政権の冷戦外交に大きな影響を与えた。

任期中にイランのモハメッド・モサデグ政権転覆作戦(エイジャックス作戦、1953年 en:Operation Ajax)やグアテマラのハコボ・アルベンス・グスマン(西: Jacobo Árbenz Guzmán)政権転覆作戦(PBSUCCESS作戦、1954年)を指揮し、また国内メディアのコントロールを図るモッキンバード作戦 (en:Operation Mockingbird) を監督した。
また、ジュネーヴ協定後の初期段階のベトナム介入に関わった

キューバがフィデル・カストロにより共産化されると、アイゼンハワー政権末期からダレスはピッグズ湾侵攻計画を策定した

この計画はケネディ政権に引き継がれ、4月17日に計画は実行されたが、ダレスは実行部隊である亡命キューバ人部隊には正規のアメリカ軍の投入を約束し、反対にケネディにはアメリカ軍の介入なしに作戦を成功できると確約して二枚舌を使った

しかしケネディ大統領にアメリカ正規軍投入の決断を迫る局面で、その役目を副長官のカベル将軍に押し付けた事でケネディの不信を招くことになり、軍投入を拒否されてしまう

結果として亡命キューバ人部隊はキューバ側の反撃で壊滅し、作戦は失敗に終わった。
政権発足から間もなく政治的な大黒星をつけたこの問題で1961年11月、ダレスはケネディの不興を買って解任されたが、主要な部局には自分の腹心を配置することで後任のジョン・マコーンの政治力を削り、以後もCIAの活動に影響を与えた

1963年11月22日にケネディが暗殺されると、事件を調査するウォーレン委員会のメンバーに任命された

ジョンソン政権下では賢人会議のメンバーとなり、アメリカのベトナム政策に影響を与えた

また、1969年にニクソン政権が発足すると、国家安全保障会議のメンバーとなった。同年にインフルエンザをこじらせ肺炎で死去。75歳であった。

日本とスイスの合作により映画化もされた西村京太郎原作の小説『D機関情報』(映画版のタイトルは『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』)に登場、日本海軍中佐と共に最後まで日米和平工作(終戦工作)に奔走した“ミスターD”はアレンがモデルとされる


出典: 「アレン・ダレス」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

あのねぇ〜、次の本のカバーにも書いてあるようにダレス兄弟は第二次大戦後の世界を表裏の強権で制圧し続けたのですよ。。。

 


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弟のCIA長官のアレン・ダレスに立ち向かったのがケネディ大統領だったのですよ。

つまり、アレン・ダレスにとっては、ケネディ大統領は邪魔者だったのねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。僕はコメントにも書いたけれど、ロバート・M・ウッド博士は次のように語ったのですよ。《私の知る限り、この焦げたメモはジョン・F・ケネディ大統領を殺害する事を許可する唯一の命令書です》と…。 この文書と同じようなものは実際に存在したと思うのですよ。。。

要するに、アレン・ダレスは部下にケネディ大統領を殺害する命令書を出したのォ〜?

そうです。。。

でも、ウォーターゲット事件で悪名高いハワード・ハントが次のように言ったのでしょう。「ケネディ大統領が暗殺されたのは、ソビエト連邦に最も重要な秘密を漏らそうとしたからだ。その秘密とは、エイリアンの存在のことだ」と…。

そうです。。。この宇宙人に関するミステリーは現在でも、多くの宇宙人存在論者から注目を浴びている。。。そもそも僕が観たドキュメンタリーも、宇宙人存在論者が制作したものですよ。。。

ケイトーは宇宙人は存在しないと信じているのォ〜?

この宇宙には、人間より優れた文明人が住んでいる惑星がたくさんあると僕は信じている。。。でもねぇ〜、そういう宇宙人は、まだ地球にやってきていないと僕は信じてもいるのです。。。なぜなら、SETI の研究者は、そういう文明を持った宇宙人からの電波をまだキャッチしてない。。。つまり、まだ文明を持った宇宙人と交信してないのですよ。。。しかも、ドキュメンタリーにも出てきた 「マジェスティック12」という文書は、偽造文書であるという可能性が高いとみなされている。。。

 

マジェスティック12

 

MJ-12(Majestic 12)とは、宇宙人に関する調査や、宇宙人との接触や交渉を、過去60年に渡って秘密裏に行ってきたとされるアメリカ合衆国政府内の委員会の名称とされているもの。

アメリカ合衆国の政府高官や科学者など12人の専門家で構成されており、「世界を陰で操っている」とされる。
1984年にアマチュアのUFO専門家が「MJ-12 の活動についての秘密文書」や、ハリー・トルーマン大統領の署名が入った手紙などを「発見」し、その後アメリカ国内で盛んに流布され、マスコミでも取り上げられブームとなった。

日本でも当時のオカルト番組や雑誌で特集された。
この「秘密文章」の信憑性については、一時期FBIも公式に調査を行った。
その後、「MJ-12 に関する極秘文章」と称する書類がアメリカ各地で次々に「発見」され、現在までに数千ページも収集されている。

以上はMJ-12=マジェスティック12説の記述である。
この説とは別にMJ-12=マジョリティー12説が存在する。
この説によれば「マジェスティック12」説は「マジョリティー12」の存在を隠すための偽情報であるという。

 

MJ-12文書公表(1987年)

アメリカのTVプロデューサーのもとに、謎の人物からMJ-12に関する資料が届けられた

資料は、1952年に作成されたもののコピーであり、当時の次期大統領アイゼンハワーに対して、MJ-12計画を説明するために作成された文書という内容であった。

その概要は、1947年にロズウェルでUFOの墜落事件があり、4体の宇宙人の死体が回収された。
その宇宙人は地球人とは全く異なるものであった。
そしてこの問題に対処するため、トルーマン大統領はMJ-12委員会を設置した。

1950年にはメキシコ国境近くでもUFO墜落事件があった。
これらの事実は極秘にされなければならない、という内容であった。

ただしこの文書の大統領のサインは、別の公文書からコピーしたものであることが分かっており、文書自体の信憑性についても公表直後から疑問が呈されていた。

書式の体裁の細部がずさんである、あり得ない大統領命令通し番号が振られている。
トルーマン大統領の署名の入った文書のはずなのに、15年後に発売されたコロナ社製のタイプライターが使われている

文章中で宇宙人のことを”Extra Terrestrial”、マスコミのことを “media” と呼んでいるが、これは 1960 年代に一般的に使われるようになった言葉で、1950 年代には”Alien”、”press” が一般的であった

また、”impacted” という言葉が文章中に使われているが、当時はこのような動詞は存在しなかった。

そのため、この文書が後の時代に偽造されたことは明確であり、トルーマン大統領によるMJ12の設置命令の信憑性自体も疑われることになった。

また、アメリカ国立公文書記録管理局で発見された「カトラー文書」(アイゼンハワー大統領の補佐官ロバート・カトラーによるメモ)も同様の矛盾から、誰かが国立公文書記録管理局に紛れ込ませた偽造文書である可能性が高いとされる。


出典: 「MJ-12」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

だったら、アレン・ダレスが部下にだしたケネディ大統領を殺害する命令書も偽造文書じゃないのォ〜?

確かにその可能性がないわけじゃない! ハワード・ハントが「ケネディ大統領が暗殺されたのは、ソビエト連邦に最も重要な秘密を漏らそうとしたからだ。その秘密とは、エイリアンの存在のことだ」と語ったけれど、真の理由は、ケネディ大統領が政策を180度変更して、ベトナムからアメリカ軍を引き上げようとしたからですよ。。。

そうなのォ〜?

これは、ベトナム戦争に関わっていたルメイ将軍やアレン・ダレスにとって絶対に認めることができない政策変更だった。。。

じゃあ、なんで宇宙人とケネディ大統領暗殺が関係しているとハワード・ハントは言ったわけなのォ〜?

ハワード・ハントはCIAの工作員ですよ。。。真の理由を知らされていない。。。昔の人は言ったものですよ。。。「火のないところに煙は立たず」と… ちょっと次のジョンソン大統領とFBI長官の会話を読んでみてください。。。

 


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長官、ひどいことになりましたなァ~。。。 この事件をいったいどのように処理するつもりですか?


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あんたも、“タナボタ”でアメリカの大統領になれたわけだ。。。 これまでにもアメリカの大統領が暗殺されたと言うことはあったけれど、まさか第2次世界大戦のあとになってから、アメリカで大統領暗殺がおこなわれるとは、わしも思ってもみなかったよ。 とにかく、アメリカの権威が失墜するかどうかの瀬戸際だから、あんたも、心してかかる必要があるよ。

それで、真犯人は突き止めたのですか?

いや。。。 真犯人のことは、あんたも知らない方がいいだろう。。。

でも、大統領として、私も知る必要が。。。

いや。。。大統領だからこそ、あんたは知らない方がいい。。。 知っている人が増えれば増えるほど、アメリカの権威は失墜するのだから。。。

しかし、“オズワルド単独犯行説”で世間は収まりますか?

収まるか収まらないかは、今後の成り行きしだいさァ。。。 でも、オスワルドがソ連に居たということは、冷戦を絡(から)ませるいい口実になると思うよ。 ソ連の KGB の犯行を匂わせることができるからね。

しかし、長官、暗殺が起きた11月22日から27日までの6日間で行われたギャロップ(Gallup)の世論調査では52%がオズワルドの単独犯行ではなく、グループによる犯行だと。。。つまり、何らかの陰謀があったと主張する者も多いのですよ。

だから、今後、そういう考え方を改めさせるために、我々が努力しなければならないわけさァ。 “オズワルド単独犯行説”で押し通すのだよ。

どのようにして。。。?

実は、FBIの詳細な公式報告をアメリカ国民に公表することで事件の調査を終了するつもりだったのだよ。 ところが、11月25日に テキサス州の司法長官がケネディとオズワルドの死をめぐる事実関係を糾明する査問会議を行うことを発表した。 翌日には、合衆国上院が調査特別委員会を設置することを発表。 そして翌27日には 合衆国下院が独自に特別委員会の設置を発表した。

それだけ、大統領暗殺の衝撃が大きかったということですよ。

まあ、そういうことなのだが。。。 実にやりにくいよ。

しかし、長官、犯人とされたオスワルドが警察署内で殺されるという異常な展開。。。、そして動機も背後関係も一切謎のままですからね。。。、うやむやに済ませるわけにはゆかないでしょう。 だから、一応、長官の意見を入れて、私も11月29日に暗殺事件の調査を大統領直属の委員会を設置して早急に行い、国民の間に広がる疑惑や不安を払拭することに決めたのですよ。

そうすべきだよ。。。 そうすることによって上下両院の独自調査を延期させることができるからね。。。、テキサス州の調査も大統領直属の委員会に資料を提出させるべきだよ。。。

分かりました。。。で、委員長は誰に。。。

連邦最高裁判所長官アール・ウォーレンがいいだろう。。。 彼ならば、何かと操(あやつ)り易いからねぇ~。。。


『ケネディ暗殺の謎』より
(2017年5月15日)

 

つまり、FBI長官のフーバーさんは真犯人グループを知っていたのねぇ〜。。。

もちろんですよ。。。FBIのエージェントを検死に立ち会わせているのだから。。。ケネディ暗殺には2つの陰謀が絡んでいたのです。。。 ケネディ大統領を暗殺する陰謀。。。それに、ジョンソン大統領直属のウォーレン委員会で真実を隠す陰謀ですよ。

でも、その証拠があるのォ〜?

もちろん、僕には、証拠となるものには手が届かない。。。 でもねぇ~、状況証拠なら、たくさんありますよ。 まず、ウォーレン委員会で扱われたすべての資料は、1964年に ワシントンDCにある国立公文書館に保管されてしまった。 しかも、それまでに公開されてない資料は75年間、つまり、2039年まで封印されることになった。

どうして。。。?

だから、アメリカの権威を保つためですよ。 もしも、ソ連のKBGが陰謀をめぐらせてケネディ大統領を暗殺したとしたら、75年間も資料を封印する必要など全くないのですよ。。。政府の一部が絡んでいるからこそ関連資料を完全極秘にして保管する必要があるのです!

今でも、ウォーレン委員会で扱われたすべての資料は封印されたままなのォ〜?

いや。。。 “75年間封印される”という理不尽さを 1991年にオリバー・ストーン監督が”JFK”という映画を作って、訴えた。

 


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この映画で、“ケネディ大統領暗殺の陰謀”が、再びマスコミで騒がれるようになったのですよ。。。この映画ではペンタゴンでタカ派の高官が集まって、ケネディ大統領をなんとか「除外」しようと謀議している場面が出てくるのです。。。それを目撃した「ミスターX」が映画の主人公であるニューオーリンズの地方検事ジム・ギャリソンに話すのです。。。

。。。で、連邦政府の高官や国会議員たちは どうしたのよゥ?

映画が公開された翌年(1992年)に、“陰謀説”を掲げてマスコミで騒ぐ民衆をなだめるために「JFK記録に関する法律(the JFK Records Act)」というのを作って、できるだけ多くの資料を公開するようにしたのです。

それで、ほとんどすべての資料を公開したのォ〜?

いや。。。 伏せておくべき資料はやっぱり公開されなかった。 2017年までに、一部の極秘資料は公開された。。。 でもねぇ〜、“ケネディ大統領暗殺研究家”が喉から手を出したいほど欲しい資料 1,171点は CIA によって、今でも封印されている。。。

じゃあ、やっぱり、真の犯行グループがいるのねぇ〜。

いずれはっきりするでしょう。。。

。。。で、ケイトーは、その犯行グループのメンバーは誰だと思っているのォ~?

もちろん、すべてのメンバーについて僕が解るはずがありません。。。 でもねぇ~、その黒幕が誰かは容易に想像できます。

その黒幕ってぇ、いったい誰なのよォ~?

ちょっと次の記事を読んでください。

 

ケネディ政権


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ケネディ政権には、国家の安全保障を委ねられるにふさわしい「最も聡明にして賢明な者たち」が結集しているとされた。
国家安全保障担当大統領補佐官には、ハーバード大学の学長を努めたマクジョージ・バンディが、また国防長官にはフォード社長からロバート・マクナマラが起用された。
「若いながらも、当代切っての」と謳われた逸材が綺羅星のように居並んでいた。

だが、大統領が核戦争の淵に立たされたとき、縋(すが)るようにして頼ったのは、ワシントン政界の奥深く棲むフクロウといわれた老政客(ロバート・ロベット翁)だった。

(中略)

すでに空軍を中心に軍部は不穏な動きを見せていた。
ペンタゴンでは、キューバへの空爆の準備を着々と進めていたのだった。
大統領の最終的な命令が下れば、直ちに爆撃機を発進できるように空爆目標の選定もほぼ終わっていた。

……主戦論の中核にいたのが、空軍参謀長、カーティス・ルメイだった。
この主戦派は、かつてドイツと日本への戦略爆撃を指揮し、空の英雄と呼ばれていた。
戦後もアメリカ空軍に君臨して、膨大な軍事予算を握り、多数の国防族議員まで要して巨大な政治集団を形成していた。

そのため、ジョン・F・ケネディは、カーティス・ルメイを頂点とする空の制服組を抑えるため、ロベット翁の隠然たる政治的権威を必要としたのだった。

(中略)

ジョン・F・ケネディは、軍部の空爆論を抑えて、海上封鎖に傾いていった。
キューバへの海上航路を遮断し、ソ連がこれ以上のミサイルを持ち込むことを断じて許さないという決意を示そうとしていた。
だが、空からの奇襲を強く主張する空軍を率いるカーティス・ルメイは、武力行使に同調しない大統領に詰め寄った。

「私は大統領とは違い、キューバを爆撃しても、ソ連がベルリンを攻撃することはないと考えております。
空爆を断念することは、ミュンヘンの宥和主義とおなじくらい悪しき選択です」

ミュンヘン宥和主義。 ケネディ一族に対して毒を含んだ物言いだった。
1938年のミュンヘン会談で、イギリスはチェコスロバキアのズデーテン地方をヒトラーに分け与えることで一時の平和を保とうとし、それが第二次世界大戦に道を開いてしまったといわれた。
当時駐英大使だったケネディの父ジョセフは、このミュンヘンの宥和主義を支持したと批判されていたからだ。
だが、カーティス・ルメイの挑発をしりぞけて、大統領は海上封鎖に心を決めていた。

「諸君の見解は尊重する。 なぜ、海上封鎖を選択するのか。 それは全面核戦争へのエスカレーションを避けなければならないからだ

ジョン・F・ケネディがこういい残して退席したあと、将軍たちが若き大統領をあしざまに罵る様子が「ケネディ・テープ」に録音されている

(注: 赤字はデンマンが強調
写真はデンマン・ライブラリーより)


107 – 111ページ
『葡萄酒か、さもなくば銃弾を』
著者: 手嶋龍一
2008年6月4日 第3刷発行
発行所: 株式会社 講談社

『シルヴィーとケネディ夫人』に掲載
(2011年6月15日)

 

主戦論の中核にいたのが、空軍参謀長、カーティス・ルメイだった」と書いてあるけれど、この人物が黒幕ですよ。 「戦後もアメリカ空軍に君臨して、膨大な軍事予算を握り、多数の国防族議員まで要して巨大な政治集団を形成していた」ということですからね。。。

この将軍は自国の大統領まで暗殺するような精神を持った人なのォ〜?

自分の考えに固執して、例え大統領だろうが、国のためにならないと思えば暗殺も辞さないというタイプですよ。 ウィキペディアにも次のように書いてある。。。

 

カーチス・ルメイ

 

キューバ危機勃発時には、キューバ空爆をジョン・F・ケネディ大統領に提案したが却下された。
ルメイら空軍首脳部は圧倒的な兵力でソ連を屈服させることが可能であると思っていた。
実際にはキューバ危機の時点ですでにキューバに核ミサイルが数十基配備済みであったことは、第三次世界大戦を招きかねない完全な見当違いであった。

ベトナム戦争では空軍参謀長の任にあり、「(北)ベトナムを石器時代に戻してやる」と豪語して北爆を推進した。
なお、北爆が開始された1965年に除隊した。

 

退役後

1965年2月に退役。1968年には、ベトナム戦争の推進を支持し、人種差別的な綱領を掲げた前アラバマ州知事、ジョージ・ウォレス大統領候補とともにアメリカ独立党 (American Independent Party)の副大統領候補として出馬するが落選。
1990年10月1日没。

 

評価

ルメイの行為は、多くの罪の無い民間人を殺戮したことに加え、貴重な文化財(寺院・仏閣・城郭など)を灰燼に帰す結果をもたらしたために、特に対日作戦について、前任者であるハンセル准将と違い、一部政治家、文化財研究家からは強く非難されている。

特に日本では、ルメイは残虐な無差別戦略爆撃の父として評価が定まっている

右派においてもアメリカに批判的な者の場合、小林よしのりのように、著作で批判的に取り上げる例がある。
また、ルメイに近い戦勝国で計画を進める側の立場にあったマクナマラも『フォッグ・オブ・ウオー』で「勝ったから許されるのか?私もルメイも戦争犯罪を行ったんだ」とも述べている。

しかしルメイの立場から見れば、その戦略はあくまでも戦争において敵の損失を最大化させるという爆撃部隊における合理性と効率を追求したものであるという。


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ルメイ自身は「アメリカが敗戦するなら自分は戦争犯罪人として処せられる」と述べている。

また、ドイツ本土への爆撃に赴く搭乗員に対して次のようにも述べている。


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君が爆弾を投下し、そのことで何かの思いに責め苛まれたとしよう。
そんなときはきっと、何トンもの瓦礫がベッドに眠る子供のうえに崩れてきたとか、身体中を炎に包まれ『ママ、ママ』と泣き叫ぶ三歳の少女の悲しい視線を、一瞬思い浮かべてしまっているに違いない。
正気を保ち、国家が君に希望する任務を全うしたのなら、そんなものは忘れることだ。


ドイツ空襲の意見を聞かれて
『戦略・東京大空襲』
E・バートレット・カー著・大谷勲訳

(注: 赤字はデンマンが強調
写真はデンマン・ライブラリーより)

出典: 「カーチス・ルメイ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

どうですか?。。。シルヴィーもルメイ将軍がケネディ暗殺に裏で動いたと思いませんかァ〜?

でも、黒幕がルメイ将軍だったというのは、あくまでもケイトーの推測よねぇ~。。。

これまでの状況証拠を見ても、黒幕はルメイ将軍以外には考えられない。

CIAに封印されている資料が 2023年までに公開されるようねぇ〜。。。そうなったら、いづれ解明されるわねぇ〜。。。

いや。。。 最も重要な極秘資料は公開されないはずです。。。

どうして。。。?

黒幕がルメイ将軍であるという証拠は、すでに隠滅されてるから。。。

つまり、CIAの長官が部下に出した暗殺命令書も、焼却されたわけねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。でも、歴史的事実を後世に伝えねばならないと信じているCIA内部の誰かが焼却中に、この暗殺命令書を拾い上げたのですよ。。。

 


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でも、この書類も捏造されたものなのでしょう?

だから、そういう実際の暗殺命令書があることを知らせるためにアメリカのTVプロデューサーのもとに、CIAの内部の人物がMJ-12に関する資料を届けたのですよ。。。

そうかしら?

黒幕がルメイ将軍でも、彼一人だけでは大統領の暗殺はできない。。。実際の計画は、アレンダラスが中心になって作成した。。。そしてアレン・ダラスの部下が実際に実行部隊になって暗殺を実行したのです。。。あれだけの事件はCIAとFBIの協力がなかったらできるわけがない! だからこそ、ウォーレン委員会で扱われたすべての資料は75年間封印されることになったのですよ。。。政府の一部が関与したことが明らかだった。。。それで、極秘にしなければならなかった。。。アレン・ダラスは、ウォーレン委員会のメンバーだったのですよ。。。真相が公開されるはずなど初めから無かった。。。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたは、デンマンさんが説明したように、ルメイ将軍とCIA長官のアレン・ダラス、それにFBIが協力してケネディ大統領暗殺が行われたと思いますか?

ええっ。。。「そんなことはどうでもいいから、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ〜。。。

では、シルヴィーさんが出てくる面白い記事のことでも。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

 


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『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

『三島由紀夫の謎』

『ヒラリートランプ現象』

『ノーパン@CIA』

『未開人と文明人』


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『オセロの失敗』

『サン・ラザールの裏路』

『「夜と霧」を観た?』

『虫酸が走る』

『大空に乾杯』

『ターバンを巻いた少女』

『美しい日本語を探して』

『アダムとイブのバナナ』

『宮沢りえ@サンタフェ』

『ネットの主要言語』

『中国人がアメリカを発見した』


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『2000年前の光通信』

『習近平皇帝』

『プーチンの復讐』

『ペンタゴン・ペーパー』

『南米の富士山』

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『無実の罪』

『殺人光線』

『ロッキード事件すごい』

『注目の悲劇』

『核戦争』

『1910年の飛行レース』

『エンペラー習近平』


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『暗殺@GOO』

『テロとの戦い』

『マリアのミイラ』

『パナマ文書』

『南京事件』

『古代文明人』

『海の文明人』

『CIAの暗躍』

『特異点の世界』

『JFK 証拠隠滅』

『トランプ@スキャンダル』

『フェーリア・モール』

『使い捨てファッション』

『万物の理論』

『カラル遺跡』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、


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