灰の記憶

 

灰の記憶

 


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ケイトー。。。、今日はナチスのユダヤ人虐殺の話をするのォ〜?


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いけませんかァ〜?

おぞましい話は聞きたくないわァ〜。。。

あのねぇ〜。。。「臭いものには蓋(ふた)」という例(たと)えがあります。。。確かに、おぞましいモノからは目を背けたくなるのが人情です。。。でもねぇ〜、「臭いもの」から目を背け続けると、いつまで経っても「臭いもの」がなくならないのですよ。。。だから、時には「臭いもの」を直視する必要があるのです。。。例えば、神武君です。。。この男は、おぞましい、臭い男です。。。

それほどおぞましい臭い男なのォ〜?

女性の敵です。。。ちょっと次のページを見てください。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』

 

この神武君というおぞましい男はデッカイーブーツさんに執拗にセクハラコメントを書いてネットから追い出してしまった。。。しかも、すでに3年以上も前に亡くなっているメグさんに対しても、他人に成りすましてまで 未だにセクハラコメントを書き続けている。。。

なぜ、神武君は そういう事をするわけぇ〜?

神武君は悪い家庭環境で育ったために性格がひねくれてしまった。。。なかばアル中の母親に虐待されたので女性恐怖症になり、憎悪の矛先が、すべての女性に向かうようになってしまった。。。あたかもナチスがユダヤ人に対して憎悪を向けたようなものですよ。。。

つまり、悪の元凶のナチスを亡き者にしたように、この神武君もネットから葬り去らねばならないのねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。

でも、いったい、どういうわけで急にナチスのユダヤ人虐殺を取り上げるのォ〜?

つい最近、バンクーバー市立図書館で DVD を借りて話題作の『灰の追憶』を観たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』

 

 

灰の記憶

 


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『灰の記憶』(原題: The Grey Zone)は、2001年に制作されたアメリカ合衆国の映画。
監督・脚本はティム・ブレイク・ネルソン。

実在のユダヤ人医師、ミクロシュ・ニスリの手記を基に、ティム・ブレイク・ネルソンが映画化した。
ポーランドのアウシュビッツ強制収容所のガス室で奇跡的に生き残った少女の命を守るユダヤ人たちの葛藤と勇気を描く。
本作は第26回トロント国際映画祭出品作品である。

日本では2003年に公開され文部科学省選定作品となっている。

 

あらすじ

1944年、アウシュビッツ強制収容所。

ユダヤ人のホフマンは、同じユダヤ人をガス室に送るなどの特別任務を担う“ゾンダーコマンド”としてナチスのために働いていた
その見返りは食事と4ヵ月の延命。

一方で彼は、密かに同じユダヤ人である焼却場のアブラモヴィッチや軍需工場で働く女囚ダイナらと死体を焼き続ける焼却炉の破壊を計画していた。
それは、彼らにできる最後の抵抗だった。

そんなある日、ホフマンはガス室で死体処理中、奇蹟的に生き残った少女を発見する。

ニスリ医師の手当で一命を取り留めたその少女を、彼は危険を承知で匿うのだった。


出典: 「灰の記憶」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

同じユダヤ人でありながらナチスの手先になって、ユダヤ人をガス室に送るなどの特別任務を担ったユダヤ人がいたのねぇ〜。。。

そうです。。。そういうユダヤ人の部隊を“ゾンダーコマンド”と呼んだのですよ。。。ナチスのために働いたので一般のユダヤ囚人よりも豊かな食事が与えられ、4ヵ月以上長く生きられた。。。

つまり、この“ゾンダーコマンド”の一人がユダヤ人のホフマンで、この映画の主人公になるのねぇ〜。。。

そういうことです。。。

 

強制収容所のゾンダーコマンド

 


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レンベルク・ヤノウスカ強制収容所で使われた骨粉砕機の横に立つゾンダーコマンド。
同収容所が1944年に解放された後、ソ連側によって撮影された一葉

 


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ドイツ・ダッハウ強制収容所の火葬場で撮影されたゾンダーコマンド。
解放の直後、当時の状況を再現して撮影された一葉と推測される

 

強制収容所におけるゾンダーコマンド(独: Sonderkommando in den Konzentrationslager)は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが強制収容所内の囚人によって組織した労務部隊である。

ドイツ語でゾンダーコマンドという言葉は「特殊部隊」や「特別分遣隊」、「特命隊」といった意味で、第二次世界大戦中には親衛隊(SS)および国防軍が指揮する様々な部隊の名称として使われた。ただし、本項で解説する部隊はそれらの部隊とは全く性質が異なるため、注意を要する。

部隊にいた囚人のほとんどはユダヤ人で、多くの場合、囚人達は収容所に連れて来られた時にナチスによりその仕事に就くように強制され、死を恐れて指示に従うことになる。

主な仕事はガス室などで殺されたユダヤ人の死体処理である。
彼らはユダヤ人の殺傷には直接関わっておらず、その仕事自体はナチスの人間がおこなっていた。
また、どのような仕事をするのか事前に知らされることはない。

悲惨なことに、囚人の中には作業中に自分の家族の遺体を見つけ、それを処理しなければいけないという残酷な場面に直面する者もあった。
自殺をする以外にこの仕事を辞める、または拒否する方法はなかった。

収容所の場所にもよるが、ゾンダーコマンドは「ユダヤ人労働者 (Arbeitsjuden)」を遠回しに表現する言葉として使われることもあった。
また、「補助員」ないし「助手」 (Hilflinge)と呼ばれることもあった。

ポーランドのビルケナウ強制収容所では1943年までに400人ものゾンダーコマンドが存在しており、1944年にハンガリーのユダヤ人が大量に収容されるようになってからは、その膨大な数の死体処理のために900人にものぼるゾンダーコマンドがいたとされる。

ナチスは死体処理を行うことができるゾンダーコマンドの囚人を必要としていたため、彼らは他の囚人よりも比較的ましな生活環境にいたとされる。
彼らは他の囚人とは異なるバラックに住み、ガス室に送られた人たちから没収した煙草や薬、食べ物を手に入れることができた。

また、その他の囚人とは異なり、収容所の兵士や監視員から無差別に殺される心配もなかった。
ゾンダーコマンドの囚人たちの命や必要性は、彼らがどれだけ効率的に死体処理を行うことができるかによって決められていた。

それにより、ゾンダーコマンドの囚人は他の囚人よりも比較的長く生き延びることができたが、戦後まで生き残ることができた者はあまり多くなかった。

ゾンダーコマンドはその仕事内容から、ナチス・ドイツの大量虐殺を認識しているため「秘密保持者(Geheimnisträger)」とされており、ガス室に送られるユダヤ人以外の囚人達からは隔離されていた。

また、外部への情報漏えいを防ぐため、ゾンダーコマンドの囚人はほとんどが3か月から長くて1年以内にガス室に送られて殺され、新しく連れてこられたユダヤ人が代わりとなっていった。

特別な技術があれば、他の囚人より長く生き延びることができる可能性もあった。
新人ゾンダーコマンドの初仕事は、彼らの前にこの仕事を行っていた囚人たちの死体処理である。

ゾンダーコマンド結成後、収容所解放までに14サイクルもの入れ替えがあったとされる。

 

反乱

1944年にアウシュヴィッツ強制収容所でゾンダーコマンドによる反乱があり、火葬場が一部破壊された。

エステル・ヴァイツブルム、アラ・ガルトナー、そしてレジーナ・ザファーシュタインなどの女性囚人たちが数か月に渡りアウシュヴィッツ内の軍需工場から火薬を少しずつ盗み出し、ビルケナウ収容所の衣類格納庫で働かされていたロージャ・ロボタなどのレジスタンスの手に渡った。

女性囚人たちは警備の目をかいくぐりながら少量の火薬を小さな布や紙に包んで体に隠し、それをレジスタンスの手に渡らせた。
ロージャ・ロボタは火薬を手にした後、それを仲間のゾンダーコマンドに渡し、彼らはガス室と火葬場を破壊し、暴動を起こすことを企てた。

収容所のレジスタンスから1944年の10月7日に自分たちが処刑されることを知らされると、ゾンダーコマンドはナチス親衛隊 (SS) やカポ(労働監視員)をマシンガンや斧、ナイフで攻撃し、ナチスは怪我人12人、死者3人もの死傷者を出した。

数人のゾンダーコマンドは計画通り脱走することにも成功したが、その日のうちに捕らえられた。
反乱で生き残ったゾンダーコマンドのうち200人もの囚人がその後頭を撃ち抜かれ殺された。
その日に殺されたゾンダーコマンドは451名にも上る。

1943年の8月2日には同じくポーランドのトレブリンカ強制収容所で反乱が起こり、100人もの囚人が脱走に成功した。
また、1943年10月14日にはポーランド東部のソビボル強制収容所でも似たような反乱が起こっている。

『脱走戦線 ソビボーからの脱出』はソビボル強制収容所での反乱を舞台にした映画である。
ソビボル第三強制収容所のゾンダーコマンドは第一収容所の反乱には参加していなかったが、次の日にナチスにより殺された。

トレブリンカ強制収容所とソビボル強制収容所はその後すぐ閉鎖された。
収容所解放までに数千名いたゾンダーコマンドのうち、生き残った者は20名余りとされる

 

証言

1943年から1944年の間、ビルケナウ収容所のゾンダーコマンドの数名が筆記用具やカメラなどを手に入れ、収容所内の様子を記録することに成功している。
これらの情報は収容所内の火葬場近くなどの地面に埋められ、戦後の1980年から掘り起こされた

この原稿は劣化が激しく、2010年代の最新技術でようやく判読出来るようになった。
掘り起こされた原稿などで作者がわかっている人物にザルマン・グラドフスキ、ザルマン・レヴェンタル、レイブ・ラングフス、Chaim Herman そして マルセル・ナジャリがいる。

最初の3名はイディッシュ語で文章を記述しており、Hermanはフランス語、そしてナジャリはギリシャ語で記述している。
ほとんどの記録や原稿はアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所博物館に保存されている。

記録の一部は「スクロールズ・オブ・アウシュヴィッツ (The Scrolls of Auschwitz)」というタイトルで出版されている。
また博物館はその他の記録を「アミッド・ア・ナイトメア・オブ・クライム (Amidst a Nightmare of Crime)」という名前で出版している。

2020年8月16日には、日本のNHK総合テレビが、発見されたメモや生存していた隊員を取材したNHKスペシャル『アウシュビッツ 死者たちの告白』を放映した。

ゾンダーコマンドの生存者シュロモ・ヴェネツィアの体験をインタビュー形式でまとめた『私はガス室の「特殊任務」をしていた』(原題は”Sonderkommando”)は、作業内容を知らされないまま選抜され、それがわかった時には逃げ場がなくなっていたが、以下のように証言した。

「1,2週間すると、結局慣れてしまった。すべてに慣れた。むかつくような悪臭にも慣れた。ある瞬間を過ぎると、何も感じなくなった。回転する車輪に組み込まれてしまった。でも、何一つ理解していない。なぜなら、何も考えていないんだから」


出典: 「ゾンダーコマンド (強制収容所)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

この映画の英語の原題は「Grey zone(グレーゾーン)」というのです。。。日本語では「灰色の領域」と訳されている。。。実は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の生き残りであるプリーモ・レーヴィという人物が収容所内での経験を基に提起した概念なんですよ。。。。

具体的には、どういう意味なのォ〜?

当時、強制収容所またはゲットー内でユダヤ人が置かれていた複雑な境遇、あるいはその環境を言い表した概念なのです。。。

もっとわかりやすく説明してよ。。。

あのねぇ〜、強制収容所という極限的環境では、ユダヤ人の立場は単純に加害者と被害者に二分出来ないのですよ。。。なぜなら、特別労務班(ゾンダーコマンド)の一員になって同じユダヤ人をガス室に送ったり、その後で死体処理にかかわっても、やがて自分もガス室で焼き殺される運命にある。。。つまり、「対独協力者」であり犠牲者でもあるユダヤ人の行動は、客観的に加害者と被害者に二分出来ないということです。。。

要するに、善悪、白黒を付け難いので「灰色の領域」と言うわけねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。強制収容所という極限的環境では、ユダヤ人の間に、善悪を判断すると言うよりも「抵抗 resistance」、「協力 collaboration」以外に「忍従・隠遁 passivity」という行動原理が働くと言うのです。。。

じゃあ、神武君がデッカイブーツさんや、すでに4年前に亡くなっているメグさんに対して 未だにセクハラコメントを書いていることも 善悪では判断できないと言う事ねぇ〜。。。なぜなら、神武君のその行為は、いわば女性に対する抵抗、敵対行動なんだから。。。

それは違います。。。ネット社会は強制収容所じゃないんだから。。。極限的な状況にあるわけじゃない! 強制があるわけじゃない! 自由がある! だから、神武君のセクハラコメントは悪行です。。。決して善行ではない! 悪い行いです。。。犯罪です! デッカイブーツさんが訴訟を起こせば、神武君は刑務所行きです。。。そこで、神武君は極限状態に置かれて 「灰色の領域」を体験することになるのです。。。

 


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最近、カナダのケベック州にある刑務所で30人の女性を殺した連続殺人犯人・ロバート・ピックトンが同僚の囚人に殺された。。。極限的な状況にある刑務所では、「抵抗 resistance」、「協力 collaboration」が極限的な行動として現れる。

神武君も刑務所に入ると、その被害者になる可能性が大きいのねぇ〜。。。

そうです。。。すでに4年前に亡くなっているメグさんに対してストーカーのようにセクハラ、嫌がらせのコメントを書き続けている神武君は囚人にも蛇蝎(だかつ)の如く嫌われるのですよ。。。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

神武君と現実君はネット社会から排除されるべきだと思いますか?

貴方は、どう思いますか?

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたしにご命令なさるのですか?

分かりましたわ。。。

でも、たまには、古代のお話も読んでみてください。

興味があったら、あなたも古代の謎に挑んでくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

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渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

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古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

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『アクセス急増!』

『超アクセス急増!』

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『オッペンハイマーと吊し上げ』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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ホロドモール

ホロドモール

 


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デンマンさん。。。どういうわけでホロドモール を持ち出してきたのですか?


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いけませんか?

日本人の耳には、馴染みのない言葉だから、初めて見る人もいるのではありませんか?

確かに、小百合さんの言う通りです。。。ホロドモールというのは、もともとウクライナ語です。。。ウクライナで起きた大飢饉のことを指す言葉です。。。しかも、その飢饉はスターリンの厳しい政策によって人為的に起こされたものだったのですよ。。。

 

ホロドモール

Holodomor

 


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ホロドモールは1932年から1933年にかけてウクライナ人が住んでいた各地域でおきた人工的な大飢饉である。

アルメニア人虐殺、ホロコースト、ポル・ポト派による虐殺、ルワンダ虐殺等と並んで20世紀の最大の悲劇の一つ。

ウクライナ人たちは強制移住により、家畜や農地を奪われたために400万人から1,450万人が死亡した。
また、600万人以上の出生が抑制された。

この大飢饉が当時のソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンによる計画的な飢餓ではないかとする議論が長年続いていた。
2006年にウクライナ議会は、「ウクライナ人に対するジェノサイド」であると認定した。
また、米英など西側諸国においても同様の見解が示されており、ソビエト連邦による犯罪行為であるとしている。

ホロドモールの主な地域は以下の通り

■ソビエト連邦のウクライナ社会主義ソビエト共和国

■カザフ・ソビエト社会主義共和国

■ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のクバーニ、ヴォルガ川沿岸地域、南ウラル、北シベリアなど


出典: 「ホロドモール」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

プーチンがウクライナに侵攻したので、かつてソ連のスターリンがウクライナで悲惨なことをしたことを持ち出したわけなのですか?

いや。。。そういうわけではないのですよ。。。ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』


『スターリン飢饉』

 

これは GOO の僕の「デンマンのブログ」のバンクーバー時間で2月28日の午前4時12分から午前10時12分までの6時間のアクセス者の棒グラフと日別・週別のランキングの記録です。。。アクセス元ページ の赤枠で囲んだ4番に注目してください…。

あらっ。。。 「#ホロドモール」で検索 したネット市民がいたのですわねぇ〜。。。

そうなのです。。。リンクをクリックすると次の検索結果が出てきます。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


『スターリン飢饉』

 

上の検索結果の中から赤枠囲んだ スターリン飢饉 を読んだのですか?

そういうことです。。。

つまり、検索したネット市民はウクライナが過去にソ連のスターリンによって大飢饉に苦しめられたことがるということを知っていたのですわねぇ〜。。。

そうです。。。実は、この記事を読んだのは新宿に住んでいる荒川恵梨香(あらかわ えりか)さんなのです。。。

 


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エリカさんは新宿で何をしているのですか?

青山学院大学に通っている女子大生ですよ。。。文学部でヨーロッパ史を専攻しているのです。。。

 


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エリカさんはヨーロッパ史を専攻している関係で、ウクライナのことにも関心を持っているのですねぇ〜。。。

そういうことです。。。で、エリカさんは記事を読んで特に印象に残ったことでもあったのですか?

次の箇所を読んで、エリカさんは共感したのですよ。。。

 

で、『Mr. Jones』という映画を観て、デンマンさんは それほど感動したのですか?

感動したと言うよりも、スターリンという人物が非人間的な酷いことをする血も涙もない冷血な人間であることを改めて知らされました。

 


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『拡大する』


『実際のページ』

赤い闇


スターリンの冷たい大地で

 


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『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(原題:Mr. Jones)は、2019年のポーランド・ウクライナ・イギリスの伝記映画。
監督はアグニェシュカ・ホランド、出演はジェームズ・ノートン、ヴァネッサ・カービー、ピーター・サースガードなど。

1930年代、スターリン時代のソビエト連邦に決死の潜入取材を敢行した実在のイギリス人ジャーナリストガレス・ジョーンズの姿を描く。

1933年、イギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズは、世界恐慌の中でソビエト連邦だけが繁栄していることに疑問を持ち、その謎を解き明かすため、当局の監視をかいくぐってソビエト連邦に潜入、ウクライナで想像を絶する光景を目の当たりにする

 

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「欠陥はあるが根源的に価値のある『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』は、困ったことに今日的な意味を持ち続けている、事実に基づいた物語を綴るために過去をじっくり調べている。」であり、86件の評論のうち高評価は84%にあたる72件で、平均して10点満点中6.83点を得ている。

Metacriticによれば、19件の評論のうち、高評価は13件、賛否混在は6件、低評価はなく、平均して100点満点中68点を得ている。


出典: 「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
フリー百科事典『ウィキペディア』

 

どうして上の映画を取り上げたのですか?

あのねぇ〜、メールにも書いたけれど、スターリンの政策でウクライナの穀物が農民から取り上げられて、大飢饉が起こったことは、最近まで歴史の本には書かれなかった。

どうしてですか?

ソ連の秘密警察が、大飢饉のことを書くジャーナリストを密かに逮捕して殺していたのですよ。。。また、海外向けのプロパガンダとして、世界恐慌から西側世界は、まだ完全に回復してないけれど、ソ連では逆に経済的に発展しているというようなデマカセを海外のメディアに盛んに流していたのです。。。そういうわけで僕が中学生時代には、世界史の授業で「ソ連は独自の経済政策をとっており世界恐慌の影響を受けませんでした。むしろ発展していたのです」と先生が教えたものですよ。。。

あらっ。。。そうだったのですか?

僕は、そういうものかと素直に信じたものですよ。。。当時は、歴史の先生までがデマカセを信じていたのです。。。

そうではない、ということを初めて世界に知らせようとしたのが上の映画の Mr. Jones なのですか?

そういうことです。。。イギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズです。。。彼は、世界恐慌の中でソビエト連邦だけが繁栄していることに疑問を持ち、その謎を解き明かすため、当局の監視をかいくぐってソビエト連邦に潜入、ウクライナで想像を絶する光景を目の当たりにしたわけです。。。

つまり、上の映画は実際にあったことに基づいて作られたのですか?

そうです。。。でも、実際には、もっとひどい状態だったのですよ。。。

現実に体験したわけでもないのに、どうしてデンマンさんは、そのように言うのですか?

僕は次のドキュメンタリーを観たのですよ。。。

 


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『拡大する』


『実際のページ』


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My Comment

May 27, 2019

Directed by Yurij Luhovy in 2010, this 76-minute documentary delves into genocide against the Ukrainian nation with declassified rare footage while interviewing survivors and historians.

The Holodomor (killing by starvation) took place in Soviet Ukraine in 1932 and 1933 that killed millions of Ukrainians.

During the Holodomor, millions of inhabitants of Ukraine, the majority of whom were ethnic Ukrainians, died of starvation in a peacetime catastrophe unprecedented in the history of Ukraine.

Since 2006, the Holodomor has been recognized by Ukraine and 15 other countries as a genocide of the Ukrainian people carried out by the Soviet government.

Amazing, shocking and heart-wrenching!


2010年にユリ・ルホヴィが監督したこの76分のドキュメンタリーは、生き残った人物や歴史家とのインタビューを通して、機密解除された希少な映像でウクライナ国民に対する大量虐殺の事実を解明する。

ホロドモール(飢餓による殺害)は1932年と1933年にソビエトウクライナで起こり、何百万ものウクライナ人が殺害された。

ホロドモールの間に、その大部分が民族のウクライナ人ですが、何百万もの住民は、ウクライナの歴史の中で前例のない大惨事の中で飢餓で死んだ。

2006年以来、ホロドモールはウクライナをはじめ​​とする15の国々によって、ソビエト政府が実施したウクライナ国民の大量虐殺として歴史的に認められている。

ビックリするほど衝撃的で、観るのに心痛を伴う記録映画です!

【デンマン訳】

 

あらっ。。。 ウクライナ人たちは強制移住により、家畜や農地や食料を奪われたために400万人から1,450万人が死亡したのですねぇ~。。。 ナチスのユダヤ人虐殺に等しい数字かそれ以上じゃないですかァ~!?

そういうことですよ。。。 アルメニア人虐殺、ホロコースト、ポル・ポト派による虐殺、ルワンダ虐殺等と並んで ホロドモールは20世紀の最大の悲劇の一つなのですよ! つまり、戦争もやってはいけないことだけれど、独裁政治というのも悲劇を生むことがこれによって充分に立証されたようなものですよ!

確かに、そうよねぇ~。。。 毛沢東の共産党独裁当時の中国「大躍進政策」(1958年~1961年)では、無謀な計画であったため、1,000万人以上の餓死者を出たのよねぇ~。。。 それに、北朝鮮でも、元BBC記者である英国のジャーナリスト、ジャスパー・ベッカーが、国連などのデータをもとに指摘しているところによると、金日成が死去した直後の1995年、国連が調査した北朝鮮の人口は2,400万人だったが、2005年には その人口は1,900万人に減ってしまった。。。 わずか10年余りの間に500万人もの北朝鮮人が餓死したのよねぇ~。。。

そうですよ。。。 戦争も、独裁政治も悲劇を生むのですよ!


『スターリン飢饉』より
(2021年7月11日)

 

エリカさんも上の記事を読んで、プーチンを始めとして、北朝鮮の金正恩や、中国の習近平の独裁政治は悲劇を生むと感じたのですか?

そういうことです。。。

ウクライナからの避難民をカナダ政府は、かなり受け入れているようですわねぇ〜。。。

そうです。。。世界中でも、カナダはそういう点で避難民には進んで手を差し伸べているのですよ。。。日本では、まず、そういうことは一番遅れてますけどねぇ〜。。。

エリカさんは、上の記事を読ん何か行動を起こしたのですかァ〜?

ユニセフでウクライナ避難民のための緊急支援活動をしているらしく、そこで寄付金を募っているそうです。。。

『ウクライナ緊急支援活動への


ご協力のお願い』

そこに少しばかりだけれど、エリカさんは寄付金を振り込んだそうです。。。

あらっ。。。えらいですわねぇ〜。。。学生さんなのに、寄付金を振り込んだなんて感心させられますわァ〜。。。

デンマンさんも、寄付金を振り込んだのですかァ〜?

僕は、何々基金という名で寄付金を集めている団体には不信感を抱いているのですよ。。。その団体で働いている悪徳な社員が、集金したお金を着服するという事件があとをたたないから。。。だから、僕は、ウクライナからの避難民がバンクーバーにやってきたら、個人的に生活を手助けしようと思っているのです。。。

あらっ。。。それも、なかなかできないことですわねぇ〜。。。

小百合さは、どうするつもりなのですか?

ネットで調べて、信用できるウクライナ避難民救済基金に、少ないですけれどエリカさんのように寄付するつもりですわァ〜。。。


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、ネットで調べてウクライナ避難民救済基金に、少しでもいいから寄付してくださいね。。。

ええっ。。。? 「そんなことは どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ?

いけ好かないお方。。。

わかりましたわ。。。

では、デンマンさんが暮らしているバンクーバーに一度も行ったことがない人のためにバンクーバーを紹介するクリップを貼り出しますわ。

ジックリとご覧になってくださいませぇ〜♬〜。

 


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世界で最も住みやすい街バンクーバー


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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。

 


(hand.gif)

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■ 『昭和の表象空間』

■ 『ズロースなの?』

■ 『焼きそばサンド』

■ 『平成の表象空間』


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■ 『かぎろい夫人』

■ 『人気の40代女性ヌード』

■ 『宗長の奥の細道』

■ 『ネットの接続が遅い』

■ 『元気に再会しましょう』

■ 『スルーパスと芦雪』

■ 『鬼怒川の洪水』

■ 『最後の焼きそばソース@パリ』

■ 『初めてのヌード』

■ 『感じていても分かってない』

■ 『おかえりなさい』

■ 『スープカレー@再会』

■ 『またカレー?』

■ 『手作り弁当@船着き場』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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■ 『盛り上がる@馬車道』

■ 『ゼリーフライ@鐘つき堂』

■ 『愛と憎しみの丸墓山』

■ 『忘れられない!』

■ 『大名行列@行田』

■ 『別れの朝も…』

■ 『婚外恋愛』

■ 『婚外恋愛と人間失格』

■ 『月夜の美人』

■ 『ふるさと 行田』

■ 『愛の偶然と必然』

■ 『田中角栄と軽井沢』

■ 『うさぎ追いしかの山』

■ 『アブラッソ不在の美』

■ 『さらに軽井沢ブーム』

■ 『バンクーバーの生活』

■ 『別れの朝に』

■ 『思い出の天の川』

■ 『隠し子』

■ 『ウィーンの空』

■ 『ハルヴァ@軽井沢』

■ 『二人の母親』

■ 『アダルトダメよ』

■ 『月の男』

■ 『アダルト駄目』


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ユダヤ人の足かせ

 

ユダヤ人の足かせ

 


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デンマンさん。。。、私は 足かせ をしている、あるいは されているユダヤ人を見たことがありませんわ。。。。


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僕も見たことがありません。。。

それなのにどういうわけでユダヤ人の足かせを取り上げるのですか?

あのねぇ〜、ユダヤ人は遠い昔から差別されてきたのですよ。。。だから、時代によると、ユダヤ人であるというだけで足かせをはめられて奴隷のように酷使された過去がある。。。

例えば。。。?

あの悪名高いユダヤ人の強制収容所に入れられてガス室で殺されるのを避けるためには、ドイツ軍の軍需品を作っている工場で強制労働に従事しなければ生き延びることができないという現実があった。。。もちろ、ユダヤ人の中にはドイツ国外に脱出した人もいたけれど。。。

。。。で、その工場では足かせをはめられたのですか?

いや。。。『シンドラーのリスト』という映画を観る限り、足かせははめられていないけれど、強制労働には違いないのですよ。。。生き延びるために、強制労働に従わなければならなかった。

 

 

ナチスドイツのユダヤ人虐殺もそのユダヤ人差別の典型的な例ですか?

そうですよ。。。

でも、現在では、そういう差別はないのではありませんか?

いや、ナチスドイツが消滅してからもユダヤ人差別というのはなくなってないのです。。。

そうなのですか?

例えば、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて観た映画の中にもそういう差別が出てくるのですよ。。。

 


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『拡大する』


『実際のページ』

 

あらすじ


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世界的に知られた映画監督ジョン・ウィルソンは、友人で若手脚本家のピート・ヴェリルと共に新作映画の撮影のためにアフリカに向かおうとしていた。

しかし、ウィルソンは自分のやり方にこだわるあまり、プロデューサーのランダースや出資者たちから無事に映画を完成させられるのか不安視される。

また、自分が書いた脚本の「最後に主役とヒロインが死ぬ」という結末を巡り、ピートとも意見の対立が起きる。
最終的にピートが折れるが、当のウィルソンは撮影よりもアフリカでの狩猟に関心が向けられていた。

スタッフやキャストに先立ちアフリカ入りしたウィルソンとピートは、ホテルの従業員たちと交流して過ごす。
ある日の夜、ウィルソンはレストランで出会った女性マーガレットを口説いていたが、彼女はユダヤ人であるピートの前でユダヤ人を侮辱してしまう。


ウィルソンの制止を聞かずにユダヤ人を侮辱し続けるマーガレットに対し、ウィルソンは「あなたは最低の女性だ」と激怒して追い返してしまう。

ピートはウィルソンに感謝し、二人はレストランを出ようとするが、白人のホテルマンがミスをした黒人従業員を殴りつける場面を目撃し、激怒したウィルソンはそのホテルマンに決闘を挑む。

ウィルソンは袋叩きに遭って部屋に運び込まれるが、ピートに向かい「正しいと思ったことは行動に移すべきだ」と満足げに語りかける。

翌朝、ウィルソンはピートを連れて、地元ガイドのキブと共に狩猟に向かう。
狩猟を好まないピートは途中で同行を止めてしまうが、ウィルソンはキブと共に念願の象狩りに向かう。

白人ガイドと共に残ったピートは遠くから象を観察し、自然の雄大さに感動を覚える。
一方、ウィルソンは象の群れに遭遇して狩りを始めようとするが、ガイドに危険性を訴えられ、狩りを断念して引き返す。

ウィルソンは引き続き象狩りを行おうと計画するが、ランダースがスタッフ・キャストを連れて到着することを知ったピートは撮影に戻るように説得する。
しかし、ウィルソンは聞き入れようとしないため、怒ったピートはロンドンに戻ろうとする。

ランダース一行が到着し、ピートは彼から説得されてアフリカに留まることになる。
その夜、ウィルソンは仕留めた動物の肉料理で撮影隊を歓迎する。

ランダースは狩猟を止めて撮影に入るように説得するが、ウィルソンは狩猟を優先する考えを変えようとはしなかった。
翌朝、ウィルソンはようやく撮影を始めようとするが、雨が降り始めてしまい中止となる。

雨が数日間降り続けることを知ったウィルソンは、キブを連れて象狩りに出かける。
雨が止んで撮影が再開されようとしたが、そこに「近くで象が見つかった」と知らせが入り、ウィルソンは撮影を放り出して再び象狩りに向かってしまう。

ウィルソンは至近距離から象を撃とうとするが、象の気迫に圧されて射撃を止める。
しかし、子象を守ろうとした母象に襲われそうになり、ウィルソンを守ろうとしたキブが犠牲になってしまう。

ショックを受けたウィルソンは撮影現場に戻り、キブを失った家族が悲しむ姿を目の当たりにする。
ウィルソンは「君の言う通り、あの結末は暗すぎる」とピートに告げ、撮影を再開させる。

 


出典: 「ホワイトハンター ブラックハート」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デンマンさんは1月11日に観てコメントを書き込んだのですわねぇ〜。。。

そうです。。。

。。。で、ウィルソンがナンパしようとしたマーガレットはどのようにユダヤ人を侮辱したのですか?

そのシーンを見てください。。。

 


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Because the Jews in London were awful.


ロンドンに住んでいるユダヤ人ってひどいものだったわ。


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They ran the black market. And they didnt’t go into the army.


彼らは闇市を開いて金儲けをし、軍隊に入ろうとしなかったわ。


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And when they did, they got themselves cushy jobs.


軍隊に入ったとしても、楽な仕事を選んだのよ。


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I’m talking about the kikes in Soho.


私はソーホーのユダヤ人(蔑称)のことを言ってるの。


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And I’m a kike.

That’s right, dear.

ピート:俺はユダヤ人なんだよ。

ウィルソン:そうなんだぜ、マーガレット。

 

この会話の中でマーガレットが使った the kikes というのがユダヤ人の蔑称なんですよ。。。つまり、マーガレットはユダヤ人に対して明らかに差別的な偏見を持っている。。。

デンマンさんはユダヤ人に対して偏見は持ってないのですか?

僕が日本で暮らしていた頃、差別や偏見は中国人や韓国人、部落民に対して向けられていたのですよ。。。当時、戦後の日本ではユダヤ人は、殆どの日本人にとって、全く見たこともない未知の人種でした。。。だから、僕は中学生になる頃までユダヤ人に対して欧米人が差別的な偏見を持っているとは知らなかった。。。映画の中でユダヤ人に対する差別や偏見があることを知ったのですよ。。。ナチスドイツのユダヤ人虐殺の記録映画がそのいい例です。。。ジュンコさんはどうでした?

私は小学校はカナダの学校でしたから、ユダヤ人に対する偏見は友達から聞かされていましたわ。。。

どうしてユダヤ人が嫌われるのか? そのカナダ人の友達はジュンコさんに何と言ったのですか?

キリストが磔(はりつけ)にされたのはユダヤ人のユダが お金をもらって裏切り、キリストをローマ人の役人に引き渡した。。。それ以来、2000年にわたってキリスト教信者の間ではユダヤ人が嫌われているのだと言ってましたわ。。。デンマンさんは、どのように聞かされたのですか?

僕のカナダ人の友達は、「アイツラは選民思想を持っていて、自分たちユダヤ人だけが神に選ばれた特別優秀な民族だと思っている。 ヒトラーはアーリア人種だけが素晴らしいと信じていたので、それに反する選民思想を持つユダヤ人を虐殺したんだ」と説明しましたよ。。。

本当はどうなのですか?

僕がヒトラーのドキュメンタリーを見たら、第一次世界大戦にドイツが負けたのはユダヤ人のせいだとヒトラーは信じていた。。。それでユダヤ人を虐殺したのだと説明していましたよ。。。でも、ヒトラーがドイツで政権を握る前にも、ユダヤ人虐殺は行われていたのです。。。

どこで、その虐殺は行われたのですか?

ロシアですよ。。。その虐殺や差別は「ポグロム」と言われています。

 

 

でもねぇ〜、こういう虐殺はユダヤ人に対してだけ行われたわけじゃない。。。例えば、トルコではアルメニア人に対して虐殺が行われた。。。最近、アルメニア人に対して行われた1910年代の虐殺に基づいて作られて映画を観ましたよ。。。

 

 

1923年の関東大震災の時には、朝鮮人が井戸に毒をまいているという根拠のない噂に基づいて多くの朝鮮人が自警団や警官によって殺されてしまった。。。

 

 

また、ボスニアでは1990年代に、民族の間の争いや宗教の違いが基でセルビア系の住民がイスラム教徒を虐殺した。。。

 

 

ミヤンマーではイスラム教徒のロヒンギャーにたいする虐殺が起こっている。。。

 

 

また、中国ではウィグル族に対して虐殺や、収容所に隔離して強制的に臓器を摘出したりしている。。。

 

 

ユダヤ人に限らず、根拠のない差別や偏見や噂に基づいて虐殺は、多くの民族の間で起こっているのですわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。好き嫌いは誰にでもあるけれど、民族の間の好き嫌いは虐殺に発展しかねない。。。

どうすれば、民族の間の戦いや虐殺が無くなるのでしょうねぇ〜?

歴史は繰り返すと言うけれど、歴史から学ぶ以外にないでしょう。。。宗教にハマって狂信的に自分の宗教だけに固執すると、十字軍やジハードと言った狂信的な行動に走る人が出てくる。。。

宗教を越えてお互いに仲良くすればいいのですわねぇ〜。。。

言うは易し行うは難しです。。。でも、お互いに理解して仲良くする以外にないでしょう。。。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、人種的な偏見は持っているでしょう!?

誰もが持ってますよねぇ〜。。。

でも、仲間を集めて虐殺するような過激な行動には出ないでくださいねぇ〜。。。

ええっ。。。 「そんな事はどうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。

天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

藤原鎌足と長男・定慧

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が


どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?

マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?

ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
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じゃあね。バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、


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