ある愛の物語

 
2024年5月29日 (水曜日)
 

ある愛の物語

 


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デンマンさん。。。今日はデンマンさんが体験した愛の物語を告白するのですか?


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残念ながら、僕の愛の物語ではありません。。。実はバンクーバー市立図書館で DVD を借りて次の映画を観たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』

 

 

PAST LIVES (過去の人生)

 


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あらすじ

 

2000年、韓国のソウル、ナヨン(女)とヘソン(男)は 12 歳のクラスメートで、お互いに感情を抱き、両親がセットしたデートに出かける。
その直後、ナヨンの家族はカナダのトロントに移住し、二人は連絡が取れなくなる。
ナヨンは名前をノラ・ムーンに変える。

12年後の2012年、ヘソンは兵役を終え、ノラはニューヨークに引っ越す。
ある日、ノラはヘソンが名前が変わったことを知らずにナヨンを探しているとFacebookに投稿していることを発見する。
二人はビデオ通話で再会するが、ノラはモントークでの作家の合宿に参加する。
ヘソンは北京語を学ぶため中国に移住する。
そのようなわけで、二人は互いに会うことはできない。

結局、ノラはヘソンに、執筆とニューヨークでの生活に集中したいので、しばらく話すのをやめるべきだと言う。
ノラは作家の合宿でアーサー・ザトゥランスキーに出会い、恋に落ちる。
ヘソンはまた、ある女性と出会い、付き合い始める。

さらに 12年が経過し、アーサーとノラは結婚してニューヨークで暮らしている。
ガールフレンドと別れたヘソンは、ノラに会いに行く。

アーサーは自分がヘソンとノラの愛の障害になっているのではないかと考え、ノラが米国居住権のグリーンカードを確保するために結婚したのではないかという疑惑を抱く。
そして その事についてノラに語る。
しかし、ノラはアーサーを愛していると断言する。

翌日の夜、3人は食事に出かける。
最初はノラが会話を翻訳していたが、最終的にはヘソンとのみ韓国語で話す。

ヘソンは、二人が前世でお互いにどんな関係だったのか、もし彼女が韓国を出ずに一緒にいたらどうなっていただろうかと考えている。
ノラがトイレに行くと、ヘソンはアーサーにノラと二人きりで話した事を謝るが、アーサーはヘソンに会えて良かったと言う。

ヘソンはアーサーとノラを韓国に訪問するよう誘い、ウーバーを呼ぶ。
ノラも一緒に待ち、二人はウーバーが到着するまで意味深な視線を長く交わす。
ヘソンは、この瞬間、彼らが前世を経験していたのではないかと疑問に思い、ノラに次の人生での関係はどうなるかを尋ねる。

彼女はわからない、と言う。
ヘソンは「じゃあ、またいつか会おう」と言う。
ヘソンは車で去り、ノラはアーサーの腕の中で泣きながらアパートに戻る。

(デンマン訳)


出典: 「Past Lives (Film)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

国際化が進んでいる現在の愛の物語なのねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。韓国のソウル、中国の北京、カナダのトロント、アメリカのニューヨークを舞台にして二人の韓国人とユダヤ人の「三角関係」がロマンチックに描かれているのですよ。。。

ノラは二人の男性の間で心が揺れるのでしょうねぇ〜。。。

そうです。。。そのへんのノラの悩みや揺れる感情が観客の胸にヒシヒシと伝わってくるのです。。。観るだけの価値のある いい映画です。。。小百合さんも DVD を借りてぜひ観てください。。。

つまり、私にこの映画を観てもらいために この記事を書いたのですか?

いや。。。それだけではありません。。。実は、僕と小百合さんの愛の物語がこの映画に重なるのですよ。。。

重なりませんわァ〜。。。

まだ映画を観てないのに、そういう事を言わないでくださいよ。。。まるでバケツの水をぶっかけられたような気分です。。。

「あらすじ」を読んだだけでも 私とデンマンさんの関係は全く別物ですわァ〜。。。デンマンさんと私は小学校のクラスメートではありません。。。

じゃあ、ひとまず次の小文を読んでみてください。。。小百合さんと僕は運命的な出会いをしたのですよ。。。

 


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Subj: RE: 長い電話お疲れ様でした。
Date: 01/10/2007 1:52:14 AM
Pacific Daylight Saving Time
日本時間: 10月1日 午後5時52分 
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com

長い電話お疲れ様でした。
良くわかりました。

経理をしなくてはいけない。
それも13年分。
誰にたのもうか?
レシートもなくてと迷って朝方まで寝られない夜が毎晩だった時、
デンマンさんと話して、ここまで経理が進んだことをホットしてます。

いくら 請求がきても カナダに納めるのならいいやと思いはじめました。 
バーナビーで夏休みを過ごすことは 毎年私の支えの時間でした。

 

 

あの古い家は、夏休みで休むというより
ペンキ、芝のクローバむしり、
りんごの木の手入れ、
玄関まで高く長い階段のペンキはがしや、
しばらくみがかないガラス、
シミだらけのじゅうたん、
BASEMENTはランドリーのホコリとくもの巣、
行けば、掃除ばかりの家に大変でしたが
また戻りたいと思っていました。

実父の病気に、もう自分勝手にしていては駄目だ。
と今年決意しました。

こんな私でも欲しい物があります。
別荘です。
場所は長野です。

 

 

買ったら元家主の藤田桃子さん夫婦も招きたいです。
よかったらデンマンさんも。

日本だったら、親をおいていくことなく、ゆけます。

でも、29才からバーナビーで夏休みを過ごすことができた事は
私の人生にとって良かったと思います。
ではまた。。。

小百合より


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『バーナビーと小百合さん』より
(2012年10月2日)

 

でも。。。、でも。。。、「運命的な出会い」と言うには あまりにも内容が希薄じゃありませんか?

だから、その事は次の小文に書いてありますよ。。。

 

デンマンの祖先は百済からやって来た

 


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僕の家は徳川時代には忍城下で“木のくりもの屋”をしていた。僕の祖父の代までこれが続いて、大正時代に作品の品評会があって、これに出品して埼玉県知事からもらった2等賞の賞状が家宝のようにして2階の床の間に飾ってありましたよう。つまり、僕の祖父は腕のいい木工職人だったのですよう。家にも祖父が作ったと言う置物がたくさんありました。僕のオヤジが行田市の博物館にすべて寄付したようです。


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それで徳川以前はどうだったのでござ~♪~ますか?

後北条氏に仕えていた騎馬武者だった。 つまり、『更級日記』の作者が見たと言う騎馬武者の末裔(まつえい)だったのですよう。

つうことわあぁ~。。。デンマンさんの遠い祖先は百済から逃げてきた難民だったのでござ~♪~ますわね?

難民と言うと響きは悪いけれど、唐と新羅の連合軍と戦った騎馬隊の一員だった訳ですよう。

それで、戦いに負けて百済の国が滅びてしまったので仕方なしに日本へ逃れて来たと言うことでござ~♪~ますか?

そう言う事ですよう。

。。。んで、デンマンさんのご実家には家系図が残っているのですか?

そんなモノは残っていませんよう。

。。。んで。。。、んで。。。、どうして上のような事を、さも史実のように言うことができるのでござ~♪~ますか?

僕の体の中にある DNA に僕の祖先から伝わっている遺伝子が刻み込まれているからですよう。

その。。。その遺伝子って。。。いったい、どういうモノでござ~♪~ますか?

“海外飛躍遺伝子”ですよう。うしししし。。。

つまり、デンマンさんの遠い祖先は戦い敗れて百済から“海外”である日本へ渡ってきた。それから、京都に下って行ったけれど、生活の糧を得るためには畑仕事でもして食料を得なければならない。でも、近畿地方には土地がないので開拓団に入って関東まで落ちていったのでござ~♪~ますか?

そうですよう。

でも、結局、後北条氏に仕えたけれど、秀吉の小田原征伐で後北条氏が滅びると、騎馬武者から“くりもの屋”になって忍城下でお店を開いたのでござ~♪~ますか?

その通りですよう。

。。。んで、その“くりもの屋”が大正時代まで続いて、デンマンさんの代になると、1400年近く眠っていた“海外飛躍遺伝子”が眠りから覚めて、デンマンさんは34カ国を放浪した末に、カナダに安住の地を求めて定住した、と言う訳でござ~♪~ますか?

全く、その通りですよう。。。うしししし。。。どうですか?。。。これが、僕のつむぎだした壮大な叙事詩ですよう。


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。。。んで、小百合さんの祖先も百済からやって来て武蔵国に定住したのでござ~♪~ますか?

そうですよう。おそらく、百済から当時の平城京(現在の奈良市)に行ったけれど、土地があまりなさそうなので開拓団に加わって一緒に武蔵国まで行ったのですよう。

どうして、そのような事が分かるのでござ~♪~ますか?

小百合さんの実家は館林にあるのですよう。僕の実家から車で20分から30分ですよう。目と鼻の先ですよう。

そのような近くに住んでいたのにデンマンさんは日本で小百合さんにお会いした事は無かったのでござ~♪~ますか?

不思議な事に小百合さんと僕が初めて出会ったのはカナダのバーナビー市で小百合さんが13年間借りていた“山の家”だったのですよう。


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バーナビー市というのはバンクーバー市の東隣にある町です。上の地図の赤い正方形で示した部分を拡大すると次のようになります。


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この地図の Deer Lake (鹿の湖)の畔(ほとり)に小百合さんが借りていた“山の家”があるのですよう。


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この家でデンマンさんは10数年前に小百合さんと初めてお会いになったのでござ~♪~ますか?

そうですよう。次のように小百合さんの“山の家”の応接間で会ったのですよう。


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これって、またデンマンさんがコラージュしてでっち上げたのでござ~♪~ますわね?

確かに、上の写真は僕がでっち上げたのだけれど、現実でもねぇ、僕は、こうやって小百合さんと会ったのですよう。

でも、どうして小百合さんの祖先とデンマンさんの祖先が一緒に百済からやって来たと分かるのですか?

小百合さんの DNA にも“海外飛躍遺伝子”が焼きついているのですよう。僕と同じようにして、その DNAの飛躍遺伝子が1400年の眠りから覚めて、小百合さんは佐野からカナダのバーナビーに渡ったわけですよう。そして僕と“山の家”で出会ったのですよう。

ただ、それだけの事でござ~♪~ますでしょう?

ただ、それだけじゃないですよう。ちょっとジューンさんの言ったことを思い出してくださいよう。

 


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こんにちは。ジューンです。

袖触れ合うも他生の縁

(そでふれあうもたしょうのえん)

聞いたことがあるでしょう?

なかなか味わいのある諺ですよね。

袖が触れ合うようなちょっとしたことも、

前世からの深い因縁によって

起こるものである、と言う事です。

わたしは、初め、“袖触れ合うも多少の縁”

だと思ったのですわ。うふふふふ。。。

つまり、袖が触れ合ったのは、

全く偶然ではなくて、少しは

そうなる運命にあったのよう。。。

私は、そのように思い込んでいたのです。

でも、「多少」じゃなく「他生」だと。。。

「他生」というのは「前世」の事だと、

デンマンさんに教わったのですわ。

調べてみたら、「他生」とは

「前世」と「来世」の事を言うのですって。

上の諺では、文脈から

「前世」となる訳ですよね。

この世の事は「今生(こんじょう)」と言うのです。

そう言えば「今生の別れ」と言う語句を

何度か耳にしたことがありました。

仏教の輪廻(りんね)と

関係のある諺なのでしょうね。

わたしは英語には、この諺は

無いと思っていたのですけれど、

調べてみたら、次のようなものがありましたわ。

A chance acquaintance

is a divine ordinance.

Even a chance meeting is

due to the karma in previous life.

つまり、「偶然の出会いは神の定め」

と言う事なのです。

多分、日本の諺を英訳したのでしょうね。

カナダでは耳にしたことがありませんわ。


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『軽井沢夫人@日本王国』より
(2022年11月9日)

 

でも。。。、でも。。。、これってぇ 嘘くさいですわァ〜。。。この記事を読むネット市民の多くの皆さまは信じないと思いますわァ〜。。。

じゃあ、僕と小百合さんの もっと劇的な出会いを読んでみてください。。。

 

ケリスデール

 


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小百合さん。。。、今回のバンクーバー訪問は度肝を抜かれましたよ!


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あらっ。。。デンマンさんは、それほど驚いたのですか?

当たり前でしょう! 僕はメールで「寒い冬にやって来るよりも春になってからやって来た方が、ルンルン気分で楽しめますよ」と書いたのですよ。。。 そしたら小百合さんも、「そうですわねぇ~。。。 そうしようかしら?」なんて言ってたでしょう!?

確かに、そんな風にあいまいに言っていたかもしれませんわ。。。

ところが、僕がバンクーバー市立図書館でパソコンに向かって記事を書いていたら「デンマンさん。。。 デンマンさん。。。」 と呼ぶ声が聞こえたのですよ。。。

うふふふふふふ。。。

笑い事ではないですよ! 一言も連絡がなかったのですよ。。。

だってぇ~、連絡すれば、デンマンさんは どうせ「冬は寒いからダメですよ! 春になってから来てねぇ~。。。」というに決まってますから、連絡しなかったのですわ。。。

 


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僕は、まるで幻か何かを見たように思って、目をこすりましたよ。。。 目が急に悪くなって、幻想を見ているのかなァ~!? そう思いましたよ。。。

ちょっとそれはオーバーじゃありませんかァ!

小百合さんは日本に居るはずだと信じ込んでいるのに、目の前に立っているのですからねぇ~。。。! 全く連絡なし! これが驚かずに居られますかア! ホテルに着いてからでも連絡すればいいではありませんかァ! これはわざと僕を驚かせようとしたのですよねぇ~。。。 そうでしょう!?

連絡すれば、デンマンさんが絶対にムカつくだろうと思ったのですわァ~。。。 うふふふふふふ。。。

笑い事ではありませんよう!。。。 で、いつバンクーバーにやって来たのですか?

バレンタインデーに間に合うようにチケットを買おうとしたのですけれど、手に入らずに2月18日にやって来たのですわ。。。 ホテルで十分に休養を取って20日の水曜日にバンクーバー市立図書館に出向いたのです。。。

それにしても、各階合わせて300台以上あるパソコンの一つに僕が居るのを見つけたのだから、小百合さんには霊感があるんでしょうねぇ~。。。

そうでしょうか?

とにかく、僕を見つける嗅覚が鋭いのですよ。。。 かつて奇跡的に僕を探し当てましたからねぇ~。。。

 


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『ルート66の奇跡』

 

とにかく、小百合さんがバンクーバー市立図書館で僕に声をかけた時にはビックリして腰を抜かすかと思いましたよ!

デンマンさんは、何事もドラマチックに考えすぎですわァ。。。 でも、今回は、そのことも含めて ずいぶんと楽しい思い出ができましたわァ~。。。


『ケリスデール』より
(2023年1月19日)

 

デンマンさんは、何が何でもオーバーに書くのですわァ。。。

オーバーじゃありませんよ。。。何も連絡もなしに太平洋を超えて会いに来るのですよ。。。これを読むネット市民の皆さんは絶対に信じないと思いますよ。。。

「真実は小説より奇なり」と言うではありませんかァ? 信じる人は信じるのですわァ〜。。。


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【卑弥子の独り言】

 

ですってぇ~。。。

小百合さんとデンマンさんは、つい最近 台湾旅行をしました。。。

 


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『台北夜市』

 

あなたも台湾旅行するときにはトイレ用のマイペーパーを持参してくださいね。。。

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに御命令なさるのでござ~ますかァ~?

分かりましたわ。。。

デンマンさんが10年以上も前にアンケートを作りました。

 


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『拡大する』

『もう一度クリスマスのページ』

 

上のリンクをクリックすると、

左側のサイドコラムにたくさんの質問が出てきます。

ひとつひとつ見ながら ぜひアンケートに答えてみてください。

じゃあ、また。。。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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『台北夜市』

こんにちは。ジューンです。

“本音と建前”

よく聞きますよね。

さて、英語で何と言うのでしょうか?

考えてみた事がありますか?

いろいろと言い方があると思います。

appearance and reality

見かけと実物そのまま

これも本音と建前と言い換えることができますよね。

form and substance

外観と実体

これも本音と建前と同じですよね。

one’s real intention and

what one says on the surface

本音と建前を説明しているのですよね。

real motive and stated reason

これも間違いなく本音と建前ですよね。

what one says and what one means

本音と建前をこのように言うこともできますよね。

では、「本音と建前を使い分ける」を

英語でどのように言うのでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

次のように言うことができます。

You should be tactful as to

when to tell real intention

and when to show form.

ところで、英語の面白いお話を集めました。

時間があったら覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。