チ−37偽札事件

 
2024年2月18日 (日曜日)
 

チ−37偽札事件

 


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ケイトー。。。 どういうわけで チ−37偽札事件 を取り上げるのォ~?


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あのねぇ〜、ユーチューブで「人間ドキュメント」を探していたら次のクリップに出くわしたのですよ。。。

 


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チ-37号事件

 

チ-37号事件は、1961年から1963年にかけて日本全国で発生した連続偽札使用事件。
のべ件数や捜査員の動員数から、戦後最大の紙幣偽造事件とされている。

未解決のまま1973年に公訴時効を迎えた。
ハイフンのないチ37号事件とも表記する。

最初に「チ-37号」が発見されたのは1961年12月7日。
秋田県秋田市にある日本銀行秋田支店で、廃札係に回された、廃棄処分にされる予定の紙幣の中から、精巧に偽造された千円紙幣(B号券)が発見された。

偽札は本物に比べて紙の厚さや手触りに違いがあったが、あくまで本物と比較した場合に「辛うじて判別できる程度」の細微な違いであり、偽札だけを手に取っても判別が不可能であるほどの作りであったという。

このため、日本の偽札史上「最高の芸術品」「最高傑作」といわれた。

これ以降1963年にかけて、同じ犯人のものとみられる偽札が、東北・関東・中部・近畿の22都府県から合計343枚発見された

 

捜査

警視庁捜査第三課は「チ-37号事件」と命名し、捜査に着手。

「チ」とは、紙幣偽造事件において千円紙幣を意味する警察のコードで、「37」は同様の指定事件の37番目であることを意味する。

各警察は紙幣偽造の前歴がある者など計約15万人、印刷機約2万台の所有者を追跡捜査した。

公開捜査の一環として、警察庁は、新聞各紙で偽札の共通した特徴を報道させたが、犯人はそれに応じて偽札の精度を改めた。
通し番号が「WR789012T」で、かつその数列が右下がりに配列されていることを報じたあと、1962年春に「DF904371C」と真っすぐ配列されたものが発見された。
「肖像の目尻が本物より下がっている」と発表されれば、それも修正した。

警視庁は1962年9月6日、偽札を届け出た人に対して1枚につき3000円の謝礼を、犯人に関する有力情報を提供した人に1万円から100万円の謝礼をそれぞれ出すと発表した。

全国銀行協会も同年、情報提供者に100万円の懸賞金を出すことを発表した。

 


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警察庁は媒体を地方紙にしぼることで犯人の居場所を特定しようとし、やがて以下の偽札使用者の情報を得るに至った。

1962年9月10日 – 千葉県佐倉市の駄菓子店で、偽の1000円札を使用してチューインガム100円を購入して、釣り銭を受け取った男性が目撃された。
男性は年齢は35〜36歳、白いハンチング帽を被り、体は小柄だがガッシリしており、顔は黒かった。

1963年3月5日 – 静岡県清水市(現:静岡市清水区)の青果店で、偽の1000円札を使用して100円のミカンを購入し、釣り銭を受け取った男性が目撃された。
男性は年齢は30歳くらい、背丈は155センチくらい、丸顔であった。

1963年3月6日 – 静岡県静岡市の青果店で、偽の1000円札を使用して30円の干し椎茸を購入して、つり銭を受け取った男性が目撃された。
男性は年齢は30代、黒いハンチング帽を被り、黒縁メガネをかけ、丸顔であった。

清水市と静岡市の人相に関する目撃証言(佐倉市の証言は店主の片目に障害がある隻眼のためはっきりしなかった)によって、モンタージュが作成されて公開されたが、検挙には至らなかった。

 

最後の発見、時効

1963年11月4日に「チ-37号」が発見されたのを最後に、同種の偽札は確認されなくなった。

1973年11月4日に公訴時効が成立し、捜査は打ち切りとなった。

 

事件の影響

大蔵省は1963年、紙幣の信頼維持のため、肖像を聖徳太子から伊藤博文に変更した新千円紙幣(C号券)の発行を決め、同年11月1日より流通を開始した。

 


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当時の小学生たちの間で、「Aさんが300円の品物を千円札で買ったところ、2700円のお釣りが返ってきた。それはなぜか」という内容の、上記懸賞金を題材にしたクイズが流行した。
これは漫画『三丁目の夕日』でも描かれている。

1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の際、松下電器と毎日新聞により企画・製作されたタイムカプセルに、大阪府警察本部が提供した本事件の偽札が納められている。


出典: 「チ-37号事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

偽札を作る動機っていったい何だったのかしら?

もちろん、お金儲けのためだったと思いますよ。。。

でも、見つかった偽札は 343枚ということは、仮に偽札1枚使ってお釣りを900円もらったとして、308,700円の儲けよね。。。

だけど、見つかってない偽札もかなりあるかもしれないのですよ。。。

じゃあ、仮に 2倍の 686枚使ったとしても、儲けは 617,400円よね。。。

そういうことになります。。。

でもねぇ〜、あれだけ精巧な偽札を作るための印刷機は 1、000、000円でも買えないと思うのよ。。。

つまり、偽札を作っても儲けは出ないということ?

だってそうでしょう!? 人件費を含めたら、絶対に赤字になってしまうわよ。。。

なるほどォ〜。。。つまり、人件費を百万円と考えれば、印刷機の百万円と合わせて、少なくとも2百万円の儲けを出して、ブレークイーブン。。。百万円の純利益を出すには、3百万円の売上を出さなうとダメだということですね。。。

そういうことになるでしょう!? すると、3,000,000 ÷ 900 = 3,333枚使わないと百万円の純利益が出ないということなのよ。。。

じゃあ、お金儲けが目的ではなかったということ。。。?

お金儲けが目的としても、捜査が意外に早く進みすぎたので、諦めたのでしょうねぇ〜。。。

つまり、3,333枚の偽札を使うまでは 偽札は発見できないに違いないと思ったわけだァ〜。。。

そうとしか考えられないでしょう? 秋田市の日本銀行支店の専門家が見つけていなければ、5,000枚くらい使っていたかもしれないわよ。。。それぐらい使っていれば、確かに百万円ぐらいの純利益が出てくるのだから。。。

日本銀行がお札を印刷するだけで、古くなったものや、破れたものを廃棄処分にすることがなかったら、犯人は儲けていたかも知れないわけだ。。。

そういうことよ。。。

犯人は、独断と思い込みで、意外に早くニセ札が見つかってしまう事を考える事ができなかったんだねぇ〜。。。

そういうことよ。。。結局、犯人は損をしたのよ。。。

シルヴィーは、単独犯だと思う? それとも複数犯だと思う?

単独犯だと思うわァ〜。。。なぜなら、複数犯ならば、儲けが出なかったので、出資金を回収できなかったから、きっと仲間割れして はらいせに警察にタレコム人が出てきたと思うのよ。。。

なるほどォ〜。。。確かに、複数犯ならば、 そういうことになるだろうねぇ〜。。。

この他にも偽札事件ってあったのォ〜?

上のクリップの説明にもあったけれど「チー37」というのは37番目の千円札偽造事件ということなのですよ。。。

つまり、これまでに この事件を含めて千円札偽造事件が37回起こっていたということなのォ〜?

そういうことですよ。。。あのねぇ〜、これ以外にも有名な偽札事件がある。。。

 

和D-53号事件

 


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和D-53号事件とは、1993年4月に発生した偽札事件。
犯人の特定・逮捕に至らないまま未解決事件となっている

1993年4月11日に、京都府京都市下京区のJR京都駅の自動券売機で、2枚の偽1万円紙幣が発見された。
これを契機に、同月25日までに大阪府、滋賀県、京都府、奈良県の4府県で、駅の自動券売機や銀行の両替機など23カ所で、506枚の偽札が発見された

この偽札は、見た目の精巧さで人間を騙す従来の偽札とは異なり、磁気インクを使って紙幣識別機を欺くタイプの偽札で、この手の偽札は日本では初めてだった。

日本の警察は、銀行の監視カメラに写った偽札使用者のポスターを公開し、不審者情報や偽札に使用されたインク、紙などの物証をもとに捜査をおこなったが、犯人探しは難航した。

2003年4月11日、公訴時効が成立し、犯人が逮捕されない未解決事件となった。


出典: 「和D-53号事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

このニセ札は、自動販売機用に作ったのですよ。。。

それで、見た目の精巧さで人間を騙す従来の偽札とは異なり、磁気インクを使って紙幣識別機を欺くタイプの偽札なのねぇ〜。。。

そういうことです。。。

千円札の偽造では儲けが出ないので 1万円札を偽造したのねぇ〜。。。

そういうことでしょう! この事件も未解決です。。。

ニセ札作りはアタマのいい人がやるようねぇ〜。。。ケイトーもこの偽札事件に絡(から)んでいたんじゃないのォ〜?

1万円札偽造事件の時は、僕はすでにカナダで暮らしていましたよ。。。

じゃあ、千円札の偽造に関わっていたのねぇ〜?

いや、当時は僕は子供でした。。。

じゃあ、ケイトーの父親が絡んでいたのねぇ〜。。。

僕の父親は、マジメで硬い人物で、そういう悪いを事をするような人ではありませんでした。。。とにかく、家が貧乏で小学校しか出てないのに、独学で先生の免許を取得して18歳で小学校の代用教員になったほどの人でしたから。。。

あらっ。。。そうだったのォ〜? 知らなかったわァ〜。。。でも、ケイトーは1万円の偽札づくりには絡んでいた気がするのよ。。。バンクーバーに住んでいることになっているのはアリバイのためでしょう? 日本に帰省した時に1万円札を偽造していたのよ。。。

あのねぇ〜。。。僕は、そういうヤバイ事までしてお金持ちになりたくありません。。。そういう誤解を招くようなことは言わないでくださいねぇ〜。。。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ〜。。。

あなたは、どう思いますか?

デンマンさんならば、1万円札の偽造事件に関わっていたとしても不思議ではありませんよねぇ〜。。。

ええっ。。。「そんな事は どうでもいいから、他にもっと面白い話をしろ!」

貴方は、そのような強い口調で わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

シルヴィーさんが登場する 興味深い面白い記事は たくさんあります。

興味があったら、ぜひ次の記事を読んでみてください。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』

『インドのキリスト』

『宗教戦争』


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『西部戦線異状なし』

『だらしない政治家』

『マトリックスの世界』

『細菌戦争』

『マルキの闇』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


(hand.gif)


(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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