古代小麦粉

 
2021年6月25日 (金曜日)
 

古代小麦粉

 


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デンマンさん。。。最近、古代小麦粉 にハマっているのですか?


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いや。。。僕は、クロワッサンやブルーベリーマフィンを食べるのは好きだけれど、自分で小麦粉を使ってパンやマフィンを焼くのは趣味ではないのですよ。。。

それなのに、どういうわけで古代小麦粉 を取り上げるのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』


『2016年10月12日の記事』

 

これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で6月13日の午前9時16分から午後7時5分までのアクセス者の記録です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。

あらっ。。。見慣れない検索エンジンで検索して 徒然ブログ にアクセスしたネット市民がいたのですわねぇ〜。。。

そうです。。。リファラ のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのですよ。

 


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『拡大する』


『現時点での検索結果』


『2016年10月12日の記事』

 

あらっ。。。これは韓国の検索エンジンではありませんか!

古代小麦粉アイコン と入れて検索したのですよ。。。

日本語を話す韓国人が検索したのですか?

いや。。。東京に住んでいる韓国系3世の小山内美由紀(おさない みゆき)さんがアクセスしたのです。。。

 


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美由紀さんは東京で何をしているのですか?

新宿にあるパティシエ養成学校で勉強しているのですよ。。。いづれパリに行って本格的なパティシエになろうと猛勉強しているのです。。。

。。。で、どういうわけで古代小麦粉アイコン と入れて検索したのですか?。。。

美由紀さんは古代小麦粉を使ってクロワッサンを作るために、レシピを書くことにしたのですよ。。。

 


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それで、そのレシピに 古代小麦粉アイコン を書き入れようとしてネットで検索したわけです。。。

日本語のGOOGLEで検索しないで、どういうわけで韓国の検索エンジンを使ったのですか?

美由紀さんは韓国語も勉強しているのです。。。たまたま韓国語の諺を韓国の検索エンジンで検索していたので、ついでにそのまま韓国の検索エンジンを使って検索したのです。。。

2016年10月12日にデンマンさんが投稿した記事に古代小麦粉アイコンが出てくるのですか?

出てきません。。。

 


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『拡大する』


『2016年10月12日の記事』

 

2016年10月12日の記事のページを開いて、ブラウザの検索機能を使って古代小麦粉アイコンを入れて検索してみると、赤い丸の中に示すようにゼロ、一つも出てこないのですよ。。。

 


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『拡大する』


『2016年10月12日の記事』

 

古代小麦粉アイコンが2016年10月12日の記事のページの中に1つも出てこないのに、どういうわけで検索結果の中に2016年10月12日のページが表示されるのですか?

次の画像を見てください。。。

 


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『2016年10月12日の記事』

 

つまり、韓国の検索エンジンは 古代小麦粉アイコンを 「古代」、「小麦粉」、「アイコン」と分解して、それぞれの言葉がページに出てくると、検索結果の中に、そのページを表示してしまうのですか?

そういうことです。。。何も表示しないと、検索エンジンの検索機能の評価が落ちてしまうので、苦肉の策で、このように検索するのですよ。。。

じゃあ、「古代小麦粉アイコン」をゲットできなかった美由紀さんはガッカリしたでしょうねぇ〜。。。

いや、別にガッカリしたわけではありません。。。

それはなぜですか?

あのねぇ〜、フランスで修行したパティシエもそうだけれど、フランス料理は世界的に有名で、フランスで修行した料理人も最高だと言われる。。。どうしてなのか?。。。美由紀さんは記事を読んでそれが理解できた、と言うのですよ。。。

 


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。。。で、どうして“ガレット”を取り上げる気になったのですか?

もちろん、これまでに“ガレット”というものを見たことがなかったからですよ。。。 たぶん、目に触れたことはあったのだろうけれど、“クレープ”だと思って見過ごしていたのでしょうねぇ~。。。 僕が面白いと思ったのは、フランス北西部のブルターニュ地方は雨が多く、小麦の育成には不向きな土壌であり、痩せた土地であったと書いてある箇所です。。。 つまり、小麦が作れないほど土地が痩せていたのですよ。

それが面白いのですかァ~?

面白いというか? 興味を惹かれたのです。 要するに、その土地で中国原産のソバがイスラム諸国を経由して十字軍の持参により植えられるまで、満足のゆくような食べ物がなかったわけですよ。。。 ソバが作れるようになったので、ソバを利用したポリッジやガレットを主食として食べるようになったわけです。

なるほどォ~。。。

それで思い出したのだけれど、僕は、ずいぶん前にバンクーバー国際映画祭で“デリカテッセン”という映画を観たのですよ。。。 次のような映画です。。。

 


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デリカテッセン (映画)


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『デリカテッセン』(Delicatessen)は、1991年にフランスで製作された映画作品。

監督はジャン=ピエール・ジュネとマルク・キャロ。

ホラーではなく、ブラックユーモアと風刺に満ちた作品。

独特の映像空間をつくりあげ、セザール賞新人監督作品賞、脚本賞などを受賞した。

舞台は核戦争15年後の荒廃したパリに一軒だけ建つ精肉屋=デリカテッセン。

その精肉屋の上にあるアパートに元ピエロの青年、ルイゾンが移り住んでくる。

そこには不気味な店主とクセのある住人達が住んでいた。


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出典: 「デリカテッセン (映画)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

この映画の中に“ガレット”が出てくるのですかァ?

いや。。。 “ガレット”は出てこない。。。 その代わりに“カタツムリ”が気持ちが悪くなるほど出てくるのですよ。。。 しかも、それを食べるのです。。。

それが“ガレット”と関係あるのですか?

あのねぇ~、フランスは日本と比べると食材が豊富だとは言えないと思うのですよ。。。 要するに、日本のように肥沃な土地があまりない。。。 だから、“カタツムリ”も食べる。。。 あの有名な“エスカルゴ”は、日本では未だにはやらない。。。 日本では 江戸時代に“寛永の大飢饉”、“享保の大飢饉”、“天明の大飢饉”、それに“天保の大飢饉”という 恐ろしい飢饉があった。。。 それにもかかわらず、“カタツムリ”は日本人が食べる食材には、ついにならなかった。。。 たぶん、“カタツムリ”の缶詰は日本のスーパーでは売ってないと思うのですよ。

カナダのスーパーでは 売っているのですか?

売ってます。。。 どこのスーパーでも見かけますよ。。。 僕は、バンクーバーで初めて“エスカルゴ”を食べた。。。で、ハマッてしまったのです。。。

 


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「クラウド・ナイン」はバンクーバーのシェラトン・ランドマークホテルの屋上にあるレストラン。
(現在は Empire Landmark Hotelは見る影もなく壊されて、新しいビルが建ち始めている)

1時間に1回転する展望レストラン。
ゆっくりと、少なくとも1時間かけて食べながら360度のバンクーバーの景色が楽しめる。

 


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『町子さんとエスカルゴ』

 

このホテルの回転レストランで初めて食べたエスカルゴが素晴らしく旨かったのですよ。。。

あらっ。。。 それで、デンマンさんは The Vancouver Lookout の屋上レストランでもエスカルゴを注文したのですかァ~?

そうです。。。

 


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『バンクーバーの屋上で』

 

私もこの日、バンクーバーの街の景色を360度眺めながら、エスカルゴとロブスターを堪能しましたわァ~。。。 (モナリザの微笑)

そう言ってもらえると、僕も真由美ちゃんにご馳走した甲斐がありますよ。。。 で、僕は数年前にスーパーで“カタツムリの水煮缶詰”を買ってきて茹でて素材の味を確かめたことがあるのです。。。

 


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その素材のお味も素晴らしかったのですかァ~?

ところが、まずいの、なんのってぇ~。。。 これほどまずいものが地球上にあるか!と思うほどまずくて、僕はオエぇ~。。。とモドしそうになったほどです。。。 たまらず、吐き出してしまいましたよ!。。。 それ以来 自分では“カタツムリの水煮缶詰”を買ってきて料理しようという気持ちが全くなくなりました!

素材自体が、それほどまずかったのですかァ~?

そうですよ。。。 とにかく、あんな不味いものは初めてでしたよ! 日本料理では、カタツムリを素材として使わない理由が解りました。。。 素材としてあれほど不味いものはない! つまり、レストランで食べる“エスカルゴ”は素材の吐き気がするような味を完全に打ち消すために、ガーリックの旨いタレで、騙し、騙し食べさせているのですよ。。。

そうなのですかァ~?

あのねぇ~、フランス料理が手の込んだものになっているのは、フランスで取れる素材がまずいからですよ!。。。 僕は、そう思います。。。 要するに、フランスという国は日本と比べると料理の素材になるものが少ないのだと思います。。。 だから、あの まずいカタツムリまで食べることになったのだと思うのですよ。。。

そうでしょうか?

だってぇ~、日本ではカタツムリの料理はありませんよ! 他に、旨い物がたくさんありますからねぇ~。。。


『ガレット』より
(2016年10月12日)

 

つまり、今のように国際的に物資の流通が盛んに行われていない昔のフランスでは、取れるものが限られていた。。。日本のように海に囲まれて食材の豊かな国と比べると、土地が痩せていたフランスでは、良い食材が乏しくて、凝った料理によって まずい食材をうまく食べさせる料理テクニックが発達した、と美由紀さんも理解したのですか?

そういうことです。。。「必要は発明の母」と言うけれど「まずい物をうまく食べる技術が料理」なのですよ。。。


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【デンマンの独り言】


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ところで、真由美ちゃんは、ノース・バンクーバーでホームステーしながらVCC (Vancouver Community College) にかよってパン職人・ベーグル職人の勉強と実習に励んでいました。

2016年の9月に卒業式を終えて、
現在、バンクーバー市内の旨いベーグルを提供するカフェ・レストランで働いています。

学生時代には、先生やクラスメートとの英会話には、まごつくことがあったそうです。
外国語というのは習得するのが実に大変です。

あなたは英会話を勉強してますか?
できれば、英語を話している国へ行って英会話を勉強するのが一番です。

でもねぇ~、英会話を勉強する方法に王道はありません。
人それぞれです。。。
自分に合った勉強法を見つけるのが、英会話の上達の早道だと僕は思いますね。

同じことを同じように勉強しても、人によって上達が違うのですよ。
僕の経験で言っても、人によって、語学の才能というのはまちまちです。

太田将宏老人のように、40年もカナダに住んでいるのに英会話が満足にできずに 6人に成りすまして日本語でブログにコメントを書きなぐって余生を過ごす人もいます。

なかには、日本語を忘れてしまうほど、英語にどっぷりと浸かってしまう人もいます。
20年以上英語圏で英語を話してますけれど、
僕は、漢字を忘れることはあっても、日本語を忘れることはありません。

もちろん、今でも、英語を話すよりも日本語を話す方が楽に話せます。
僕自身は語学の才能があるとは思ってませんが、
僕が、カナダ人と笑いながら話しているのを聞いていると、真由美ちゃんには さっぱり 何を話しているのか解らないと言うのですよね。

僕がペラペラと英語を話しているように見えるのだそうです。
「早くデンマンさんのように 英語がしゃべれるようになりたい」と真由美ちゃんは言います。

しかし、僕は、常に、英語を日本語のように しゃべれたら いいなと思っているのですよ。
外国語を母国語のように話すのは、本当に難しいと思います。

いずれにしても、真由美ちゃんは小さい頃からの夢が叶ってぇバンクーバーにやって来たのです!


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ところで、あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

とっても素敵な街ですよ。


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世界で最も住みやすい街バンクーバー


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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

卑弥子さんが バンクーバーにやって来たのは 2008年の元旦の2週間ほど前でした。

クリスマスをバンクバーで過ごして、それから元旦の“Polar Bear Swim (寒中水泳)”に参加したのです。


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上のビデオを見ると、まるで真夏のようでしょう?

ところが気温は確か2度ぐらいでした。

水の中の方が暖かかったのです。

とにかく、バンクーバーには面白い人たちがたくさん居ますゥ。

あなたも、お暇と お金の余裕があったらぜひ出かけてみてください。

では、また興味深い、面白い記事を書くつもりです。

だから、どうか、あなたも またやって来てくださいねぇ~~。
じゃあね。


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If you’ve got some time,

Please read one of the following artciles:


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『なせば鳴る音楽』

『日本人女学生行方不明』

『日本人女学生死亡』

『ガレット』

『那須高原の紅葉』

『希望とロマン』

『錯視 錯覚』

『マンボ@バンクーバー』

『オリーブオイル』

『スコーンとプディング』

『5月のロブソン』

『病院食の間違い』

『プレミアム・ジャパン』

『自然の摂理を無視すると…』

『夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン』

『パリ風カフェ』

『どこか狂ってるわ』

『行田遠野物語』

『行田物語 ピアノ』

『行田物語 猫』

『行田物語 母の懐』

『行田物語 ケネディ暗殺』

『行田物語 病院食』

『行田物語 お股の花々』

『晩香坡物語 ジャズ』

『行田物語 悪夢』

『行田物語 社長』

『行田物語 棺桶に入るまで』

『宝田百合子@インド』

『行田物語 ちゃぶ台』

『行田物語 アカギレ』

『行田物語 にぼし』

『ノーベル賞がなぜ?』


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『トゥーランドットとかぐや姫』

『ゲソとワケギ』

『シェフ バベット』

『まんじゅう@富岡』

『ん?トゥーランドット』

『女の子の夢』

『イヴォワールのレストラン』

『151歳の誕生日』

『お皿をぺろぺろ』

『ポップス@蕎麦屋』

『検便と回虫』

『スコーンとプディング』

『スコーン姉妹』

『ピラミス 美術館』

『明治屋 圧力ジャム』


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『雁とがんもどき』

『グルメブーム』

『行田物語@ナポリ』

『栗餅』

『日本で再会ね』

『コロッケパン』

『日本のパン文化』

『小女子』

『カエルジュース』

『152歳の誕生日』

『かぐや姫フィーバー』

『クスクス笑わないで』

『セビチェ』

『ラーメンブーム』

『自然治癒力』

『カナダ紀行カナダ事情』


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『猫カフェと癒し』

『ポメロ』

『カワウソ見たい』

『生パンツ系に惹かれて』

『ティラミスとピラティス』

『這っても黒豆』

『アイ、アイ、ツーアイズ』

『ネコの話』

『パリのフォア・グラ』

『酪酸が腸の免疫力アップ』

『日本は天国か?』

『猫の記憶』

『すき焼きミステリー』

『空也餅』

『猟師の常識』

『猫カフェde癒し』

『餃子とベーグル@宇都宮』

『ちゃぶ台』

『フォアグラ好き?』

『キャッチ22』

『プーティン』

『甘い記憶』

『思い出してポロポロ』

『パン文化@日本』

『乞食令嬢の錯覚聖女』

『バンクーバーのカワウソ』


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